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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

荻野ロッテ2年目2位3500万円 

2007-12-06 17:57:35 | 実感・選手名鑑
荻野ロッテ2年目2位3500万円   12.6.スポーツ報知(概略)

12.5. 今季、新人ながら中継ぎとしてチーム最多タイの58試合に登板した荻野忠寛投手が、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2300万円増の年俸3500万円でサインした。

入団2年目としては2006年の久保康友(4000万円)に次ぐ、チーム史上2番目の高給に。

「1年間投げられたことを評価してもらった」と、満面に笑みを浮かべた。

荻野忠寛は今季、中継ぎで1勝3敗1セーブ、防御率2・20をマーク。同じく58試合に登板した薮田安彦が米大リーグ・ロイヤルズに移籍。

球団側からは「力を発揮してもらわないといけない」と、セットアッパーの後継者としてハッパをかけられた。

「どこで使われても力を発揮できるようにしたい」来季もリリーフ一本で勝負。
自らの背番号「0」に限りなく近い防御率を目指して投げまくる。

<感想>

荻野忠寛の投球フォームは、一生懸命さが満ちあふれている。

あの阪神タイガースの村山実さんを思い出させてくれる。

荻野忠寛の恩師・神奈川大学の中田監督は、大学時代から「荻野なら、大丈夫」と常に叱咤激励してしてくださったが、今年、3月1日・47才で亡くなった。

恩師との別れという悲しみみを乗り越え、今季大活躍の荻野忠寛。

恩師・神奈川大学の中田監督は、その姿を見守ってくれたと思う。

来季は、後ろに薮田安彦・小林雅英はいない。千葉ロッテの守護神として、がんばってもらいたい。

成瀬善久充実の49球

2007-12-06 17:20:29 | 実感・選手名鑑

成瀬善久充実の49球  12.3.スポーツニッポン(概略)

【日本4-3韓国】負ければ今大会での五輪切符獲得が消える大一番。成瀬善久が星野監督の大抜てきに応えた。

4回途中2失点で中日・川上に後を託し、勝利への流れをつくった。「ストライクを取りにいったところを打たれてしまった。

韓国は本塁打があるので、注意しながら投げました」

右打者を8人並べた韓国打線相手に、初回1死から高永民(コ・ヨンミン)にチェンジアップを被弾。そこから“外スラ”で立て直した。

神戸での自主トレ中の11月4日、阿部と初めてブルペンで組んだ際に披露した得意球は49球中9球。

4回1死二塁、“最後の打者”李大浩(イ・デホ)から見逃し三振を奪った球もそれだった。1カ月の共同生活で得た収穫を大一番で生かした。

「1人1人と思って投げた。1球の重みがありました」と振り返った成瀬。大役は十分に果たした。

<感想>

韓国のし合い直前のメンバーチェンジは、何時も冷静の成瀬善久にも、精神的混乱を与えたと思う。

1回に打ち込まれてしまうのかなあ・・・ちょっぴり思った。それも経験だから・・・。と。

しかし成瀬善久は、私の予想を裏切って、そこそこの投球をしてくれた・・ありがとう。

帰国後のインタビューでは、あの試合の登板時、足が震えていたそうだ。

そんな環境でもそれなりの投球ができたことは、自信につながると思う。

あの本番は、キャッチャーが巨人の阿部慎之介であったことも重要なポイントであったと思う。

身内の里崎智也でないキャッチャーでも投げられたと言うことだと思う。

この経験はきっと、来季に活かされるであろう。生かしてほしい。


YFK後釜は荻野、川崎 

2007-12-01 12:18:52 | 実感・選手名鑑

YFK後釜は荻野・川崎  11.30.スポーツニッポン(概略)

千葉ロッテの若き中継ぎコンビがYFK不在のチームを救う。

今季ルーキーながらチームトップタイの58試合に登板した荻野忠寛と、2年目で48試合に登板した左腕の川崎雄介が成田市内のイベントに参加。

薮田安彦のロイヤルズ入りで中継ぎトリオのYFKは完全崩壊したが「自分たちにはチャンス。今年以上に頑張る」と口をそろえた。

また、責任ある場面での登板機会が増えることも「楽しみ」と前向きにとらえていた。

<感想>

MATCH CARD PROGRAM No.18 
 小さな巨人への道・荻野忠寛

荻野忠寛・・・・1年目・25才。東京都町田市出身、桜美林高校→神奈川大学→日立製作所→ドラフト4巡で入団。

荻野忠寛の恩師・神奈川大学の中田監督は、大学時代から「荻野なら、大丈夫」と常に叱咤激励してしてくださったが、今年、3月1日・47才で亡くなった。

荻野忠寛が2月のキャンプイン前に電話を入れたとき、中田監督は元気だったが、

オーストラリア・ジーロングキャンプから帰って来たとき、倒れて入院に運ばれていることを知った。

「突然のことでショックだった。キャンプ前に、<がんばれよ>と言ってくれたのが、最後になってしまった。

生きていてボクの投げている試合を見たかったと思う。見せることができなかったのは、本当に残念だし、寂しい。」

恩師との別れという悲しみみを乗り越え、プロの道を歩み出した荻野忠寛。

17試合連続無失点を記録するなど、抜群の安定感を発揮。千葉ロッテ投手陣の新しいストッパーとして着実にキャリアを積んでいる。

背番号「0」は、社会人・日立製作所の先輩である現コーチ・諸積兼司の番号を受け継いだもの。

そして「0に抑えたい、0点にこだわりたいと言う気持ちもあります。」
恩師の言葉は、真実となった。

背番号「0」は、今や千葉ロッテに欠かせないセットアッパーとして、マウンドに君臨している。

時には、壁にぶつかりそうになることもある。そんな時どこからか、恩師の声が聞こえるような気がする。「荻野なら大丈夫だよ。」と。

荻野忠寛の投球は、いつも一生懸命の感じが伝わってくる。ちょっぴり、あの阪神の村山さんのような感じがする。

完封して欲しいが、例え打たれても、次の試合では完封できるだろうと、思わせてくれる。

来季は、楽しみだ。がんばれ・・・荻野忠寛。


MATCH CARD PROGRAM  No.22  妻と掴んだプロ初勝利・川崎雄介

川崎雄介・・・・2年目・25才。宮崎市出身、宮崎南高→九州東海大→ホンダ熊本→ドラフト4巡で入団。

8.18.適地・札幌ドームの日本ハム戦。3点ビハインドの7回から登板。

川崎雄介はその回、テンポ良く三者凡退に抑えると、打線が奮起。大逆転劇を演じ、川崎雄介に2年目にしてプロ初勝利が記録された。

最後を締めた小林雅英からウイニングボールを受け取ると、川崎は、大事そうにズボンのポケットにしまい込んだ。

ホテルに戻ると、1通のメールが届いていた。「おめでとう。夢みたい。」2才年下の妻からのプロ初勝利うを祝うメールだった。

「このウイニングボールは、妻にプレゼントします。一番世話にあっているし迷惑をかけている。初勝利を挙げたら、彼女にボールを渡すと決めていました。」

熊本で歯科衛生士をしていた妻とは、知人の紹介で知り合った。付き合ってまもなくプロから誘いがあった。

厳しい世界へ飛び込む覚悟を決めかねていたとき、彼女は「一緒にがんばろう。」と笑顔で答え、後押しをしてくれた。

些細な一言だったが、心細い思いにかられていた川崎雄介には、その一言で十分だった。

勇気をもらい、そして、その彼女のためにプロのマウンドからボールを投げようと決めた。

昨年オフ結婚。家での気遣いにも頭が上がらない・・・。

家庭生活の支えでがんばる川崎雄介。

ウイニングボールのプレゼントで、その思いに応えたのだと思う。

来季は、個人の思いだけでなく、チームを支える選手としてがんばって欲しい。

25才はチームの中心選手だ。若手投手の大嶺祐太や今季入団の唐川侑己など有望選手の兄貴分としての役割も果たして欲しい。

がんばれ・・川崎雄介。

薮田ロ軍と2年6億6千万円契約 

2007-11-30 04:47:56 | 実感・選手名鑑

薮田ロ軍と2年6億6千万円契約  11.29.スポーツニッポン(概略)

11.28. 米大リーグ、ロイヤルズは、薮田安彦投手(34)との2年契約を発表した。AP通信によると、2年総額600万ドル(約6億6000万円)。

3年目の契約の選択権を球団が持つ。ロイヤルズ・ムーア・ゼネラルマネジャーは「ここ数年のヤスヒコ(薮田)は、日本屈指の救援投手。

貴重なベテランとしてブルペンに安定感を与えてくれる」と話した。

入団記者会見は29日午後(日本時間30日早朝)にカンザスシティーで行われる。

薮田安彦は、千葉ロッテからフリーエージェント(FA)となった右腕。中継ぎとして、ここ4シーズン、平均55試合以上に登板している。

今季は58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2・73、38ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。

昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本の優勝に貢献した。

ロイヤルズはア・リーグ中地区で4年連続の最下位(5位)。シーズン後、今季まで日本ハム監督だったトレイ・ヒルマン氏を新監督に迎えた。

●薮田安彦投手の話 今の自分があるのは、バレンタイン監督と千葉ロッテ、そして熱く応援してくれたファンのおかげだと思っている。

今までの12年間で培ってきたことを忘れずに、アメリカで精いっぱい頑張る。
●バレンタイン監督の話 薮田は今のような素晴らしい投手になるまで、たゆまなく努力してきた。

あらゆる幸運が彼に訪れることを願っている。彼はアメリカで高い評価を受けるに値する選手と確信している。

<感想>

「がんばれ薮田安彦・・・。」と声援を送りたい。

薮田安彦のがんばりは、来季千葉ロッテの若手後継投手の刺激になるだろう。

荻野忠寛・川崎雄介などが、今季の活躍から候補になるのだろうが、まだまだ他にも候補者はいると思う。

小林雅英の後継者も、必要だ。来季の千葉ロッテはがらりと変わっていくあろう。

薮田ロイヤルズと契約 

2007-11-28 21:55:47 | 実感・選手名鑑

薮田ロイヤルズと契約か  11.28.スポーツニッポン(概略)

11.28.千葉ロッテからフリーエージェント(FA)宣言した薮田安彦投手の米大リーグ、ロイヤルズ入りが確実となった。

薮田は既に渡米し、メディカルチェックを受けた後、30日(現地時間29日)にも契約を結ぶ見通し。

大リーグの公式ホームページも、ロイヤルズと薮田は契約に合意していると伝えた。

 ロイヤルズは今季、ア・リーグ中地区で最下位の5位。今季まで日本ハムの指揮を執ったトレイ・ヒルマン氏を新監督に迎えた。

来日していたヒルマン監督はこの日「契約に向けて進展している。最終的に獲得するところまできている」と話した。

<感想>

MATCH CARD PROGRAM No.27

荒れたマウンドで、薮田安彦が吠える!

昨年から「薮田シート」の企画がスタートした。毎月10組20名を千葉マリンスタジアム内野指定席に招待している。

対象は、子供であったり、サラリーマンであったり、毎回違うテーマで募集している。

薮田安彦、「なかなか野球を見ることのできないファンに生で見てもらいたい。生でボクの投球を見て欲しいという思いから、この企画を始めた。

テレビしか千葉ロッテの野球を見たことがないファンに、球場に来てもらうことで、さらにウチの魅力を知ってもらいたい。」

応募はがきは、月100通ほど届く。はがきには、薮田安彦への熱いメッセージも添えられている。

その一つ一つに目を通すと、ハットさせられることが多い。

薮田安彦、「今まで自分が見に来てもらっているファンを勇気づけることができるとは、思ってなんかいなかった。

ただ必死に勝ちたいという思いで投げていただけ。

でも、ファンからのメッセージを読むと勇気が湧いたとか、感動したとか言うことを書いていることがある。

そんな風にボクの投球を見ていてくれているのは、本当にありがたいなあと思うし、責任を感じる。」

「ファンはありがとうとか、感動したとか言ってくれるけど、むしろ勇気づけられているのはこちらの方だと思う。

今回、こういう企画を始めてファンの声をよく聞くようになったけど、熱心なメッセージにエネルギーが沸いてきたことは、何度もあった。

球場でもファンの声援は、ボクにとって凄い後押しになっている。感謝しなければならないのは、こっちの方だよ。」

こんなコメントをした薮田安彦は、大リーグへ旅立とうとしている。

ファンと共に戦う投手・薮田安彦は、大リーグでも実力を発揮して欲しい。
2年間で240人のファンが、招待された。

この実績を忘れず、がんばれー・・・薮田安彦。

千葉ロッテにも薮田安彦のようなファンと共に戦う選手が増えていって欲しい。

ロッテ・大松足の指強化

2007-11-26 17:16:58 | 実感・選手名鑑

ロッテ大松尚逸足指強化   11.26.サンケイスポーツ(概略)

11.25.千葉ロッテ大松尚逸が、オフのイベントに参加。「今オフはビー玉を足の指で挟んだり、青竹を踏んで足の指を鍛える」と話した。

今季は規定打席にこそ届かなかったが、打率.300をマーク。そこに持ち味の長打力をミックスするため、土台となる足、特に指に着目した。

「足で地面をつかめれば、かかとに重心が残って力が逃げなくなる」と狙いを説明。「定位置は最低条件。来季は中軸を年間通して打ちたい」と決意を示した。

<感想>

大松尚逸・・・がんばれ。

自分の工夫したトレーニング法でがんばってくれ。

MATCH CARD PROGRAM No.25

 <和製大砲覚醒の時・大松尚逸>

チーム屈指の福浦和也マニア・・・。

快音飛ばす3年目の大松尚逸は、プロ入りが決まったときから、背番号9.に弟子入りしたいと考えていた。

しかし、ルーキーが簡単に弟子入りはできない。・・・弟子入りできたのは、2年目を終えた昨年のオフ。

「昨年1軍にいる機会が多くなり、ようやく声をかけてもらえるようになり、一緒にトレーニングさせてもらったり、食事に連れて行ってもらえるようになった。

今では、大松尚逸は、福浦和也を「師匠」と慕う関係になっている。

指定の会話は何気なく始まる。食事をしていると、ふと福浦が尋ねる。

「あの場面どういう気持ちで打席に立ったの?」・・・・「ふーん。そうか、オレだったら、こういうことを考えていたなあ。」

さりげなく、ぼそっと、アドバイスしてくれる。・・・これが福浦流。

別のパターン・・・一緒に試合をビデオで振り返ることがある。

ぼそっと福浦が尋ねる。「どこが悪かったかな?」・・・大松尚逸「ボクはこういうとところが悪かったと思います。」

「・・・・」師匠から答えは返ってこない。「そうか。オマエはそう思ったか・・・・。じゃあいいや。」

会話はこれで終わりである。・・・相手が違うことを考えていた場合、あえて答えは言わない。

この場合、大松はひたすら考える。師匠はどういう答えを用意していたのか。
考えに考えると、答えが涌いてくることがある。

そうやってたどり着いた答えは、なかなか忘れない。自分のモノとなる。
これも福浦流らしい。

「自分で考えるようにしろ。人から言われてやっていても、ダメ。何がいいかを自分でしっかりと把握できるようにしないと、いざというときに困る。

打席に立つときは、自分ひとり。ひとりで解決できる強さを身につけろ。」と、

大松尚逸は、師匠からいつも言われているらしい。この言葉の意味するところを理解できている大松尚逸は、来季どんな活躍をするのか、楽しみだ。

この師匠と弟子の会話は、福浦流だ。自立する選手の育成だ。・・・先輩が後輩を育てる・・・これが千葉ロッテの魅力だと思う。

今季、福浦和也は打率低迷したが、1億円プレーヤーとしての役割を、このようにして果たしていたようだ。

こんなことを、学ぶ大松尚逸は、来季、師匠と張り合って千葉ロッテの勝利のために、がんばってくれるだろう。


薮田ロイヤルズと合意?

2007-11-26 13:50:43 | 実感・選手名鑑

薮田安彦ロイヤルズと合意? 11.23.スポーツニッポン(概略)

千葉ロッテからフリーエージェント(FA)宣言した薮田安彦投手が米大リーグのロイヤルズと契約合意したと、

22日付のロイヤルズの地元紙、カンザスシティー・スター(電子版)が報じた。

ロイヤルズは、今季まで日本ハムを率いたヒルマン監督が来季から指揮を執る。

同紙によると、2年総額500万ドル(約5億5000万円)から600万ドル(約6億6000万円)プラス出来高払いで入団が合意に達しており、

薮田安彦が数日以内に渡米してメディカルチェックを受け、契約する見通しという。2010年の契約に関しては球団側に選択権がある内容だ。

11.23.、千葉マリンスタジアムで約4時間の自主トレーニングを終えた薮田安彦は「まだ代理人から聞いていない。

ロイヤルズは候補の一つに入っている」と話すにとどめた。

<感想>

薮田安彦も行くのか・・・。あの長い低迷時代から、千葉ロッテのマウンドに立ってきた薮田安彦も千葉ロッテから退団する。

黒木知宏も去り・・・・後は堀幸一だけなのか。

ここ2年~3年で、投打とも若手選手が育ってきた。いよいよ、チーム内の世代交代に本格的に取り組んでいるように見える。

新生千葉ロッテが来季どうなるのか心配だが、可能性も見える。

薮田安彦・・・ありがとう。大リーグでの活躍・・・期待してるぜ。

がんばれ・・がんばれ・・薮田安彦・・・。

小林雅インディアンスと2年契約

2007-11-25 04:08:18 | 実感・選手名鑑

小林雅英インディアンスと2年契約 11.21.スポーツニッポン(概略)

11.20. 米大リーグ、インディアンスは、千葉ロッテからフリーエージェント(FA)となった小林雅英投手と2年契約を結んだと発表した。

3年目の2010年の契約は球団が選択権を持つ。AP通信によると、年俸は2年総額で625万ドル(約6億8750万円)。

背番号は千葉ロッテ時代と同じ「30」。

本拠地のクリーブランドで記者会見した小林雅英は「自分がレベルの高いアメリカの野球でプレーしたいと思っていたときに、

いいチームからオファーをもらった。すごくうれしい」などと抱負を語った。

インディアンスは今季のア・リーグ中地区優勝チーム。抑えには今季45セーブの右腕ボロースキがいるため、

小林雅英はレッドソックスの岡島秀樹投手と同様に、抑えの直前に投げるセットアッパーを任されるとみられる。

小林雅英は山梨・都留高から日体大に進み、東京ガスをへて1999年にドラフト1位でロッテ入団。

2001年から今季まで7年連続20セーブ以上を記録するなど通算227セーブ(36勝34敗)を挙げている。

●インディアンス・シャピロ・ゼネラルマネジャーの話 ここ3、4年、日本でのスカウティングを積極的に行ってきた。

小林雅英は日本で長く抑えを務めた実績を評価した。これで、このオフの大きな課題の一つだった終盤の救援陣を充実させることができた。

●小林雅英投手コメント

「晴れて偉大なる素晴らしいチームと契約することが出来て、非常にうれしく興奮しています。

これまで9年間、ボクを支えてくれた千葉ロッテマリーンズの関係者の皆様、ファンの皆様に感謝しています。

これで千葉ロッテを離れることになってしまいますが、

変わらぬご声援を宜しくお願いします。千葉ロッテでストッパーをやらせてもらっていたという誇りを忘れずにメジャーのマウンドで頑張りたいと思います。」

<感想>

やはり「千葉ロッテばんざい」で予想したとおり、小林雅英は、千葉ロッテを離れた。

個人の成績や年俸を重視した選択だった。チームやリーグを育てると言った考え方ができなかった、古いタイプの選手だった。

インディアンスも、小林雅英の実績を買ったと言うことで、ここ2年の小林雅英の登板実績を見ていないようだ。

環境が変わって大変身するかも知れないが、現在の千葉ロッテには、必要がなくなったと言うことと思う。

きっと多くの千葉ロッテファンは、小林雅英をがんばってくれと応援して行くであろう。

千葉ロッテは、選手とファンが育てていかなければならないと思う。

選手は活躍して高額年俸をもらっても良いと思うが、それに見合った以上の期待が寄せられていることを自覚して欲しい。

小林雅英は、年々の活躍で超高額年俸になってしまったことは仕方がないが、今季のような活躍では、年俸アップにはできないと思う。

あの優勝した年でさえ、2億円以上の選手は小林雅英しかいなかった。

優勝で活躍した選手がアップして、小林雅英は、現状年俸の球団提示を断った。そしてキャンプまでごねた経験がある。

あの時、自己中心の選手だと言うことが分かっていた。

年々の活躍も、先発投手・中継ぎ投手と打線に助けられて達成できた成績であることを、忘れてはならないと思う。

小林雅英の不調で、勝利投手が敗戦投手になったり、同点となり小林雅英が勝利投手になって試合は、いくつあったのか。考えて欲しい。

小林雅英のプレーが、今季、千葉ロッテが優勝できなかった要因の一つであることを忘れてはならない。

私は成績のことだけを言っているのではない、登板時の小林雅英の覇気のないプレーを指摘しているのだ。

例え負けても、一生懸命がんばって負けた試合と、全力を出せずに負けた試合・失点してセーブした試合とは、チームに対する影響は大きい。

このことを忘れずに、大リーグで活躍して欲しい。


小林雅FA宣言メジャーも

2007-11-05 09:32:06 | 実感・選手名鑑

小林雅英FA宣言  11.3.スポーツニッポン(概略)

11.2.FA申請が解禁となった。

FA権を今季初取得した千葉ロッテの小林雅英投手(33)が千葉マリンで会見し、権利行使の意思を表明。球団に申請書を提出した。

千葉ロッテ残留を含め獲得の意思を示す国内全球団と交渉する姿勢を示し、さらにメジャー挑戦も選択肢にあることを初めて明言。

通算227セーブを誇るストッパーが海を渡る可能性も出てきた。

30人を超える報道陣が急きょ集結した千葉マリンの会見場。

秋季練習を終えて黒のスーツに着替えた小林雅英は「先ほどFA申請書を球団に提出しました」と切り出した。

そして、初めてメジャー挑戦について言及した。「(メジャーは)興味はあります。あこがれで行くところではなく、自分の力を試すところ。

FAの選択肢の一つです」これまで一度も口にしたことがなく、FA移籍する場合も関東球団希望とされていた。

あるメジャー関係者も「メジャーに挑戦する選手は必ず噂を聞くが、小林雅英は一切なかった。寝耳に水です」と驚く。

その背景には、球団の低評価に対する不信感が見え隠れする。

今季は自らが持つ日本記録を更新する7年連続20セーブを達成。一方で救援失敗が続き、抑えに定着した2000年以降では初の2軍落ちも経験した。

球団側とは10月23、26日、そしてこの日の練習後と3度交渉。条件提示も受けたが、納得できるものではなかったのは想像に難くない。

日本一になった2005年オフも、最終的には2年契約で年俸が微増したが、1度はダウン提示を受けた経緯もある。

瀬戸山球団社長とともに交渉にあたった本多球団部部長は「誠意は示したい」としながら「最も残留してほしい1人か?」との問い掛けには「ひと言では言えない」と言葉を濁した。

チームでは川崎雄介、荻野忠寛ら若手救援陣の成長もあり、既にYFKの一角を担った藤田宗一に戦力外を通告。

2億5000万円の高年俸がネックになる小林雅英の流出も覚悟しており、千葉ロッテとの交渉が決裂した場合、メジャー挑戦も現実味を帯びてくる。

<感想>

自己評価と球団評価にギャップのあることは、仕方ないことだ。

現在の千葉ロッテの財政状況からすれば、最高年俸の選手には、ファンも含めて納得できるプレーをして欲しい。投手陣の要としての発言やプレーを望んでいる。

このことが理解できなければ、千葉ロッテを去って、新しい球団で活躍して欲しい。

私が小林雅英に言いたいことは、チームで戦っている意識に少し欠けていると言うことだ。

今は、球団経営を黒字にして、より強いチームになって欲しい・・・これがファンの願いだ。

選手年俸が球団経費の最大の要素だ。我々ファンは、なるべく多く入場し、応援グッズを買い、飲食して球団に協力しようとしている。

選手もある程度の譲歩が必要と思う。2億以上は、小林雅英あなた1人だぜ。

2億以上の選手のいるチームへ行けば、期待度は下がるからリラックスしてプレーができると思う。昨年から君にオファーしている巨人が最もふさわしいと思う。

あの球団は、成績によって年俸査定される・・・君の考えに共通点多いと思う。
今季の小林雅英の評価・・・セーブ数は普通だが、重要試合の敗戦が大きい。

9回一回を任された投手としては、先発陣の好投を打ち壊すことが、どれほど大きなダメージをチームに与えているか。

もっと真剣に認識して欲しい。

あなたの敗戦は先発投手のモチベーションをグッと下げてしまった。今季の渡辺俊介・清水直行の不調は、救援陣に大きな責任があると思う。

特にその中心にいる君の責任は大きい。そう思いませんか。セリーグで大活躍して欲しい。千葉ロッテOB選手として、応援します。

もし千葉ロッテに残るなら、今季の中日・中村紀洋選手のように、年俸ダウンを申し出て、ゼロからの出発するような決意を示して欲しい.

無理だよね。自己中の君には・・・。がんばれ・・小林雅英。

ロッテ戦力外藤田宗一 

2007-10-28 11:44:13 | 実感・選手名鑑
ロッテ戦力外藤田宗一   10.28.スポーツニッポン(概略)

10.27. 第2次戦力外通告解禁となった。藤田宗一投手(35)と吉井理人投手(42)が千葉県内のホテルで球団から戦力外を通告された。

藤田宗一は投手コーチ就任を要請されたが現役続行を希望し、就任を拒否した。

寝耳に水の非情通告に藤田宗一は球団広報を通じて「突然のことで正直ビックリしています。今は現役を続行することしか頭にない。

必要としてくれる球団があることを信じています」とコメントを発表。

現役にこだわる姿勢を示しており、ロッテを相手にできるパ球団への移籍を希望しているとも言われている。

今季FA権を取得した藤田宗一は、6月に512試合連続救援登板のパ新記録を樹立。

526試合連続救援登板のプロ野球記録にもあと3と迫っていた。ただし今季は31試合で防御率12・64と不振。

2年目左腕・川崎雄介らの台頭があり、1億3000万円の高額年俸もネックとなっていた。

「後進に道を譲ってほしい」と本多球団部部長は本人に説明したが、FA権行使を視野に入れている小林雅英、薮田安彦の去就も流動的。

球団では「基本的には誠意をもって交渉していく」としながら「個々の問題もあるから」と他球団へ流出する可能性も否定しなかった。

25日にはバレンタイン監督もFA選手引き留めには出馬しない意向を示している。05年日本一を支えたYFKは崩壊の危機に直面している。

●吉井理人の話(今季途中にオリックスからトレードも、移籍後は白星なし)シーズン途中に呼んでもらい、チャンスをもらったけど結果を残せず残念です。

<感想>

藤田宗一は、「千葉ロッテばんざい」の予想と同じ評価を、球団もしていた。

この期に及んでも自己中が直らない・・・。藤田宗一は、球団状況やチーム事情・自己の現在能力を、客観的に見えない選手だ。

ということは、試合での流れも見えないと言うことであろう。

バレンタイン監督が、今季終盤優勝の可能性がある試合で、チャンスを与えたが、結果を出せなかった。これは吉井理人にも言えることだ。

単に打たれたというので評価しているのではなく、打たれ方・マウンドでの態度にこれからの可能性を見いだせなかったと言うことと思う。

我々ファンとしても同じ感じ方をしている。荻野忠寛・川崎雄介・高木晃次には打者を打ち取ろうと、立ち向かっている。

そんな感じのする投手は、例え打たれても、我々は応援できるが、昨季・今季の藤田宗一の投球や今季の吉井理人の投球には、そんな意欲が感じられない。

藤田宗一の年俸1億3000万円は、やはり高過ぎると評価されたのであろう。

小林雅英にも同じことが言える。特に今季は、清水直行・渡辺俊介などエース級投手の調子すら乱している。

このような事実をどう感じているのか・・・・。その後の成績やプレーでは、反省すらしていないように見える。

薮田安彦は微妙だ。残ってくれても良いが、地味な選手だから他球団からのオファーがあるかどうかだ。

あの苦しい低迷時代の選手だから、できたら残ってあの経験を、チームメイトに伝えて欲しい。

毎年チームは、監督を中心として作り上げて行くわけだが、ベテラン選手の経験や技術を若手に伝授して行くことは重要なポイントと思う。

薮田安彦は、千葉ロッテでがんばって欲しい。