3月17日（火）
巷では桜の開花のたよりが届き始め、本格的な春の訪れを感じる季節になりました。
とはいえ、新型コロナウイルス感染者拡大は世界的な広がりが止まらず、お花見の自粛要請も出るのではないかと、心配になります。
障害者放課後デイサービス内装工事
今日は久しぶりに工事のブログです。
とある医院の治療スペースだった居抜きのテナントスペースを、障害を持った児童の放課後デイサービス施設に変更する工事をさせていただきました。
こういった施設は役所の許認可事業になるため、毎月の届け出の期限が定められており、工期が少しでも伸びると、開業が1ヶ月伸びてしまいます。
当初、4月の開業を目指されていましたが、テナントの受け渡しや諸事情で4月の期限には間に合わないということで、5月の開業に向けて準備を進めていました。
それでも、解体工事から完了引き渡しまで約3週間というタイトな工期でしたが、何とかギリギリ消防検査も完了し、届け出期限に間に合わすことができました。
スタートは全くの居抜き状態でした。
そこから、まずは不要な部分の解体工事を行い、新設する間仕切り壁を施工していきます。
訓練指導のスペースを囲むように、面談室や静養室、倉庫などの必要なスペースを間地切っていきます。
今回は工期が無いため、既製品の内装ドアを使用しましたが、当初選定していたパナソニック製の内装ドアは、新型コロナウイルスの影響で納期が確定できないということで、急遽メーカーを大建工業に変更して同等品を手配しました。
それでも、通常なら枠材とドア本体は同時に納入されるのですが、今回は取り急ぎ枠材だけが先に納入され、どうにか工事を進めることができました。
枠材を納めると、石膏ボードを張っていきます。
今回は工期短縮のため、枠材が入荷するまでの間に、干渉しない部分を先行して石膏ボードを張っていって、少しでも工期を稼ぐ作戦です。
石膏ボードの施工が終わると、可動棚を設置したり、造作の下駄箱も大工施工しました。
ベテラン大工と、弊社若手の社員大工が協力して組上げていきます。
ひと通り大工仕事が終わると、塗装工事を行い、壁のクロスを貼って、最後に床のCFシートを貼っていきます。
塗装屋さんとクロス屋さんの工程は写真がありませんm(__)m
床屋さんの施工風景です。
まずは位置を合わせながら、壁際をカットして合わせて、シートを半分めくりあげ、接着剤を塗ります。
シートを貼る接着剤を塗り広げる姿が、さすが職人です！
接着剤を塗った半分を貼り付けて、残りの半分にも接着剤を塗り広げて、残りの半分も接着していきます。
この内装仕上げ作業が完了したら、電気屋さんに照明器具等を取り付けてもらって完成です。
この広いスペースで、運動したり、遊んだり、いろんな訓練を行います。
下駄箱や可動棚もきれいに納まりました。
事務所スペース
面談室
給湯室
キッチンの上の棚はサービスで取付
トイレもきれいになりました。
設備屋さんが早めに手配してくれていたので、無事に便器が間に合いました。
現在、コロナウイルスの影響で便器は全く手に入りません。
倉庫にも棚板をサービス
視覚になるところは、カーブミラーを取り付けました。
年度末で、新型コロナウイルスの影響もありながら、協力業者の皆さまのお陰で、タイトな工期だったにもかかわらず、無事にお引渡しできたことに感謝です！
障害を持った子供たちが、のびのびと楽しく過ごせる施設になるといいですね！
今回のお客様は、設備屋さんのご紹介でご縁をいただきました。
数あるお知り合いの業者の中から、弊社にご紹介いただいたことは本当に嬉しく思います。
関わる全ての皆様に感謝いたします。
経営理念 「私たちは、関わる全ての人の幸せと、暮らしの安心を提供します。」
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