大嶺石垣島ガイドはお任せ 1.23.スポーツニッポン(概略)
1.22.千葉ロッテは、キャンプ1、2軍メンバー振り分けを発表。2年目の大嶺祐太投手(19)の初の1軍スタートが決まった。
今年から1軍キャンプ地となった石垣島出身の右腕は、故郷をチーム内外にアピールしていく考えを明かした。
「自分はやりにくいけど、身近にプロ野球選手を見られるのは島にとっていいこと。ビックリするぐらい(石垣島は)盛り上がってました。楽しみにしていてください」
課せられた最初の使命は島の観光スポット、おいしい食事を楽しめる店を先輩ナインに教えるという“親善大使”としての情報提供だ。
「1軍の人の話を聞くのは勉強になる。ちゃんと(店を)リサーチして接待します。」
自身は未成年で酒を飲めないが、ガイド役を積極的に買って出ようというものだ。
12月10日からの帰省中は島民への協力も求めてきた。これまでプロ野球とは縁遠かったため、選手の顔と名前を知らない人も多い。
「それは失礼になる。覚えておくようにしっかり話をしてきました。」
キャンプ休日には野球教室、サイン会を開くプランも温めている。もちろん首脳陣へのアピールも忘れない。
年明け3日にはブルペンで120球を投げ込むなど調整は順調だ。
前日、ロッテ浦和に戻ると自主トレを開始。ドラフト後にプロ入りを悩んで練習不足に陥った昨年と比べ「体が軽いし、動きやすい。球もいい」。
日焼けした顔を引き締めた。
目指すは開幕ローテ入りにプロ初勝利。「成瀬さんにはよくかわいがってもらっています。成績も近づけるように頑張ります。」
南国の怪腕は石垣島“接待キャンプ”で飛躍を狙う。
<感想>
大嶺祐太は、昨季ファームで、14試合、72回3/1登板した。1試合平均5.1回だ。
今季はきっとワンポイントか、1回を任されるであろう。がんばれ大嶺祐太。
キャンプでは、マスコミに乗せられて練習に集中できないことのないように・・・・。
黙々と努力する成瀬善久と親交あるなら、あの投球に対する姿勢を学んで欲しい。
成瀬善久の投球を見ていると、1人1人の打者と淡々と対戦しているように見える。
クリーンアップの強打者と対戦するときも、下位打線の打者や交流戦での投手相手の時も、淡々と対決している。
結果についても、引きずらない。27アウトを取っていくんだという感じに見える。1昨年の好調時の渡辺俊介もこんな感じがした。
昨季の大嶺祐太の登板の時を見ていると、打者によって投げる姿勢が、異なっていたように見えた。
私たちのようにスタンド観戦していても、強打者には、相手を圧迫するオーラが感じられるが、まず成瀬善久のように、それに打ち勝つことのようだ。
成瀬善久は、打たれたときも、動揺せずに冷静に次の打者と対戦する。これを学んで欲しい。
大嶺祐太には、159Km台の剛速球が投げられるのだから、それを中心にトレーニングして、コントロールを付けて欲しい。
昨季の登板では、変化球のコントロールができていなかったね。変化球がいつでもストライクとれるなら、後は投球に対する哲学だ。
先輩成瀬善久は、彼なりの投球哲学をもっている。千葉ロッテの先発は、5回以上の投球が目標だ。
大嶺祐太・・・今季は羽ばたいてくれ。俺たちは待っている・待ってるぜ。」