巨人背番号大シャッフル 12.6.スポーツニッポン(概略)
12.5. 巨人が5年ぶりのV奪回を目指す来季に向け、背番号の大幅入れ替えを断行することが分かった。
原監督の発案によるイメージなどを重視した“背番号シャッフル”となる。
「背番号にはイメージがある。例えば左の強打者とか、右のいい投手。あるいは験のいい番号とかね。大幅に入れ替えようと思っている」
指揮官が指す大幅という規模は20人から30人程度。一時期にこれだけ背番号が入れ替わるのは極めて異例だ。
例えば2003年に10勝を挙げ新人王を獲得して以来、不振の続く木佐貫は41に変更。
1989年に20勝を挙げ沢村賞を獲得するまでの7年間、斎藤(現投手コーチ)がつけた“出世番号”に復活への期待を込める。
また今秋の宮崎キャンプでは31の野口に「野手の番号というイメージがある」と変更を打診するなど、新背番号の調整を続けている。
FA移籍した小笠原に日本ハム時代の2を用意し、小坂が6となるなど戦力入れ替えによる変更も含め大幅チェンジ。
背番号とともに不振にあえぐチームのイメージを刷新する。
●≪原監督「強さなき者は去れ」≫巨人の原監督が「強さなき者は去れ」と訴えた。千葉・袖ケ浦市内のゴルフ場で行われた篠塚打撃コーチ主催のチャリティーゴルフに参加し、来季に向け「いい選手はいらない。
強い選手を求める」と強調。故障が即脱落につながるとの強い姿勢を示した。今季は故障者続出に泣いたが「幼稚園生と一緒にやってるんじゃない。
誰がはい上がってくるのか。(体の)強さが競争の原点」と話した。
<感想>
原監督は、チームの弱体化の責任を自ら取うとしない監督のようだ。
自分のことしか考えない監督のようだ。
選手やファンの背番号に対する気持ちの分からない監督だと思う。
ファンは贔屓選手の背番号グッズを買って持っているほか、その番号に愛着を持っている。
選手も最初は与えられた背番号でも、スター選手の背番号をもらった選手は、その背番号への責任を感じ、頑張っていると思う。
数人の選手が成績不振だからと言って、多くの選手の背番号を代えるのは、監督のエゴだ。
背番号が変わって好成績をあげる選手もいるかも知れない。その反対もある。好成績につながるという根拠は見あたらない。
もしかえるのなら、成績不振選手だけにしたらよい。