小林宏がフリー熱投 11.12.サンケイスポーツ(概略)
開幕投手獲りを宣言したロッテ・小林宏之投手(28)がフリー打撃に登板。本命の清水直行投手(31)と猛デモを敢行した。
自主トレ期間中に「プロ11年目で初めて開幕投手をやってみたいと思った」と挑戦状を叩きつけた小林宏が、開幕の本命・清水に次いで登板。
打者4人に75球を投げた。「力が入ってしまった。まだまだっすね」
本塁打も1本浴びたことで謙虚だったが、意識した直球の走りには「詰まったり、振り遅れもあった。納得している」と手応えも口にした。
昨季は2年連続2ケタ勝利となる10勝(7敗)を挙げた。
自信の根拠は肉体の成長だ。「ここ1年、初めて本格的にウエートに取り組んで、肩やひじの痛みもなくなった」と明かした。
立花龍司コンディショニングコーチも「体の部位の1つ1つに力がついてきた」と評価する。
先に投げた清水のピッチングには「見ないようにしてました」とライバル心がメラメラ。
バレンタイン監督も「アイ・ラブ・イット! (開幕投手は)投手全員に可能性はあるが、彼の気迫は頼もしい限りだ」と小林の意欲を買っていた。
●清水も虎視眈々「投手だったら狙うのが当然」
清水直行もフリー打撃で75球を投げ、サク越え4本を含む安打性11本。
直球と、今キャンプで改良を重ねているカーブを投げ分け「最初にしてあんなもん」と振り返った。
WBCに出場した昨季こそ譲ったが、2004、2005年と務めた開幕投手について「投手だったら狙うのが当然。
行く気でいるし、譲る気もない。(開幕で)投げて初めてわかることもある」と貫ろくを見せた。
●大嶺、初ブルペンで40球
二軍キャンプで高校生ドラフト1巡目・大嶺(八重山商工)が初ブルペン。丁寧に40球投げた。
「リリースポイントや指の感覚に気をつけた。直球はまあまあだが、変化球はまだまだ。」
17日から当地で始まる一軍2次キャンプに招集される18歳は「早く一軍に上がりたい」と胸をふくらませた。
<感想>
小林宏之のこの気迫・・・我々は待っていた。
いつもクールで第2・第3のと投手としての地位で甘んじているような小林宏之が、有言実行に今季の気迫を感じる。
小林宏之・・・・このままエースの場を獲得するような活躍をして欲しい。
大嶺祐太は、球団の設定した方針に従ったスロー調整・・・じっくりマイペース調整の様子が、見える。あせらずがんばれ。