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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

今江室内練習場造って   

2007-12-31 13:55:24 | 実感・選手名鑑

今江室内練習場造って   12.25.スポーツニッポン(概略)

イブ更改でサンタにお願い!ロッテ・今江敏晃が千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、席上で球団側に「室内練習場の新設」を要望した。

「お金の話はすぐに終わり。室内練習場を球場の近くに造ってほしいとお願いしました」。今季は右手有鈎(ゆうこう)骨の骨折で約2カ月の戦線離脱。

300万円減の7300万円に納得してサインし、残りは室内練習場の話題に時間を割いた。

現在の練習場は球場から車で15分ほどの距離にあり「試合後に打ち込みをしたくてもできない。選手間でもそういう話が出ている」と訴えた。

狭間信幸球団部担当部長も「できるだけ早く造りたい」と前向き。千葉マリンは土地が千葉県、建物が千葉市の所有で、今後はまず千葉県側との交渉が必要になる。

「条例などあるが、これからもお願いしていきたい」と狭間部長。室内練習場というビッグなクリスマスプレゼントは届くか。

<感想>

今江敏晃も自立する選手の1人になったようだ。

自分のことだけでなく、チームメイトも含めたレベルアップのために、室内練習場の改革を提言したようだ。

年俸更改でその額だけを主張する選手の多い中で、チームのことを考える選手は少ない。

年俸1億円以上の選手は、そのチームの成績にもある程度の責任感を持って欲しい。

今江敏晃は、7300万円だが、来季は、TSUYOSHIに迫れ、それだけの成績を収め、チームリーダーの1人になってくれ。

来季のチームリーダーは、投手では、小林宏之・清水直行・渡辺俊介・小野晋吾。野手では、福浦和也・TSUYOSHI・堀幸一。

選手の年俸配分から、チーム力状況がある程度予測できる。

1億円以上プレーヤーの人格を含めたリーダーシップ力が、重要なポイントとなる。

優勝したチームでは、5000万円以下の選手が大活躍する。千葉ロッテ優勝時の大活躍のTSUYOSHI・今江敏晃か1000万円台の年俸だった。

昨年の日本ハムで大活躍したのは、低額年俸の森本・田中賢らだった。1億円以上はは、投手・金村。野手稲葉くらいだったと思う。

今年でもチームリーダーであった稲葉は当然だったが、森本・田中賢・らは、1億以下だった。

いずれも、1億円プレーヤーが数人で、チームを引っ張っていたのだと思う。
来季は、武田久・ダルビッシュ。稲葉・森本・・・・この4人がチームリーダー・・・強そう。

今季の千葉ロッテは、残念ながら1億円以上のチームリーダーで大活躍できなかった選手が数人いた。

しかし来季は違う・・・・チームの年俸構成が、優勝チーム・日本ハムに近い千葉ロッテは、チームリーダーとキャプテン・里崎智也を中心にチームが一丸となる・・・・来季楽しみだ。

巨人のように1億円以上プレーヤーが、きら星のごとくいるチームは、強いのか。来季が楽しみだ。

もっとも小宮山敗戦処理手当

2007-12-27 04:01:53 | 実感・選手名鑑

もっとも小宮山敗戦処理手当  12.26.スポーツニッポン(概略)

球界きっての理論派が“勝訴”した。小宮山悟が、千葉市内の球団事務所で3度目の契約更改交渉を行い、1000万円増の4200万円でサイン。

これまで球団側と意見が対立していた敗戦処理の評価について「賛同を得た。主張が認められたと思う」と満足げな表情で話した。

今季の登板数は自己最多の41試合。大きくリードされた場面での敗戦処理もあったが、小宮山は「勝った試合、負けた試合ではなく、試合は試合だから」と主張。

この日、初めて同席した瀬戸山球団社長から「お前の言っていることはもっともだ」との言葉を引き出した上で、前回より200万円を上積みさせた。

瀬戸山社長は「負け試合だからどう、という評価はしていない。それらを整理して新しい額を提示した。

彼はロッテにとって、いろいろな意味で特別な存在だから。」

一方、ブルペンで若手の教育係も任された42歳は「義務感、使命感が生まれつつある。

あと何年できるか分からないが、今まで以上に1日1日を大切にしたい」と17年目のシーズンへ決意を新たにしていた。

<感想>

小宮山悟の主張うは当然と思うが、それはまだ、選手としての考え方だ。

瀬戸山社長をはじめとする球団の方々もコーチ・選手諸君も、しっかり考えてみてください。

ファンはどう考えているのかを?

私個人の意見ですが、ゲームごとに敗戦には原因がありますね。監督・コーチ・選手は、当然考えますよね。

私は、皆さんがチームとして何を考え、その原因対策をどうしたのか、次の試合を見て判断します。楽しみます。・・・それを見ているのです。

敗戦処理といわれる投手が、如何にがんばるかが、第1の対策だと思います。

「敗戦処理」ではない、次試合のための助走だから、私は9回の試合終了まで、じっくり見ていきます。

超大量失点の敗戦試合いもいくつかありますが、その時の投手陣が、次の試合でどう活躍するのか。それを見ています。

私には、特に敗戦ポイントとなった選手を、注目しチームがどう支えるか。それを応援しながら見たいのです。

バレンタイン監督は、ちょっぴりミスは、見逃しますね。先発選手の責任感を明確にしてますね。それが千葉ロッテの野球であるし、それが魅力です。

優勝したシーズンを思い出します。前日3安打した里崎智也を先発させず、橋本将を起用し、橋本将が打てなくても、里崎智也に変えない。

その試合のリードをお前に任せたということが、我々にも分かります。

好調・里崎智也は、当然出場したいと思っていると思いますが、外から試合の流れを見ることも、練習だと指令しているように、見えました。

そして、先発投手は5回以上投球するのが当然だ。という采配・・・先発投手の責任感を養成しているようです。多少得点されても、5回まで投球させる。

観客の1人かも知れませんが、そんなことを考えています。勝利の試合も、敗戦し合いも、9回裏まで、じっくり見ます。応援します。

そんなファンのいることも、忘れないで欲しい。

今季の清水直行や渡辺俊介の5回以前の交代は、大ショックでした。あのベテラン2人が・・・どうして?

巨人の野球は、ちょっぴりミスも許さない「管理野球」では、チームを支える主力選手は育たないと思う。

今季も他球団の主力選手を集めている・・「・勝てばいい」・・・こんな品格のない野球は、して欲しくない。ということは、優勝させてはならない。

小宮山悟がんばれ・・・。若手投手は、ベテラン小宮山悟に活躍させないようがんばれ。


早川大幅アップオムツ大量購入

2007-12-23 21:52:36 | 実感・選手名鑑

早川大幅アップオムツ大量購入  12.5.スポーツニッポン(概略)

今季オリックスから移籍しチームトップタイの133試合に出場した千葉ロッテの早川大輔が、2600万円増の年俸4800万円でサインした。

自身初の規定打席到達に加え、パ・リーグ記録タイの3試合連続三塁打、16盗塁、ヘッドスライディングなど“熱血プレー”が評価された。

「来季は30盗塁し盗塁王争いをしたい。増額分で(10月に生まれた長男の)オムツを大量購入します」と笑顔。公私ともに充実したオフを迎える。

<感想>

早川大輔は、小野晋吾・大塚明・清水直行・福浦和也と同じ年令。32才。

年齢的にはチームのリーダーの役を担って欲しい。千葉ロッテの野手のリーダーは、同じ年の大塚明・福浦和也や、1才下のキャプテン・里崎智也とサブロー。

彼らと共に、チームを引っ張っていって欲しい。

そして来季が終わったら、年俸1億円を目ざして欲しい。

家庭は大事だが、来季は、打って・走って・守ってチーム優勝に貢献して欲しい。

成瀬338%増7000万円

2007-12-21 11:04:15 | 実感・選手名鑑
成瀬338%増7000万円   12.19.スポーツ報知(概略)

12.18. 今季、防御率(1・817)と最高勝率(9割4分1厘)の2冠を獲得した成瀬善久が、契約更改に臨み、タイトル料1000万円を含む5400万円増の7000万円でサインした。

来季は2冠防衛に加え、最多勝奪取を宣言。ライバルの日本ハム・ダルビッシュ、西武・涌井を退け“投手3冠”を狙う。

常勝左腕が“日本一”の評価を受けた。現時点で今オフ12球団NO1のアップ率となる338%増に「想像通り」と笑顔。

千葉ロッテでは1994年の榎(377%増)に次ぐチーム史上2位の上昇率となった。来季は背番号を「60」から「17」に変更する。

涌井に1勝及ばず最多勝を逃した左腕は「あと1つで取れなかったので最多勝を取りたい」と、新背番号の17勝をノルマとした。

最多勝だけでなく「負けないイメージは維持したい。防御率も2点台には」と防御率、最高勝率を含む3タイトルに照準。

3冠が実現すれば、今季、わずかな差でダルビッシュに譲った沢村賞にも手が届く。

12月に北京五輪アジア最終予選を経験した成瀬善久は、来季に向けて「予選で精神力を鍛えたので大丈夫。

負けた試合にプレミアが付くと思わせたい」と自信を見せた。

日本代表ではダルビッシュ、涌井と“3本柱”を形成。ライバルとしのぎを削りながら、2008年も常勝ロードを突き進む。

●寮の食環境改善を要求 成瀬善久が寮の食環境の改善を要望した。寮生のために「ナイター後に食事ができる場所がないので何とかして」と球団に訴えた。

自身は年内に退寮予定。「作れるのはおかゆだけです。勉強していきたい」と新生活を見据えた。

年俸の使い道については、来季からポケットマネーで“成瀬シート”を購入する方針。さらに「あと2年くらいで両親に家を建ててあげたい」と夢を掲げた。

<感想>

ようやく一人前の投手となった感じだ。

昨年の終盤から、成瀬善久は今季を予感させたが、ヒーローインタビューがお粗末だった。

場内でのテレビのヒーローインタビューは、聞いてるこっちの方が、身内でもないのに緊張した。セレモニー終了後、投手はマッサージするらしい。

千葉マリンスタジアム正面の小舞台で、成瀬善久をみんなは待っている。

やって来た成瀬善久は、マウンド上とは全く違うキャラだ。その頃の成瀬善久は、「田舎の好青年」といった感じで、インタビューにちゃんと答えられなかった。

今季はその経験が生かされ、堂々とした話ができるようになった。
あの場面が、遠い彼方のような感じがする。

来季もがんばってくれ。インタビューテクニックは、今の程度でOK.これ以上うまくならなくてもいいと思うが、投球術はステップアップしてください。

ジョニー男泣き現役に別れ

2007-12-19 13:49:51 | 実感・選手名鑑

ジョニー男泣き現役に別れ 12.13.スポーツニッポン(概略)

12.12. ジョニーが13年間の現役生活に別れを告げた。千葉ロッテを戦力外となった黒木知宏投手(34)が、都内で会見し、現役引退を表明した。

10月2日の戦力外通告から71日。他球団からのオファーはなく、強く希望していた現役続行を断念しユニホームを脱ぐ。

闘志を前面に出した投球スタイルで一世を風びした“魂のエース”は、今後は解説者として野球の魅力を伝えていく。

さわやかな笑みを浮かべて会見場に現れた黒木知宏の顔が、みるみるうちに紅潮していった。感謝の気持ち、悔しさ…。

口調こそ終始穏やかだったが、目を真っ赤に腫らしてプロ生活を振り返った。

「プロ選手として(他球団から)興味を示していただけなかったのは、やはり僕の力不足。

13年間、素晴らしい経験をさせていただいた。決断に悔いはない。やり残したことはありません」

右肩を痛めた2001年以降は右ひじ痛も発症して満足のいく成績が残せていなかったものの、今季はイースタン・リーグで32試合に登板。

1年間故障なく投げ続けて復活への手応えをつかみつつあっただけに、戦力外通告直後も現役続行に強い意欲を示していた。

千葉マリンなどで調整を続けながらオファーを待つ日々。しかし、声を掛けてくれる球団は現れなかった。

「いろんな選択肢の中から1つ消え、2つ消えという中で、残された選択肢の中に引退がありました。」

視野に入れていた海外挑戦も、浪人も現実的ではないと判断。「ここ2、3日で(引退を)決めた」と説明した。

1998年に最多勝、最高勝率のタイトルを獲得するなどエースとして活躍した男が迎えた“終戦”。

一番の思い出には、今や語り草となった1998年7月7日のオリックス戦(GS神戸)を挙げた。

9回2死から同点本塁打を浴び、チームの17連敗に泣き崩れたあの試合だ。

「財産にしなきゃいけない。野球の素晴らしさ、怖さをいろんなところで発信しないといけない。」

勝つ喜び、そして負ける悔しさ。黒木知宏だから伝えられることがある。それが新たな使命。34歳の誕生日を迎える13日から第2の野球人生が始まる。

何度も報道陣に頭を下げた黒木知宏は、最後は笑って会見場を後にした。 

<感想>

黒木知宏・・・ご苦労さん。我々は、あの厳しい時代をがんばった君の勇姿を、忘れない。

背番号54は、忘れられない。

千葉マリンスタジアムでは、今でも「54・KUROKI]のレプリカユニフォームが歩き回っている。

私は、1998年7月7日のオリックス戦(GS神戸)17連敗の翌日のゲームをを観戦した。

黒木知宏のあの涙・叫びを千葉ロッテの選手たちが、活かして戦ってくれるだろうと期待し、グリーンスタジアム・3塁側内野席で応援しようと行った。

内野席はがらがら・・・・数人が、あっちこっちに散らばって座っているだけ・・・・。

レフトスタンドの片隅で、一生懸命応援する集団が見えた。その日は、残念ながら・敗戦・・・18連敗。

翌日は、当然・レフトスタンドへ・・・。千葉ロッテの応援は、テンポが速くバライティーにとんでいる。おじさんは、ワンテンポ遅れでついていった。

「勝った」スタンドは、狂喜乱舞って感じだった。

黒木知宏の情念は、この時開花したと思った。黒木知宏が、18連敗で千葉ロッテを復活させたのだと感じた。

前にも書いたが、グラウンドを去る選手の多くは、レフトスタンドを見ながら、ダグアウトに消えていった・・ところが、1人の選手は、我々に最敬礼して去った。

遠くだったので誰がそうしたのか・・・わからない。目が潤んで見えなかったのかも知れない。

感動した・・・。現在はバレンタイン監督を中心に、スタンド挨拶は常識になっているが、その頃は、選手とファンは一体化していなかった時代だから、感動した。

・・その時・私は「黒木知宏の悔しさ」を共有できたと思っている。忘れないぞ。

もうひとつ、黒木知宏・他チームへいかないでありがとう。

来季の千葉ロッテは、君の戦う姿勢を身につけた選手たちが、きっとがんばってくれるだろう。


成瀬新球&17で来季も負けん  

2007-12-19 11:50:12 | 実感・選手名鑑

成瀬新球&17で来季も負けん  12.9.スポーツニッポン(概略)

12.8. 「2007プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が、東京・有明コロシアムで行われた。

巨人・高橋尚成投手(32)―阿部慎之助捕手(28)、千葉ロッテ・成瀬善久投手(22)―里崎智也捕手(31)の両バッテリーが受賞。

今季パ2冠に輝いた成瀬善久は、背番号60から17への変更が内定。新球を引っさげて無敗&20勝を来季の目標に掲げた。

千葉ロッテの新エースとしての自信、そして星野ジャパンの先発の柱に成長した自覚は十分だった。代名詞となった「負けない男」。

新たな勲章に照れ笑いした成瀬善久は、話題が来季の目標に及ぶと一気に表情を引き締めた。

「防御率はもちろん意識するけど、それ以上に来季は勝ちにこだわりたい。

負けないってイメージが強いし、負けないことも続けたい。それが五輪へのアピールになる」

今季はパ相手に不敗。北京五輪アジア予選でも韓国との大一番に先発して力投した。

来季はあと1勝届かなかった最多勝に加え、北京五輪金メダルという目標を持つ左腕は「やったろうというのはある」とさらに口元を引き締めた。

さらなる飛躍へ球団側の期待も大きい。背番号は手嶌が17から47へ変更するのに伴い、成瀬は60から17になる。

「60を自分の番号にしたいのはあるけど、若い番号も格好いいし…」と話した成瀬善久はエース級の背番号を発奮材料にするつもりだ。

投球の幅を広げるためシーズン中から速く、落ちるスプリット系の新球習得にも着手。

「まだ試合で1球も投げていないし言えない」と具体的な球種には言葉を濁したが、代表合宿中に「中島さん(西武)らに“来年は新球があるから打たれませんよ”と言いました」と宣戦布告したという。

スライダー、チェンジアップしかなかった変化球にもう1つ大きな武器が加われば、無敗進撃の再現は現実味を帯びてくる。

「球の切れを良くして(直球が)常時140キロ出せるようにしたい。コントロールも、より追求しないと。」


タイトルも五輪代表も譲らない。スケールアップを続ける負けない男は、どこまでもどん欲だ。

<感想>

成瀬善久の魅力は、野球青年ってな感じ・・・・。

私が一押しするのは、打席に立った打者を差別する態度が見られないことだ。
どの打者に対しても、80%くらいの緊張感で対戦している。

相手チームの強打者が登場すると、萎縮してストライクが投げられない投手。
肩に力が入って、コントロール不安定で、四球を連発する投手。

スタンドから見ていても、結果の予感がする。

成瀬善久は、何時もどんな打者に対しても淡々と対戦している。どんな打者にヒットを打たれても、次の打者に冷静に対戦しているように見える。

エース級の投手は、クリーンアップの選手に対しては、全力で対戦するが、下位打線にはちょっぴり見下した投球をすることがある。

そして下位打線に連打されると、・・・「ここはぴっちり・抑えなければと、血が頭に上る」感じが見える。結果は四球・連打で大量得点を与えてしまう。

こんな場面をよく見るが、成瀬善久には、連打されることが少ない。
来季も今季以上にがんばって欲しいモノだ。

最優秀バッテリー賞表彰式 

2007-12-09 12:50:42 | 実感・選手名鑑

最優秀バッテリー賞表彰式  12.8.スポーツニッポン(概略)

12.8.「2007プロ野球最優秀バッテリー賞」(スポーツニッポン新聞社、(社)電池工業会主催)の表彰式が、東京・江東区の有明コロシアムで行われた。

今年はセ・リーグは巨人の高橋尚と阿部、パ・リーグが千葉ロッテの成瀬善久と里崎智也のバッテリーがそれぞれ受賞。

山本進・スポーツニッポン新聞社社長から表彰盾が、本間充・電池工業会会長から賞金100万円が、それぞれ各選手に贈られた。

 ≪表彰選手の声≫

● 巨人・高橋尚成投手・・シーズンを通してローテーションを崩さず投げられたことが評価されたと思う。

自分だけでなく阿部と力を合わせて取れたということがうれしいです。

● 巨人・阿部慎之助捕手・・・ 価値のある賞をいただき、喜びをかみしめています。キャプテンの大役を任されて心機一転頑張れたのがよかった。

来年は日本シリーズに出場して、もう一度受賞したいですね。(5年ぶり2度目の受賞)

● 千葉ロッテ・成瀬善久投手・・・ 今年は出来すぎた部分もあったが、受賞は里崎さんあってのもの。

来年は今年と同じぐらいか、最低でも二ケタは勝てるように頑張りたい。(初受賞)

● 千葉ロッテ・里崎智也捕手・・・ シーズン当初からどうしてもこの賞だけは取りたいと思っていました。

成瀬善久は二ケタと言ってますが、20勝ぐらいしてもらって、また二人で受賞したいです。(2年ぶり2度目の受賞)

<感想>

巨人バッテリーのコメントは、受賞した感想だった。

千葉ロッテのコメントは、今季を踏まえて来季を語っている。

スポーツマンは、常に課題を掲げ、準備していくことが大切なことと思う。里崎智也・成瀬善久のコメントには、来季が語られた。うれしい。

きっとコメント通りの活躍を期待したい。

小宮山アップ提示を保留

2007-12-07 11:33:44 | 実感・選手名鑑

小宮山アップ提示を保留  12.6.スポーツニッポン(概略)

12.6.小宮山悟は、契約交渉でアップ提示を保留した。「負けと勝ちで試合の重みが違うと言われた」と球団への不信感を募らせた。

今季途中に42歳となりながら、自己最多の41試合に登板。負け試合での登板が主な役割ながらも3勝を挙げ、後半戦は勝ち試合でも救援した。

それだけに「どちらも一つのアウトは同じ。勝っていても負けていても監督の起用に応えるのがプロ。

平行線をたどる主張と球団は受け取っているだろうから、分かるまで話し合いたい」とした。

<感想>

我々ファンは、選手の査定基準は分からないが、「負けと勝ちで試合の重みが違うと言う考え方は、ちょっと違うと思う。」

この考え方は、巨人野球の原点だ。個人の成績や実績だけで選手を評価する巨人野球だ。

巨人では試合に出て結果を出さなければ評価されない。そのため、超高額年俸選手と一般選手の年俸ギャップは、広がっている。

巨人は「横浜のクルーンの獲得」など他球団のスター選手を捕球した、チームづくりを今年も行っている。

千葉ロッテの野球は・バレンタイン監督の野球は、違うと思う。チーム一丸となって戦う軍団を目ざしているのだと思う。

従って負試合も・勝試合も、チーム作りにとって、同じ意味を持っているのだと思う。少なくとも我々ファンは、同じように応援し、楽しんでいるからである。

千葉ロッテ球団でこのような考え方をしているとは、ショック・・・。

選手評価の基準は、一つにして欲しいと思う。

きっと、バレンタイン監督が聞いたら、大激怒するだろう。

巨人野球の目的は、チームが勝利することだけ。実績のある選手を集め勝つ・・・今季はそれが達成されたが、・・・選手全員が戦ったという感じはしないと思う。

千葉ロッテは、このようなチームとは違うチームを目ざしているのだと思う。

これは千葉ロッテにとって、重大問題だ。


主力の自覚荻野食事改善要求

2007-12-07 11:01:57 | 実感・選手名鑑

主力の自覚荻野食事改善要求 12.6.スポーツニッポン(概略)

千葉ロッテの荻野忠寛が契約更改交渉に臨み、2300万円増の年俸3500万円でサインした。

新人の今季はチーム最多タイの58試合に登板し、防御率2・21。

「1年間フルで投げたのを評価してもらった。年末年始も休まずしっかりやりたい」と表情を引き締めた。

また、交渉ではさいたま市内の寮に住む選手が千葉のナイター後に、球場近くのホテルで宿泊した際の食事面改善も要求。

自身は今オフに退寮するが「ナイター後に食事を取る場所がない。若い選手が活躍したチームは強い。

前向きに考えると言ってくれた」と主力としての自覚十分だった。

<感想>

荻野忠寛は、自立した選手らしい。チームメイトのための意見を球団に提言している。

このような意識を、野球選手1人1人にもってもらいたい。

このような選手がチームを一丸とするとき、重要な役割を果たしてくれるだろう。期待します。

この言葉で、さいたま寮組の選手の活躍は、一段と高まるだろう。

ちょっぴり心配・・・・「年末年始も休まずしっかりやりたい」と、張り切りすぎないように・・・。


サブロー意地の同点打

2007-12-07 10:41:53 | 実感・選手名鑑

サブロー意地の同点打韓国戦   12.3.スポーツニッポン(概略)

【日本4-3韓国】サブローが意地の一打で流れを引き寄せた。

1点を追う2回2死一、三塁から同点の左前打を放ち「監督からはストライクゾーンを上げていけと言われました。」

自身のブログ上で、フィリピン戦でのけん制死について宮本主将からカツを入れられたことを明かし

「きょうは一瞬たりともスキを見せず、一生懸命プレーして勝ってきます」とコメント。接戦を制して満足そうだった。

<感想>
MATCH CARD PROGRAM No.15

サブローが、苦しんでいるときに必ず目を通すノートがある。それはもうぼろぼろになっている。

サブローは、このノートに向き合うことで亡き師匠と会話しているような気持ちになる。師匠の名は、高畠導宏。

平成13年から14年にかけて千葉ロッテのコーチを務めた。平成16年7月1日永眠・60才。

「オレにとって師匠。同じ岡山県出身ということもあって、本当にいろいろ可愛がってもらった。あの人に教えてもらったことは、ノートにメモしてある。

どうしてもアカンと思ったときは、当時のメモを見直す。」

当時のサブローは、打てないと人一倍落ち込むタイプの選手だった。そんな若者に胸を叩きながら高畠コーチは言った。

「そんなこと気にするな。打てないことに文句言うヤツに<じゃあ、オマエが打ってみろ>と言うぐらいの気持ちでいろ。」

コーチから、そのような激を受けたのは初めてだった。不思議と気持ちが楽になったのを覚えている。

プロフィール・・・1976.6.1生。岡山県岡山市出身。PL学園から1994年ドラフト1位で入団。・・13年・31才。

器用なバッティングとここ一番の勝負強さで「つなぐ4番」として定着。マリンの風も苦にしない広い守備範囲も大きな武器。

星野ジャパンでは、3試合とも先発起用。・・・・星野監督の期待に、十分に応えたサブロー。

今回の星野ジャパンの野球は、バレンタイン監督の目ざすチームスタイルだ。現在の千葉ロッテとの差は歴然としているのだが、・・・・・。

これのようなチームが、これからの野球だと思う。サブローは、欠かせない選手の1人であることは、言うまでもない。

サブローは、きっとこの経験を来季・生かしてくれるだろう。