月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

96.加西市の神輿文化(月刊「祭」2019.6月6号)

2019-06-08 16:51:46 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-
加西市の祭文化といえば、龍王舞や鶏合わせ、黒の屋台に着物といった北条節句祭を思い浮かべる人が多いと思います。
もちろん管理人もそのうちの一人です。

ですが、それ以外にも加西市独特の風習を見ていきたいと思います。

●ヨイヤッサーヨイヤッサー ヨイヤサーサー
加西市泉町内の神社では子どもの神輿を担ぐ時は「ヤンチキドッコイショ」のない掛け声をかけるそうです。

●七つの神輿
加西市池上町の日吉神社では、現在は六基、元々は七基の神輿がでていました。滋賀県大津市坂本の日吉大社と同じく七基です。池上町の日吉神社で七基の神輿が出るのは、日吉の神は七神が基いることと、この地域が大工の村であることによるものと考えられます。

●神輿
この写真は加西市中野にある稲荷神社です。



本殿の彫刻も見事です。


十二支の彫刻



そして拝殿


何かがみえます。











棒が出ています。



神輿です。


このように拝殿に神輿を収蔵する箱を吊るしてそこに保存するという方法をとる神社が加西市にはいくつかありました。
これもまた、一つの知恵と言えるでしょう。

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