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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

走って勝つ巨人イチロー化計画  

2006-11-09 10:15:28 | 巨人野球

走って勝つ巨人イチロー化計画    11.6.サンケイスポーツ(概略)

11.5. 原巨人がヤングGの“イチロー化”計画に着手した。宮崎秋季キャンプ2日目、国際武道大の前河洋一教授(46)を臨時コーチに『走り方講座』がスタート。

「野球界で一番理想的な(ランニング)フォームはイチローさん」という同教授の理論で、無駄のないフォームや故障しない走り方の徹底指導を受けた。

照りつける南国の日差しの下、ダッシュを繰り返すG戦士に厳しいチェックが入った。

「クセを直したほうがいい選手は3分の1くらいいます。上手に体を使えればいくらでもよくなる。チーム全体の走塁力アップ? 期待できると思いますよ」

臨時コーチは、国際武道大の陸上部監督でもある前河教授。3日間の特別講座の初日にあたるこの日は、

(1)正しい走り方の基礎
(2)故障しにくい走り方とトレーニング、の2点についてアドバイスした。

教科書は米大リーグで5年連続30盗塁以上を挙げるあの人だ。「イチローさんの走り方は理想形」と同教授。白坂トレーニングコーチは「故障のない走り方。

骨盤を前に出す動きができている」と話し、今後キャンプ中のミーティングでイチローの走塁ビデオを見せるプランも検討している。

今季は上原、高橋由ら主力に加え、その穴を埋める若手選手も故障者が続出。失速の一因になった。

さらにチームが進める若返りの中で、脇谷、鈴木ら俊足の若手選手が台頭。走力をさらにアップさせ攻撃に生かすことは大きな武器になる。

「少しずつでも変えていきますよ」と原監督。6日には同大大学院生で1999年世界陸上の110メートルハードル日本代表・櫻井健一さん(30)を手本にハードルを使ったトレーニングを行う予定。

“総イチロー化”の走法改革がV奪回の足がかりだ。

★福田に熱血指導…原監督ブルペン視察
全体でのウオーミングアップ中に走り方の指導をうけたあとは、投手・野手分かれてのトレーニング。野手は5カ所でのノックを受け、フリー打撃や伊原コーチによる走塁講座。

投手は、真田、酒井、野口、福田がブルペン入りし、それぞれ100球前後を投げ込んだ。

ブルペンを視察した原監督は、飛躍が期待される2年目の福田を熱血指導。独特のスライダーの使い方をアドバイスしたり、カウントを設定してゲキを飛ばしながら投球を見守った。

<感想>

原巨人は、マスコミ受けするようなトレーニングを取り上げているが、根本的な誤りをしていると思う。

総イチロー化・・・この考え方は、止めた方がいい。
選手には個人差があることを、忘れている。

「イチローさんの走り方は理想形」と陸上部監督が指摘して、その技術を解説しても、練習すれば身に付くモノではないと思う。

イチロー選手は、身体能力を自主的にトレーニングしてアップしているから、その理想的フォームで走ることができるのだと思う。

また試合中も、イチロー選手は常にストレッチして肉体的集中力を、キープしている。

巨人で、イチロー選手と同程度の身体能力を持ち、試合中にイチロー選手のようにストレッチしているの選手がいるのだろうか?

仮に、そのような身体能力の選手がいても、盗塁やファインプレーする守備・レーザービームなどのプレーには、野球センスが必要だと思う。

野球技術の育成は、伊原さんのような経験豊富なコーチにもある程度できると思うが、イチロー選手のように、ということになると本人に聞くしかないと思う。

そのノウハウは、イチロー選手の中にあるモノで、イチロー化を目指すなら、本人から指導してもらわなければならないと思う。

ここで言えることは、まず身体能力のある選手を選択して、集中的にトレーニングさせるべきと思う。

全員が同じメニューをトレーニングする・・・この考え方が、巨人野球で、個々の選手が持っている素晴らしい個性的な能力は、合同トレーニングの間かで退化していくと思う。

身体能力に応じた選手ごとの目標を設定し、自主トレーニングさせ、その成果をチェックする方が効率的と思う。練習の目的をしっかりして欲しい。

直接指導を受けられる先輩選手もたくさんいるのに、なぜ・イチロー選手なの?
原監督の個人指導も、止めた方がいい。特に、党首経験のない原監督が、お気に入り投手の指導だ。

①その投手を特別扱いしたことになる。人事権を持つ監督は、選手との関係を平等にしていかなければならないと思う。中には、ひがむ選手も出てくるかも・・・。

②投手コーチの顔をつぶしたことになる。もしアドバイスしたければ、投手コーチと育成計画を確認した上で、効果的なアドバイスをすることが必要だ。

思いつきアドバイスは、選手を混乱させる。

特に巨人の選手を見ていると、監督の顔色をうかがっているような表情が見える。
私が指摘するような「指導される」環境に置かれても、、自分なりの考え方を主張し、自分にとって効果的な練習に取り組む自主的な選手になって欲しい。

スンヨプ4年総額30億で合意 

2006-11-08 01:29:12 | 巨人野球

スンヨプ4年総額30億で合意  11.5.スポーツニッポン(概略)

11.5. 巨人は、李スンヨプ内野手(30)と4年契約で合意したと発表した。総額30億円の大型契約で、来季年俸は今季の1億6000万円から7億円に大幅アップする。

メジャー志向の李に対し、チームが日本一を達成した場合には、メジャー移籍の話し合いに球団が応じる付帯条件も加えられた。

また、背番号が今季の33から25へ変更することも決まった。

東京・大手町の球団事務所で会見した清武英利球団代表は「やや変則的な契約は、李の原巨人を日本一にしたいという強い希望と大リーグ挑戦の2つの夢を補完するもの」と説明。

李は「わたしの人生でメジャーの舞台は重要だが、現段階では巨人が重要。優勝してから話をしたい」と話した。

また球団は、韓国プロ野球からコーチを研修生として受け入れるという李の提案にも合意した。

<感想>

何で1選手にこんなに高額年俸の契約するのだろうか?

チームバランスがとれないと思う。確かに今シーズンの李承は大活躍した。そして良い成績を上げた。

しかしそれだけだ。李承選手が、チームメイトを鼓舞し、ともに戦い、チームの勝利に貢献した・・そんなイメージは見えない。

個人の打撃で、勝利させた試合もあるが、巨人はそれを評価しているようだが・・・?

強いチームは、好調な選手が、チームを盛り上げ、良い意味でのチーム内競争を喚起している。

巨人は、「成績」を残す選手の評価が高いようだ。

試合には、常時先発しなくても、ベテラン選手が、若手選手を指導し、チーム力アップに努力する姿や、若手の活躍を、ともに喜ぶベテランの姿は美しい。

今季日本ハムの新庄選手は、ベンチにいても1番目立つ存在だった。

新庄選手は、打力ではイマイチの成績だが、守備力・走塁で活躍した。
巨人では、評価・・・ゼロであろう。これが巨人だ。

巨人のこのような経営感覚では、球界の近代化は当分無理だろう。
李承選手には、来年、年俸にあった活躍を期待したい。


原監督所信「勝負強い選手に」

2006-11-07 00:53:21 | 巨人野球
原監督所信「勝負強い選手に」   11.5.スポーツ報知(概略)

11.4. 原監督は、朝のミーティングで、改めて「所信表明」を行った。

「勝負強い選手になってほしい。最後の勝負に勝つのは、勝負欲を持った選手。もうひとつは、いかなる時も自信と誇りを持って何事にもあたってほしい。

巨人は苦しい時期を迎えているが、そのことを忘れずにやってほしい。自分で悩んで結論が出なければ、オレでも担当コーチでも相談して、しっかり結論を出していって下さい」キャンプ初日に熱っぽく語った。

チームは2年連続のBクラスに終わった。はい上がるため、まずは「個々がレベルアップすることが大事」と言い切った。

「勝負に強い選手になるために、それぞれが工夫して、こういう状況を打破してもらいたい。忍耐強く、粘り強く、辛抱強く、腰を据えてやっていきたい」と決意をにじませた。

若手中心の今キャンプは、より一層のコミュニケーションを図ることも狙いだ。キャンプ前には選手全員に「どういう選手になりたいか。

そのためにはどうすればいいのか」とリポートを提出させた。

「今回は人数的には少ないし、選手、コーチが“同志”としてやっていこうということです」まさにチーム一丸となって、V奪回を目指していく。

<感想>

原監督の発言は、チーム低迷の責任を、生え抜き選手にだけに押しつけているような感じだ。

このキャンプに参加しない、高額年俸選手に対して言うべきことであると思う
監督は今季、この若手生え抜き選手を、オープニングゲームに起用してないではないか。

いくらがんばっても、先発のチャンスは巡ってこない。このような環境でがんばれないだろう。

地獄の特訓をせず、特別メニューに練習では、ワンシーズン戦いきれないと思う。

李承と二岡選手以外の高額選手は、お休み・・・それから、交流戦あたりから、急に若手が登場したが、活躍できなかった。

若手だけで戦ったことがなければ、リラックスして活躍はできない。

ベテランが先発しているときに、下位打順で経験を積ませてから、上位打線に起用する。このような手順を踏まず、突然の先発起用では、活躍のチャンスをつかみ取ることはむずかしいと思う。

チーム低迷の責任を考えさせなければならない、高額給年俸選手だ。

監督は、まず今季のチームとしての反省を、発表し、来季のテーマを提示し、生え抜き若手選手には、具体的な課題が必要だと思う。

巨人二岡 三塁にコンバートか

2006-11-06 00:08:59 | 巨人野球

巨人二岡 三塁にコンバートか     11.4デイリースポーツ(概略)

11.3. 巨人・近藤昭仁ヘッドコーチが、秋季キャンプで二岡智宏内野手の三塁コンバートに取り組む考えを示した。

チームは4日から始まる秋季キャンプに向け、この日宮崎入り。キャンプでは小久保の“後任”として、二岡に三塁守備を練習させる構えだ。

小久保は、FA権を行使して古巣・ソフトバンクに移籍する可能性が高い。
球団は三塁も守れる日本ハム・小笠原がFA宣言すれば獲得に乗り出す構えだが、現場としてはそれを当てにはできない。

現有戦力での穴埋めも考え、二岡を三塁に回す考えだ。

近藤ヘッドは「そういうの(二岡のコンバート)もあるかもしれない。(その場合は)小坂がショート。守備は素晴らしい」と話した。

二岡は今年3月のオープン戦中、故障者が出た場合に備え三塁の練習を行っており、シーズンでも三塁の守備に就いたことがある。その経験を買う。

二岡は日米野球後に秋季キャンプに合流し、三塁の練習に取り組む。
また今季打率・183に終わった小坂は、打力アップのための練習に多くの時間を割くことになりそうだ。

<感想>

巨人の人事はいつもこのように、個人的に発表される。

小久保の去就が明確にならないうちに、このような発表をすることは、「小久保はいらない」・・・FAでソフトバンクに戻っていいよと言っているようだ。

このように高額年俸選手を配置し、今季3塁を守った選手たちの存在も無視していると思われる。

チーム作りは、総合的に行われなければならない。今季・二岡選手が3塁を守らなかったので、がんばった選手たちの立場はどうなるの?

近藤ヘッドコーチの発言は、「君たち・がんばってくれたが、来季は二岡が3塁を守る。」といっているだけで、この選手たちはどうすればよいか。分からないであろう。

このようなときは、監督やコーチは、各選手の今季の反省と将来性について説明し、二岡と競争してくれというのか、二岡が守るから、他のポジションに変わってくれ。といったことを話し合わなければならないと思う。

巨人の生え抜き選手たちに、自己主張が見られないうちは、チーム戦力はアップしないであろう。

噂の小笠原選手が入団しても、彼1人で好成績をあげることはできないと思う。やはり若手からの突き上げがなければ、ベテラン選手でも、好成績をあげることはできないと思う。

昨季の千葉ロッテ・今季の日本ハムのように、チーム内が活性化しないと、強力なチームは作れない。
そんな気がする。

38歳・桑田がメジャー挑戦表明 

2006-11-04 17:59:55 | 巨人野球

38歳・桑田がメジャー挑戦表明   11.03.サンケイスポーツ(概略)

11.2. 桑田真澄投手(38)が、東京・大手町の球団本部で来季のメジャー挑戦を表明した。

数球団が興味を示しているとされる中、清武英利球団代表は移籍先探しについて全面サポートを約束。巨人で一時代を築いた背番号18が夢を求めて海を渡る。

「今までは白紙でしたが、(清武)代表と今後のことを話しました。海外で挑戦する方向で考えていきます」

9月23日付の球団ホームページで巨人との決別を表明。原監督の起用法にまで言及し、“けんか”同然の内容に孤立状態に陥った。

だが、この日は一転。清武代表と同席して行われた会見では両者の“蜜月関係”を強調。「すれ違いはあったけど、けんかしていたわけじゃないから」と桑田が“釈明”する場面もあった。

巨人はその間、国内でのトレード先を探していたとされる。だが、年齢と高額の年俸(1億5000万円)から折り合いがつかず、最終的には桑田の希望を受け入れる姿勢に変化した。

「球団としても協力していきたい。連絡を密にして後押ししたい」
清武代表は契約期間の切れる12月以降も桑田の移籍先探しを全面支援することを約束。

桑田自身、現時点では個人でトライアウト(スカウトを呼んでのテスト)を開く意思はなく、「巨人の人脈や代理人も何人か知っている」(同代表)と米国内の巨人ネットワークを最大限に生かして真正面から桑田の売り込みを手伝うという。

「希望? ないです。百聞は一見にしかず、百聞は一触にしかず-ですから。
(再来年は)もう40歳ですし、脂ののっている一番いい時期じゃない。とにかく米国の野球を経験したい」

米国でもドジャースやインディアンスなど数球団が興味を持つとされる中、20歳から抱いていたというメジャーへの夢を明かしマイナーも視野にいれた『イバラの道』の覚悟も口にした。巨人との二人三脚で夢実現を目指す。

★Gラストユニホームは11月23日

桑田の巨人での最後の“ご奉公”は23日に行われるファン感謝デー(東京ドーム)への出席。「巨人ファンにユニホーム姿をみてもらえれば」と話した。

一方、桑田の夢を伝え聞いた原監督は「いい方向で活躍してくれることを願うばかり。とにかく羽ばたいてもらいたい」と第2の人生への船出にエールを送っていた。

<感想>

巨人の生え抜き選手の終焉を見るようだ。

年俸が高いため、国内球団は、採用できないのであろう。
球団も数年、桑田選手を飼い殺し状態においていた。双方にとって不幸な状態であったと思う。

桑田選手は、コーチとしての資質・可能性を持った選手だと思う。

このような形で退団すれば、巨人コーチの可能性すら、失われてしまうであろう。

巨人の経営陣は、桑田選手のトレード先を探しているらしいが、引退後に巨人のコーチに迎えるのかはっきりさせていないようだ。

行き当たりばったりの球団経営をこれからも、していくのであろうか。
残念・・・。

桑田米球界挑戦へ

2006-11-03 06:10:14 | 巨人野球

桑田米球界挑戦へ    10.31.スポーツニッポン(概略)

10.30. 巨人からの退団を表明している桑田真澄投手(38)が、米球界挑戦の際に代理人を起用せずに自らが交渉を行う意向を明らかにした。

現状では国内球団に桑田獲得に前向きな球団は皆無。米球界移籍に活路を見いだすしかない状況だ。

定評のある英語力を生かしての自力交渉で、わずかに残された現役続行への道を切り開きたい考えだ。

桑田にとっては当たり前のことなのかもしれない。自らの道は自分の力で切り開くしかない。ほぼ唯一、しかも実現の可能性が高いとはいえない米球界挑戦。

それでも常識的には必要不可欠な代理人の擁立を、きっぱりと否定した。
「いろいろ難しいとは思うけれど、今のところはあまり考えていません。いずれにしても(自分の力で)やっていきますよ」

1人ぼっちの挑戦だ。9月23日の球団公式ホームページ上での退団表明後、一時は楽天が獲得に興味を示したものの後日、撤退を宣言。

以後、国内には獲得に名乗りを上げる球団はない。古傷の右ひじ検査を終え米国から帰国した今月23日には、米球界挑戦に気持ちが傾きつつあることを明かした。

現段階でも球団との話し合いには進展がなく、移籍先についても自力で探すしかない状況。厳しい立場を自身の力で切り開く構えだ。

桑田は86年の巨人入団後、FAでの米移籍を視野に独学で英語の習得に着手した。スポーツ科学の雑誌など米国から取り寄せた書籍を辞書を引きつつ読破。
英語力には定評がある。

松井秀が02年11月にFA宣言し大リーグ移籍を目指した際に、当初は代理人抜きで交渉を進めたが断念。アーン・テレム氏と代理人契約を結びヤンキースへの移籍を実現させた例があるが、桑田なら自力交渉も可能なレベルだ。
桑田はこの日、会長を務めるボーイズリーグ「麻生ジャイアンツ」の練習に参加。今後はジャイアンツ球場での練習も行わないと明言し、日本でのトライアウト受験も否定した。
「今年中には決めたい」という現役続行への道。「実現したとしてもマイナー契約」という見方が一般的の中、桑田は孤立無援の闘いを選んだ。

<感想>

日本球界や球団は、選手を契約で長年縛り付けていながら、・・・・・・巨人は桑田の再就職には、協力しないことが判明した。

これが巨人の選手使い捨て体質の表れだと思う。
他の多くの球団も巨人と同じ体質を持っている。

一部選手の年俸が高すぎるからだと思う。
日本のプロ野球はスター選手を集め、観客をたくさん集め経営を安定させることを最優先している。

強いチームを作って、チームとファンが一丸になって勝利を共有する「野球」が、一部球団で始まっているが、球界全体では無視されているように感じる。

今季の千葉ロッテ・日本ハムの年俸契約に注目していきたい。

所属選手との交渉や結果を見ていると、そのチームの構造が見られ、どんな野球をしようとしているのかが、ある程度見えてくるからだ。

年俸の低い選手が、活躍する姿は、感動モノだ。
今季で言えば、日本ハムの森本・・3000万円。田中賢・・1350万円。敵チームだが、あっぱれといいたい。

千葉ロッテ投手陣が、抑えられなかった。悔しい。

巨人は、桑田が少年野球団を作り指導して、巨人のイメージアップに貢献していることも、評価していないようだ。

桑田がんばれ・・・。

「プリンス」のような個性を

2006-10-29 23:41:28 | 巨人野球

「プリンス」のような個性を   10.27.サンケイスポーツ(概略)

10.27. 巨人の清武英利球団代表が、川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、選手を前に「個性派集団になれ」とゲキを飛ばした。

同代表は、44年ぶりの日本一に輝いた日本ハム・新庄剛志外野手のように“一芸”に秀でた選手が優勝には必要と熱弁。

原辰徳監督の現役時代の『若大将』のように、ファンに認知されるニックネームを持つ選手の出現を望んだ。

日本ハムの日本一。屈辱の胴上げシーンも、清武球団代表には絶好の“ヒント”に思えた。

「ファイターズは新庄に引っ張られて(選手の)個性が際立っているよね。ウチにも一芸に秀でている選手はいる。

スペシャリストの養成が大事。それが観客、視聴率の向上につながるのは間違いない」

この日から一部主力選手を除いた一、二軍の合同練習がスタート。練習前の円陣で、清武代表は個性の重要性を説いた。

通常は「この悔しさを忘れずに…」などと反骨精神をあおるのが、このタイミングでの訓示。

しかし、新庄が強烈な個性を発揮し、人気も急上昇して日本一になった日本ハムの在り方は、成績、人気ともに低迷中の巨人には最高の教材だった。

巨人の選手に“新庄になれ”は酷だが、清武代表は新庄の「プリンス」のように、名前と同じように使われるニックネームを持つ選手の出現が巨人再建につながる、と熱く語った。

「異名を持つ選手であってほしい。個性がなければどうしようもない。ファンに希望を与えてもらいたい」

原監督はかつて「若大将」と呼ばれた。
最近までは「ゴジラ(松井秀)」も「番長(清原)」もいた。さて、今季はどうだったか…。個性あふれる選手の出現を待つ。

その昔、“巨人軍は常に紳士たれ”といわれていた。来季の逆襲のキーワードは“巨人軍は新庄たれ”だ。

★紅白戦

秋季練習5日目のこの日はフェニックス・リーグに出場していたメンバーも合流し、約40人が参加。

投手は5人用ブルペンがフル稼働、野手はフリー打撃に汗を流した。

活気が戻った練習風景に原監督は「元気な人間は全員キャンプに連れて行く」と秋季宮崎キャンプ(11月4-20日)での戦力底上げに意欲。
28日は紅白戦が行われる。

<感想>

昨季は、日本一の千葉ロッテから、今季は、日本ハムから学ぶ巨人・・・。

巨人は、日本一チームから学ぶなら、その本物を学んで欲しい。

千葉ロッテと日本ハムに共通することは、何?
チーム一丸の精神だろう。千葉ロッテは、レギュラー・打順を固定しないで、チーム一丸を作った。

今季の日本ハムは、打順の1番から5番を固定して、強力打線を作った。
形は変わっているが、共通していることは、チーム一丸だったと思う。

今季は、千葉ロッテより、日本ハムが新庄を中心にした「一丸」が千葉ロッテより強くなった・・・。素晴らしいチームに育った結果だと思う。

巨人は、1億円以上の選手が多く、チーム内の年俸の格差が大きいことや、秋季キャンプの練習参加が主力を除く賭したとき、キャンプで一軍チームの構成ができない・・・・?

若手の成長で、1軍チームができても、本番では主力といわれる選手が、起用される。

日本ハムには、1億以上の年俸選手は、小笠原・金村選手の2人・・・あとは、一億以下の選手だ。

主力はお休み…としても、2人だけ・・・そんなチーム構成だ。そこに日本ハムの強さがあるのだと思う。

もう一つの特色は、千葉ロッテ・バレンタイン監督。日本ハム・ヒルマン監督の野球のすタイルが、チーム内外に提示されていたことだと思う。

巨人も、監督の考える野球に取り組んで欲しい。
未だに原野球の考え方が示されていない・・・。私はそこに成績低迷の要因があると思う。

今季の4月…あれだけ好調チームが、故障者の出現で、低空飛行になった。

故障者を出さないチーム作り・・・・故障者でても戦力ダウンしないチーム作りが必要だ。

原巨人大砲獲り「愛」は封印

2006-10-29 02:51:30 | 巨人野球

原巨人大砲獲り「愛」は封印  10.19.サンケイスポーツ(概略)

10.18.異例の“2部制会談”だ。巨人の原辰徳監督、滝鼻卓雄オーナー、清武英利球団代表が、都内のホテルで来季へ向けた3者会談を行った。

約3時間の話し合いでは「大砲獲り」など具体的な補強策を検討。

原監督は午後1時前に東京・大手町の読売新聞本社を訪れ、滝鼻オーナーと渡辺恒雄球団会長に今季のシーズン終了報告を行っていたが、昼夜で約4時間におよぶ異例の2部制会談で、今オフの積極的な戦力補強が確認された。

異例の“4時間会談”が、そのまま来季への意気込みだった。午後9時過ぎ、都内のホテルから原監督、滝鼻オーナー、清武代表が相次いで姿を見せた。

「あらゆる戦力分析をしていました。来季についてどうするか…。個人名もたくさんでましたね。」滝鼻オーナーが“第2部”の会談で具体的な補強策を検討していたことを明かした。

球団史上初の4年連続V逸、2年連続Bクラスという屈辱にまみれた今季の巨人。“異常低迷期”を脱するため、白熱の討論は約3時間に及んだ。

昼・原監督が今季のオーナー報告を行うため、読売新聞本社を訪れていた。約1時間の“第1部”の会談後、今季の反省より来季の話に終始した球団トップの期待の大きさを感じ、積極的な戦力補強を明言した。

「補強という部分で、FAに対して黙っておくということは、ないと思います。ルールに乗っ取った上で獲得に、というのはある。」

今オフの動向が注目されているFA権取得選手といえば、広島・黒田と日本ハム・小笠原。現時点で両選手が権利を行使するか明確ではないが、FAを宣言すれば獲得へ動く可能性を示唆した。

若大将が“鬼”になる。すでに9選手に戦力外通告を行ったが、さらなる選手の入れ替えについて「あるか、ないのか、という部分でいくなら、あるという方向。

強いチームを作るための方法があるのなら、何でもやっていこうと思います」と断言。そして夜…。今度は滝鼻オーナーが熱い口調だった。

「国内、海外を含めて補強する。投手陣については(レベルは)上昇した。打つ方は数字的に最悪だからね。打者の補強? そうです」。今季リーグ最低のチーム打率.251だった打撃陣の強化を明言。

この日さっそく、ソフトバンクから戦力外通告を受けた大道典嘉外野手(36)の獲得が発表された。本格的な動きは日本シリーズ、大学生・社会人ドラフト後。大砲獲りも視野に入れている。

来季は3年契約の2年目となる原政権。7月に渡辺会長が長期政権を明言したが、あぐらをかくつもりは毛頭ない。危機感いっぱいの原巨人が、積極的に動く。

<感想>

戦力補強のことばかり考えず、チーム内戦力のアップにもう少し専念した方がよいと思う。

名前のある選手を集めることだけが、戦力アップではないと思う。
原監督のやりたい野球に沿った選手構成や戦力アップに努力して欲しい。

今季は、スモールベースボールといっていたようだが・・・・開幕すると、走れない・大砲・故障者予備軍が、レギュラーとなった。

走塁力ある選手は、レギュラーとしなかった。

とにかく、今年の反省も必要だと思うが、原野球にとってどうだったのか?といった形の反省と、改善策を考えるべきと思う。その中から、必要と思われる選手を取る。このように考えて欲しい。

FA等で獲得する選手については、そのチームだから活躍できたのか。巨人というチームで活躍できるか。慎重に検討すべきと思う。

封印する「巨人愛」内容が、理解されなかった。これも反省材料だと思う。日本ハムの監督は、「日本ハム愛」とは言っていない。

チームの中心にいた新庄も、スタンドのお客さん・ファンのために・・・。北海道のために。これで戦ったのだと思う。

小久保Sバンク復帰小笠原獲り

2006-10-19 02:56:21 | 巨人野球
小久保Sバンク復帰小笠原獲り 10.17.スポーツニッポン(概略)

10.16. 巨人・小久保内野手のソフトバンク復帰が決定的となった。

都内で清武英利球団代表(56)と残留交渉を行った小久保は、古傷の右ひざ検査のために渡米する17日にもFA権の行使を正式表明する。

すでに古巣復帰への準備を進めている小久保に対して、巨人は穴埋めとして、同じく今オフFAの目玉でもある日本ハム・小笠原道大内野手(32)獲得に動く可能性が出てきた。

残留交渉から都内の自宅に戻った小久保は「きょうは(球団への)ご報告だけ。あした空港でしゃべる。

決断はまだ先」とだけ話した。しかし、その心はFA権の行使、そして古巣への復帰。来季4年ぶりにホークスの一員となる決意を固めていることが分かった。

小久保は3年契約が切れる今季、主将に就任したが6月に右手親指を負傷。戦線離脱と同時にチームも急降下。球団は初の2年連続Bクラスに終わった。

一方のソフトバンクは“人生の師”と仰ぐ王監督が7月に胃がんの手術のために入院。

チームは3年連続プレーオフで敗退した。残留か、復帰しての古巣再建か悩み抜いたが

「最初で最後のFAだから大事にしたい」と話していた小久保にとって、古巣への復帰はこのタイミングしかなかった。

2003年オフ巨人移籍の際、ヤフードーム近くの福岡市内の自宅を借家にしていた。

それを10月初旬、仲介業者に対して「2月か3月までに空けてくれるように」と賃貸契約の解除を申し出ていたことが、この日までに明らかになった。

賃貸契約解除は古巣への復帰準備にほかならなかった。

巨人サイドも小久保の存在感は来季V奪回へ欠かせない存在としてとらえている。今後も粘り強く残留を要請していくが、ソフトバンク復帰となれば、早急にその穴を埋める必要性が生じてきた。

そこで浮上してきたのが今季のパ・リーグ2冠王でもある小笠原だ。球団では今季FA権を取得した小笠原について水面下で調査を進めてきた。

これまでは「まず2人の交渉が先。そうでないと残ってほしい2人に失礼に当たる」(読売首脳)として小久保、李スンヨプの動向を見守ってきたが、ここにきてメジャー移籍の可能性があった李は残留が濃厚。

小久保の流出が確実となり、FA戦線参入に乗り遅れることは許されない状況となった。

今季チーム打率がリーグ最下位の・251に終わった巨人にとって、2冠王の小笠原は小久保に勝るとも劣らない存在だ。

現在、小笠原は日本シリーズを控えており、FA問題については沈黙を貫いている。とはいえ、シーズン中から再三の球団による残留交渉要請を保留するなど、オフの権利行使は確実とみられている。

宣言すれば中日も獲得に動くのは確実な情勢だが、3億8000万円(推定)と高年俸によるFA補償問題も、資金力が豊富な巨人なら問題ない。

至上命題ともいえる来季の5年ぶりのV奪回へ。戦力補強を急ぐ。

≪渡辺会長惜別?「感謝している」≫渡辺球団会長が都内のホテルで、小久保の去就問題について口を開いた。

「巨人の選手1人1人の事情までオレは知らない。何も聞いていない」としながら
「(巨人に)連れてきたのはオレだから、彼の今までの活躍には大変感謝している」と発言。

オーナー時代の03年オフ、ダイエーからの無償トレード成立に尽力したが“惜別”ともとれる言い回しだった。

≪小笠原 日本シリーズ終了後まで雑音を封印≫日本ハム・小笠原はFAについて、かねて「目の前の試合に集中するだけ」としており、日本シリーズ終了後まで雑音を封印する考えを示している。

この日、札幌ドームでの紅白戦ではDHがないナゴヤドーム対策で守備位置を一塁から三塁に移したが、守備機会は2度のバント処理。

「(強い)打球が飛んでこなかった。全くやってなかったわけじゃないし、早く感覚を取り戻さないとね」と準備万端を口にした。

<感想>

なぜ小久保が、巨人を去っていくのか?

原監督の考えは、発表されていない。

今季で契約切れになっている小久保選手を、キャプテンにした時、小久保に対して巨人の次代をを任せるとは言えない巨人の考え方が、小久保を予定通りに去っていくことになったのだと思う。

巨人は、球団の将来展望もなしに球団経営をしているようだ。
そして巨人のドンといわれる渡辺会長は、自分が呼んできた選手の事情を、何も聞いていない・・・。

こんなことでいいのか?

小久保は、巨人したときから、レンタル選手というイメージだったのに、何も対策していなかったと言うことだろう。

李承選手は、もともとメジャー志向の選手を承知で入団させた。大活躍したが、そのツケがシーズン終盤に現出してしまった。

李承は故障者リストに入ったため、メジャー行きを、あきらめたようだが、来季は今季のような活躍は無理であろう。そのような選手に、巨人は今季同様の活躍を期待しているようだが・・・・。

この辺りのセンスが、巨人の経営センスだとおもう。

今季大躍進の日本ハムは、チームに必要な選手を、球団独特の査定基準で査定して、必要選手を集めたという。このような球団経営を、昨季の千葉ロッテもやった。

昨季、千葉ロッテの経営を学んだ巨人は、ファンサービスにちょっぴり「物まね」だが、少しがんばったようだが、球団経営の本質である選手構成には、未だ丼勘定のようだ。

生え抜きの選手すら大事にしない球団体質は、今後も変わらないであろう。

桑田選手も巨人を去った。1軍での成績を上げらなかったのは、登板回数が少なかったことも、要因の一つであろう。原監督が、必要としなかったのであろう。

私見・・・桑田は、いわく付きであったが、巨人の生え抜き選手だ。少年野球を指導しているようだ。

このことだけをとっても、巨人のファンサービスに貢献していることを忘れてはならない。球団は、これも無視している。

桑田・・・200勝に向かって、がんばって欲しい。少年野球の指導も続けていって欲しい。

がんばれ・がんばれ・・・桑田。

来季優勝を目指す原野球が、これからどうなっていくのか?注目していきたい。
小久保がダメなら、小笠原・・・。この発想はやめた方がいいと思う。

原巨人、屈辱のシーズン終了

2006-10-17 00:10:22 | 巨人野球
原巨人、屈辱のシーズン終了
…若手鍛えて来年こそ復活だ!10.16.サンケイスポーツ(概略)

10.15.ヤクルト2-0巨人、最終戦、巨人14勝8敗、神宮)・・・・・あと1本-。こんな試合を何度見たことだろう。今年最後の試合は、今季の巨人を見事に象徴していた。

「あと1本? (今年は)こういうコメントが多すぎて、言葉がでないよ。長いシーズンが終わったという部分で、選手は全力で戦いました」

選手をねぎらうセリフこそ口にしたが原監督の表情には屈辱感があふれていた。この日は左ひざの手術を行った主砲・李承ヨプが不在。

全イニング得点圏に走者を置きながら、かえす力がなかった。

開幕9カード連続負け越しなしという“ロケットスタート”で滑り出したシーズン。だが、高橋由、小久保、上原ら主力の負傷離脱が、予想以上の失速を招いた。

最大『14』の貯金は底をつき、悪夢の8、10、9連敗。結局は、主力の穴を埋める若手の底上げが足らず、矢野、亀井、脇谷、鈴木らの力は安定したものではなかった。

屈辱は、もうゴメンだ。来季は同じテツを踏まぬよう、すでに動き出している。公式戦中ながら、日程の合間に脇谷、鈴木らをフェニックス・リーグへ派遣。

11月の秋季キャンプも「試合形式が多くなる。若手に試合経験を積ませたい」と篠塚守備走塁コーチ。若手を実戦で鍛えあげ、確実な戦力に仕上げる-。

なによりも、それが最大の“補強”なのだ。

「課題は非常に多いチームではあるけれど、来季へ向け、今季のような戦い方は絶対に許されない。来年は強いチームを作らないと。」

原監督が熱くリベンジを誓った。2リーグ制施行後、球団史上初の4年連続V逸、そして2年連続Bクラスを味わった06年。G党は、来年こそ強い巨人の復活を信じている。

<感想>

私見・マスコミ報道でしか、情報収集していないが、今巨人を再生するには・・。

まず、監督自身が、今季の反省をしなければならない。
原監督のコメントは、選手に責任転嫁している。

先ずは、監督・コーチの責任を考えなければならない。

①故障者が多い・・・この責任はどこのあるのだ?

故障した選手1人1人に責任があることは当然だと思う。その責任を取らせなければならない。

コーチは、予想された故障に対して、対策を講じたのか?若手育成法が最良のモノであったか。考察しなければならない。

反省なしに、進歩はない。

②若手で活躍した選手がいたが、なぜレギュラーにまで成長させられなかったのか?

その責任も追及しなければならない。

③FA選手の獲得が、チーム力アップになったのか?検証しなければならない。

巨人は、今季の日本ハムの野球をじっくり観察すべきと思う。
チーム一丸・・・。野球の原点だと思う。