107人が死亡した2005年4月のJR福知山線脱線事故から25日で4年となるのを前に、読売新聞が遺族と負傷者を対象に実施したアンケート調査で、回答した遺族の8割が今も心身の変調を自覚していることがわかった。
今も日常生活に支障を来す人も多く、事故の深い傷跡を改めて浮き彫りにした。
調査は3~4月に面談による聞き取りと郵送で行い、犠牲者42人の遺族計50人と負傷者66人から回答を得た。
遺族のうち、心身の変調を抱えているのは40人(80%)で、うち14人は「日常生活に支障や影響がある」と答えた。
負傷者は、4割の29人が体の後遺症に苦しみ、心の傷の回復について、2割の14人は「事故直後と変わらない」「専門家のケアを受けている」と答えた。
4年が経過しても、JR西日本との補償交渉を終えたのは12遺族だけで、ほぼ半数は「見通しが立っていない」と答えた。
同社への要望では、遺族の過半数の31人、負傷者の8割にあたる54人が「安全性向上の推進」とし、事故の風化を防ぐ方法では、遺族、負傷者ともに4割が「事故車両の保存・展示」を挙げた。
福知山線事故、25日で4年…遺族の8割「今も心身に変調」
社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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今も事故による肉体的、精神的後遺症に悩まされている方には、
傷が少しでも癒やされることを願い、
改めて、事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
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