魔法の薬？

一粒飲んだら奇跡が起こるような魔法を期待して
レメディーを飲みたい気持ちは私も同じです。

ホメオパシーの本を読むと、そんな魔法のような話が載っていたりします。
それは嘘ではないけれど、どんな場合でも魔法のような奇跡が起こるわけではありません。

そんな事が起こったとしても、起こるべきことが起こるだけで、
それを常識から考えると驚くような奇跡に感じるだけの事です。

レメディーを一粒飲んだら、嫌な症状も煩わしい感情も、辛い事も、全てが良くなり、
幸せいっぱいの夢のような生活になるとしたら、実はそれは怖い事だったりします。

おとぎ話には終わりがあるけど、現実には終わりはないからです。

もしも夢のような事が起こったとしたら、その夢のような生活を続けて行くのは自分です。
それじゃあ、その夢のような暮らしをする自分に今の自分がなったら良いんじゃない？と思われる方！
そういう人に奇跡のような事は起こるんじゃないかと思っています。

急性症状に対して使うレメディーは、本当に目の前で奇跡のように感じるような出来事を体験する事もしばしばあり、
魔法の薬のように感じる事もありますが、全ての症状に対して、同じように急速に目を見張るような効果があるわけではないのです。

その人に合った速度とタイミングで改善に向かっていく歩み方をしていくという事の方が、
一粒で劇的な改善をするということよりも奇跡的な事なのかも知れないと思ったりします。

一点に対して起こる事だけではなく、周囲の環境にまで影響を及ぼし
自分のいる環境が良い方向に動き出すからです。
そう考えると、やっぱり魔法の薬なのかもしれませんね
ピッタリのレメディーが見つかればの話ですが・・。