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上海にディズニーランド建設が決定!

2009年11月16日 | 社会
          


    

  

       紅葉情報

                                                      



 上海で、日本、香港に続いてアジア3か所目となるディズニーランド(DL)の建設が決定した。

 東京ディズニーリゾート(TDR)は現在、中国人旅行客の日本旅行ブームの恩恵を受けているが、2014年にも開業する上海DLは、アジア圏における強大なライバルとなりそうだ。

 TDRの外国人入園者は年間約80万人。
中国人はその相当数を占めるとみられる。日本政府は、一定の制限を設けている中国人への観光ビザ発給について、一層の緩和策も検討しており、今後数年で、TDRを訪れる中国人はさらに増えると予想される。

 しかし、上海DLが開業すれば、これまでは日本や香港の「迪斯尼(ディズニー)」を訪れていた中国人が、ビザ取得の手間がかからない国内へ流れることは必至だ。
中国大手の中国青年旅行社上海支社は読売新聞の電話取材に、「TDRへの来園は減る」と断言。
県商工会議所連合会の千葉滋胤会長も「影響は避けられないだろう」と予測する。

 TDRを運営するオリエンタルランド(浦安市)の鈴木茂・常務執行役員は5日、「上海の具体的な計画を把握しておらず、どんな影響があるかはまだ分からない」と語った。
2005年の香港DL開業の際は、「大きく影響はしなかった」とも強調した。

 ただ、上海DL開業の「衝撃度」は大きい。
中国の報道によると、上海の開業面積はTDRの約200ヘクタール(ホテル、商業施設含む)より小さい約150ヘクタールながら、地元政府の強力な後押しもあり、将来の拡張も見込んで約400ヘクタールの広大な用地が準備されるという。
香港DLは約126ヘクタール、テーマランドはわずか4か所という規模から、業績が伸び悩んでいるのが現状だ。

 香港側も戦々恐々だ。5日付の香港紙・明報は、中国本土の旅行客を中心に、入園者の15%が上海に流出するとの試算を示した。
筆頭株主の香港政府は、テーマランド3か所を増設する計画を前倒しする対抗策を打ち出している。

 一方、「上海でディズニーの魅力を知り、TDRを訪れようという人も出るはず」(中国の旅行関係者)との見方があるのも事実。
千葉会長によると、オリエンタルランドの加賀見俊夫会長は「サービスとホスピタリティーの質でリピーターを増やす努力をしている。(上海に)負けるはずがない」と話しているという。


上海ディズニーランド決定、TDRの脅威に?
社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)





                




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