金曜ロードショー
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バンテージ・ポイント
9/10 (金) 21:00 ~ 22:54 (114分)
日本テレビ系列 (地上波) 映画 / 洋画
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
アメリカ大統領が狙撃された
一瞬の出来事を8人の目撃者の視点で多角的に綴り、徐々に真相に迫っていく。
その斬新でスリリングな構成で話題となった「バンテージ・ポイント」が地上波初登場。
画面の隅々にまで伏線が張り巡らされた推理劇と手に汗握る迫力のカーアクションに、ハラハラドキドキが止まらない
舞台となるのは、街並みの美しさが世界遺産にも登録されたスペインの古都・サラマンカ。
四方を壁に囲まれたマヨール広場で、大統領狙撃事件が発生。
まず、全世界に中継されているテレビ映像を通して、現場周辺の状況や事件の全体像が提示される。
その後、大統領を警護していたシークレットサービス(デニス・クエイド)、いわくありげな地元の警官(エドゥアルド・ノリエガ)、偶然居合わせたアメリカ人旅行者(フォレスト・ウィッテカー)という3人の目線で事件の「謎」が浮き彫りに。
そして、大統領本人(ウィリアム・ハート)をはじめとする事件の当事者によって、衝撃の「真実」が明かされていくのだ。
大統領暗殺の瞬間までの20分余りを、登場人物それぞれによる別々の体験として描き出していく手法がユニーク。
ニュース映像らしく様々な角度のカメラを切り換えつつ客観的に事件を見せるオープニングから、ハンディカメラで映像を動かして登場人物の心の揺れを表現したり、ビデオカメラの表示をそのまま生かした「生」っぽい映像を使用したり。
観客を飽きさせることなく1つの事件を繰り返し見せていく仕掛けがお見事。
タイトルの「バンテージ・ポイント」とはある人物の「視点」といった意味だが、「視点」が切り替わるたびに少しずつ新しい事実が明らかになっていく展開にグングン引き込まれる。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
テロ撲滅サミットが開催中のスペイン・サラマンカ。
町の中心にあるマヨール広場は、アメリカ大統領、アシュトン(ウィリアム・ハート)による会見を前に、異様な空気に包まれていた。
大統領を歓迎する人々と、反米のデモ隊、そして異常なほどの警備の人員。
アメリカの放送局のプロデューサー、レックス(シガーニー・ウィーヴァー)は、その会見の中継を担当。
会場に配置された数々のカメラに指示を飛ばし、万全の態勢を整えていた。
そして会場にアシュトン大統領が到着。
その映像に映ったシークレットサービスのバーンズ(デニス・クエイド)の姿に、レックスはビックリ。
バーンズは1年前に起こった大統領暗殺未遂事件で大統領の身代わりになって撃たれ、大怪我を負っていたのだ。
壇上のアシュトン大統領が挨拶を始めようとした瞬間。
会場に一発の銃声が鳴り響き、大統領を撃ち抜いた。現場がパニックになる中、レックスは冷静な報道をしようと努めるが、その直後、広場で大爆発が起こる。
カメラに映るのは、爆風に飛ばされ血まみれになった同僚の姿。
耐えきれなくなったレックスは、遂に中継車のモニターをオフにした。
その23分前。
バーンズは大統領警護のため、広場へ向かう車に乗り込んでいた。
1年前の狙撃事件以来の現場に緊張を隠しきれないバーンズ。
同僚のテイラー(マシュー・フォックス)は、バーンズを補佐するように行動を共にしていた。
会場でバーンズは、広場後方の部屋のカーテンが揺れているのを発見。
思いすごしかと判断を迷っている矢先、大統領が銃撃される。バーンズは直後に壇上に駆け上がってきた男・エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)を確保。疑惑を覚えていた部屋に向かおうとするが、彼が再び判断ミスを犯すことを恐れたテイラーが、その部屋に向かうことに。
事件の全体像を把握する必要性を直感したバーンズは、レックスのいる中継車へ。
事件前後の映像を確認していると、思いがけない事実を目にすることに!
キャスト
デニス・クエイド
マシュー・フォックス
フォレスト・ウィッテカー
シガーニー・ウィーヴァー
ウィリアム・ハート
アイェレット・ゾラー
エドガー・ラミレス
サイード・タグマウイ
エドゥアルド・ノリエガ
<監督>
ピート・トラヴィス
<脚本>
バリー・L・レヴィ
見逃さないようにしなくちゃね
楽しみ。
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