安定感抜群の成瀬2冠 8.5.スポーツニッポン(概略)
【ロッテ18―3日本ハム】プロ入り4年目で初の10勝にも、千葉ロッテ成瀬善久に心からの笑顔はなかった。大量援護も4試合連続完投勝利を逃した悔しさ。
そこに大きく成長した左腕の姿があった。「得点を取ってもらったので完投しないと。チェンジアップが抜けて打たれたのがもったいなかった。」
最大8メートルの追い風の中、制球に苦心して6回98球を投げて2失点。7三振を奪ったが、6回1死一塁から高橋に左翼席に運ばれた失投を悔やんだ。
防御率1・70、10勝1敗で勝率・909と2冠をキープ。最多勝争いでもソフトバンク・杉内らに3勝差と迫った。
「15勝はしたいけど、チームが勝てばいい。それより防御率を頑張りたい。」
秘めたプライドは人一倍高い。初出場した球宴では尊敬するタイトルを争う杉内から調整法やオフの過ごし方などを聞いた。
「杉内さんを超える成績を残したい。」あくなき向上心が一層強くなった。
横浜高の1年後輩・涌井についても「あいつには去年の実績があるけど、防御率と勝率は絶対に負けない自信がある」と強烈なライバル心を口にする。
3連勝で首位・日本ハムに2ゲーム差と再接近。「投げる球も素晴らしいし、自信を持って投げている」とバレンタイン監督も賛辞を惜しまない。
「去年と違って考えて投げられるようになった。今は連打されても、なぜか抑えられる自信がある。」自身4連勝に成瀬は最後に胸を張った。
2年ぶり覇権奪回へ。ロッテには安定感抜群の左腕がいる。
<感想>
投手の目的は、連打されても零点に抑える能力を身につけることであろう。
成瀬善久は、昨季後半から注目してきたが、その能力を身につけたようだ。しかもそこでで天狗にならず、杉内投手から疑問点を聞き出す、どん欲さを持っている。
このような謙虚な姿勢を忘れない限り、永遠に成長を続けていくであろう。
千葉ロッテの清水直行・渡辺俊介にしても素晴らしい投手であるが、不調時には連打され、それが長打が多く、大量得点を与えていた。
好成績をあげる小林宏之や成瀬善久は、連打されないということでがんばっている。
「連打ストップ」で清水直行も渡辺俊介もがんばって欲しい。連打され大量得点される姿は見たくなーい。
さあみんな・・・がんばっていこうぜ・・・。千葉ロッテ。