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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

【巨人再建論】 

2006-12-30 00:21:13 | 巨人野球

巨人再建論    12.29.サンケイスポーツ(概略)

田代記者「なぜ“二流”助っ人ばかり獲るのか」・・サンケイスポーツ・メジャー担当キャップの田代は、巨人の外国人補強に“疑問”を投げかけた。

米国でも、巨人の低迷は話題になります。助っ人OBの本紙専属評論家、ロイ・ホワイトさん(63)も心配しているほど。

なぜ、“二流助っ人”ばかり獲るのだろう? 来季の新助っ人として、デビルレイズからデーモン・ホリンズ外野手(32)を獲得したようですが…。

えっ、こんな選手でいいの…。当人には申し訳ないが、これが巨人の新助っ人を聞いたときの率直な感想だった。

デーモン・ホリンズ、32歳。ヤンキースと同じア・リーグ東地区のデビルレイズ所属なので、昨季から何度もプレーを見ている。とても来季V奪回の使者や、チーム打率が2年連続リーグ最下位だった打線の救世主になれるとは思えない。

デ軍の米国人番記者によれば、年俸は出来高を含めて130万ドル(約1億5500万円)。

いくら右打者が補強ポイントといっても、そんなに巨人の外野陣は層が薄いのだろうか。

改めて言うまでもなく、大リーグからの助っ人はチームを再建する上で大きなポイントだ。だが、ここ数年、巨人が獲得する選手には首をかしげる。

他球団のように資金力がないなら、ホリンズ級の選手で大化けを期待してもいいが、国内のFA選手には大金を積んでいる。

3月のWBCや11月の日米野球を見ても分かるように、日本選手と明らかにレベルが違うのは一流クラスだけ。

巨人が資金力にモノをいわせて優勝を狙うつもりなら、日米のファンを仰天させるような大物を引き抜かなければ意味がない。

韓国や台湾に比べて、「メード・イン・USA」の選手は年俸と成績のコストパフォーマンスが悪い。日本野球への適応に時間がかかる選手も少なくない。

レギュラーの座が1つ消えれば、起用されない若手の不満も募る。いくら球団幹部や首脳陣が育成を声高に叫んでも、二軍の選手はシラケてしまう。

一流クラスが無理なら、むしろ獲得しない方がいい。ファンも納得するはずだ。それでも助っ人が必要なら、もっと事前調査に力を入れるべき。

FA選手やドラフト候補はプライベートな情報まで収集すると聞くが、大リーガーに関してはリサーチから契約交渉に至るまで徹底的に見直す必要がある。

プレーで裏切られるだけではなく、帰国後の言動によって「ジャイアンツ」という大リーグでも通用するブランドをキズつけられることがあるからだ。

たとえば昨季のキャプラーやミセリ。レッドソックスにいたキャプラーが変化球を苦手にしていることは、巨人が業務提携しているヤ軍関係者ならだれでも知っていたし、ミセリの問題児ぶりはそれ以上に有名だった。

とても巨人のユニホームにふさわしい選手ではなかったのだ。

大リーグ球団や代理人の間では「巨人からは金が取れる」というのが通説になっている。中途半端な大リーガーを補強するくらいなら、しない勇気も必要。

それも含めて、巨人にしかできない助っ人戦略を抜本的に練り直すべきだ。

■デーモン・ホリンズ(Damon Hollins)
1974年6月12日、米カリフォルニア州出身、32歳。

同州バジェホ高から92年ドラフト4巡目でブレーブス入団。98年にメジャー初昇格し、ドジャース、レッズ、ブルワーズ、ツインズ、ブレーブスを経て、2005年からデビルレイズ。

今季は121試合に出場し、打率・228、15本塁打、33打点。メジャー通算成績は256試合に出場、打率・242、28本塁打、86打点。1メートル80、82キロ。左投げ右打ち。

<感想>

巨人フロントにも、野球に理念が見えない。

原監督からも、野球理念が見えない。これが、現在の巨人だ。

優勝・優勝・・・常勝巨人と言うことばかり発言しているだけで、やっていることは、混迷の感じがする。
助っ人の大化けするのを期待しようと言うことのようだ。


巨人背番号大シャッフル   

2006-12-29 15:00:30 | 巨人野球

巨人背番号大シャッフル   12.29.サンケイスポーツ(概略)

12.28. 巨人は来季の新背番号を発表した。原辰徳監督の「強い刺激を与える」という意向で、大量25人の背番号が変わる過去最大級のシャッフルとなった。これが巨人再建への発奮材料になるのか-。

原監督流の叱咤(しった)激励だった。過去に例のない大人数の背番号変更。なんと、25人の番号が変わった。

林が30から13、姜建銘が97から17、李承ヨプは33から25へ。今季好成績の選手は数字が若くなった。

逆に野間口が13から33、木佐貫が21から41、野口が31から46と、期待はずれだった選手は数字が大きくなっている。

「心機一転、新しい巨人軍を目指す原監督の強い意向があった。番号それぞれに期待と激励が込められている。

強い刺激を与えて、来年は強い巨人軍を目指してほしいということだった」と清武球団代表。4年連続で優勝から遠ざかっているチームを再建するための発奮材料にしてほしいという願いがあった。

清武代表も「すべての(空き)背番号が消えてしまうよう、奮起してほしい」とゲキを飛ばした。かつて清原、桑田がつけていた「5」も「18」も、明日の“巨人の星”を待っている。

●桃井球団社長「危機感をもって」

仕事納めで桃井球団社長が職員に「チーム、フロントとも危機感をもってほしい」と訓示を述べた。

日本テレビの巨人主催試合の地上波中継が今季の72試合から来季は40試合へ大幅に減ることで放映権収入はダウン。

「巨人軍の伝統をふまえつつ、前例を打ち破るつもりで取り組んでほしい」とファンサービスなどに努めることを厳命した。

<感想>

これが巨人の現在だ。ファンの存在を無視して、背番号の変更・・・ナンセンスだ。こんなことで戦力アップできるのか。

できはしないと思う。

原監督は何を考えているのか?

選手の背番号を変えるなら、全員の背番号を変更すべきだ。選手差別だ。

選手にとって背番号は、入団時の初心が刻まれているモノだと思う。初心を忘れろと監督命令のような気がする。

来季の巨人が見えるような気がする。

そんなことより、球団や監督は、テレビ放送の激減=収入源をどうするか?それが現在の球団の最大課題だと思う。

「千葉ロッテばんざい」は、視聴率低迷の原因が、巨人の低迷だけではないと思っている。

中継時間のことや番組内容にも原因があると思う。

今季の巨人絶好調の4月でも、テレビ視聴率は上昇しなかったからである。

野球の魅力は、1~2回の先発投手の不安定な立ち上がりで、試合の方向を決める序盤戦にあり、試合の結末となる終盤であると思う。

この野球の魅力部分を省略した野球中継は、野球ファンを無視した番組だからである。

試合経過や結果だけなら、携帯やインターネットで知ることができる。こんな現状を無視した野球中継は、ファンから見放されることは、当然と思う。

来季からの野球中継の工夫が必要だと思う。

上原入札&FAにモノ申す

2006-12-28 00:22:55 | 巨人野球

上原入札&FAにモノ申す 12.27.サンケイスポーツ(概略)

12.26.巨人・上原浩治投手(31)は、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円ダウンの年俸3億1000万円でサイン。

前日25日に3億4000万円で更改を終えた中日・川上に球界最高年俸投手の座を明け渡した。

交渉ではポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍について、球団によって対応が違う不公平感を直訴。自身はFA権取得まで移籍を希望しないことを改めて明言したが、そろわぬ足並みにモノ申した。

言わずにはいられなかった。約30分間の交渉で上原が強く主張したのは、ポスティング制度のあり方とFA権取得の期間短縮だった。

「12球団統一ルールにしてほしいとお願いしました。
最初に訴えたやつが行けなくて、後から訴えたやつがどんどん(大リーグに)行っているというのは寂しい…」

今や海を渡る“近道”になった同制度だが、この言葉をメジャーにしたのは上原。2004年オフ、同制度の行使を熱望。

移籍騒動や自費キャンプという事態に発展したが、結局は上原が折れ、FA権取得まで“封印”することを明言した。

「行きたいですよ、正直なところ。でも巨人は認めないといっているわけで、負ける勝負はしても仕方ない」

その“我慢”の一方で松坂、井川らが続々と制度で海を渡る現実は受け入れがたい。

球界の統一ルール作りとFA取得期間短縮の直訴を受けた清武球団代表は「来年の実行委員会で提案していく。(FAも)9年は長いと思う」と理解を示した。

制度にはモノ申した上原だが、金銭交渉は白旗。3000万円ダウンで川上に最高年俸投手の座を譲った。今季は右太もも裏の肉離れなどで戦線離脱し、8勝9敗。

「来年はビールを口に含んで(原監督に)かけたい」とジョークで雪辱を誓った。

★「G球場弁当」できる

上原は交渉の席上、こんな“珍要求”を出した。球団側に「ジャイアンツ球場でお昼を作って!!。」12月から1月末まで続く自主トレ中のランチ提供を訴えた。

現在は寮生だけが食堂で作った弁当をもらっているが、自宅から通う選手はランチを食べずに練習を行うかコンビニ弁当だ。

上原からの訴えに球団側もすぐに反応。年明けから『前日予約制』で、寮で作る弁当を提供することを決めた。

<感想>

上原が主張したのは、ポスティング制度のあり方とFA権取得の期間短縮だった。

選手が制度についての考え方を主張し、球団やオーナー会議などで検討し、改革していくことが望ましいと思う。

日本の野球界は、改革の検討や決断が遅い・・・コミッショナーも変わるらしい。これを機会に球界の大改革して欲しい。

選手やファンの希望を可能な限り、実現して欲しい。

G球場弁当・超高額選手の要求はちょっとおかしい気がするが、球団が選手からの要求でなく、「勝利のため」練習環境整備の一環としてを用意て置くべきと思う。

寮生とベテラン選手が、同じ釜の飯を食うチャンスであり、そこのチーム内コミュニケーションを育成することになるからだ。

定額料金を取ってもいいと思う。何てったって、超高額年俸だから・・・。

チームに「優勝する」意欲が見えないね。きっと原監督は、G球場では食事市内の手はないの・・・・。

こんなところにも、チーム一丸精神に欠けている感じがする。

滝鼻オーナーオレ竜要請

2006-12-26 23:32:28 | 巨人野球

滝鼻オーナーおれ流要請      12.26.デイリースポーツ(概略)

12.25. 巨人・滝鼻卓雄オーナーが、原巨人に“オレ竜”導入を勧めた。

都内のホテルで行われた「報知スポーツ大賞」の表彰式に出席し、来季の巨人に対して、中日方式のキャンプでの猛練習を命じた。

今季の巨人はケガ人続出で虚弱体質を露呈した。その根本的な原因を滝鼻オーナーは練習量の少なさと分析した。

「中日は優勝旅行前にも秋季キャンプをやっていたんだってね。ヘトヘトになるまでやるらしいね。」

12球団随一の練習量を誇る中日を例に挙げ、「全選手、ベテランから2軍まで後悔をしない練習量でシーズンに突入してほしい」と要望した。

すでに原監督とも練習に関する話し合いは行ったという。「いい野球とか美学だけでなく、なりふり構わず、がむしゃらにいくしかない」と手厳しかった。

<感想>

練習の方針は、監督が決めることで、オーナーや球団が口を出すことではないと思う。
私も同感・・・滝鼻オーナーの言う通りと思う。

原監督のチーム作りのイメージ・方針がはっきりしていない。

今季のはじめは、千葉ロッテ流のスモールベースボールを掲げたが、開幕先発は、ベテラン逮捕を並べた。

スモールベースボールに必要な若手を起用せず、ベテラン中心・・・。

別メニュートレーニングのベテランは、1年間持たないと思っていたが、5月に絶不調で沈没した。

チーム構成がベテラン中心で今季は、小笠原・谷選手が入団・・・スモールベースボールの戦士ではない。

と言うことは、相変わらず大砲野球のようだ。
1年間乗り切るための全員超過激のトレーニングをしたら、キャンプで怪我人続出で、先発打線が組めないかも知れません。

生え抜きの若手選手を中心にした方が、自力のあるチームに育って行くと考えられるが、「常勝巨人」を目的にすれば、ベテラン中心になるであろう。

巨人再建・真の育成

2006-12-17 01:12:01 | 巨人野球

巨人再建・真の育成    12.14.サンケイスポーツ(概略)

ついに巨人OB会副会長・広岡達朗氏(74)の登場だ。大御所は盟主再建の最重要ポイントとして①「育 成」の見直しと必要性を挙げた。

さらに…。②「勉強不足」 ③「オフの過ごし方改革」から ④「契約更改交渉での姿勢」まで、グラウンドだけではない“広い視点”での再建論を展開した。

4年連続V逸に2年連続Bクラス。もう、黙ってはいられない。巨人再建に何が必要か。

機動力アップ、ストッパーを含めた投手陣の整備…など弱点の補強が急務といわれているが、広岡氏はもっと広い視点で“盟主復活”をにらんでいた。

①まず育成
真っ先に挙げたのが育成の問題だった。中でも選手を育てる前に、まずは育成の方法=指導者の意識改革が大きなテーマだと指摘する。

『人は平等に生まれている』-。これが広岡氏の理念。教え方ひとつで、選手は希望を持つことができるという。

「フロントがスカウトを通じ、いい選手を獲ろうと努力している姿勢は素晴らしい。その上でふさわしい指導者がいたかどうか。

低迷して、そうではなかったことに気づいたまではいいが、それで済んだわけではない。育成とは何か、命がけで取り組んでほしいのです」

ヤクルトと西武の監督時代に日本一3度の実績を持つ広岡氏の言葉には説得力がある。現代の教育問題にも共通するこのテーマは、今の巨人に最も欠如している部分だと指摘した。

「(1)いい素材をとるスカウトの手腕(2)指導者の手腕(3)その上で戦って反省する。

そして(3)から(1)につなげる。この3つのローテーションこそが育成で、これをやっていけば必ず素晴らしい巨人軍になっていきますよ。

今の首脳陣には私の教え子も多くいますが、原監督は相当甘い。選手獲得の次の段階である指導者の育成意識が目覚めれば、必ずや強くなります」

逸材の獲得だけで黄金期を形成した時代もあった。しかし、それに甘えて“真の育成”を怠ってきたことが、低迷という形で浮き彫りにされていると、広岡氏独特の愛情表現を展開した。

②勉強しろ>

秋季キャンプに臨時コーチとして参加した広岡氏は、頭を鍛える必要性を説いた。

「今の人たちは歴史は関係ない、という感じ。伝統や先輩が築いてきたことを忘れている。そういった伝統があって巨人軍は強くなってきたんです」

栄光の巨人史を知る。強かった巨人軍を文章や数字で頭の中にたたきこむ。

その“足跡”を知ることで、すごいチームでプレーできる「ありがたみ」や歴史を汚してはいけないという「気迫」も生まれてくる。

「若い選手たちに、先輩選手がもっと教えてあげないとだめです」勉強もまた、大切な要素のひとつになる。

③ オフも野球
体を休めるばかりがオフではない。「今シーズンを振り返って自分に足りないもの、自分がうまくなるためにできることを考える。それをやらずに飲み歩く選手なんて論外。」

巨人が強かった時代、王者の座を維持するために先輩たちは一年中、戦っていた。

「みんな、自分の課題を解決するには(オフに)どういうことをすればいいのか考えていた。ボクは合気道、居合、ヨガなどに取り組んでみた。何ができるか考えないと…」

④更改ででゴネるな この時期、当たり前のように聞く『銭闘』の言葉。広岡氏はここでも意識改革の必要性を口にした。

「私の時代は毎年、契約していただけないのでは、という不安があった。巨人の選手の宿命は技を磨いて、素晴らしいプレーを見せること。

そこまでの選手でもないのに2億(円)も3億もほしがるのではなく、『やった暁には、やった分の報酬をください』と言っていたものです」

巨人に限った問題ではないが、今季のような成績で“銭闘”していたら、ファンはどう思うだろうか…。

育成という大きな幹をしっかりと大地に根付かせた上で「学習」「試行錯誤」「意識改革」といった枝葉の部分を成長させていく-。広岡氏のG再建論は熱かった。

<感想>

広岡氏がすべてを語っているようだ。常勝巨人のセリフは、不遜と思うが、ポリシーなき巨人の低迷は、プロ野球の活性化を疎外する。

巨人の上昇のための提案は、サッカーの川渕キャプテンや巨人OB ・広岡氏と千葉ロッテばんざいで盛んに行われている。 

問題は、巨人球団や監督が、これらの提案をどのように考え、どう反応するかだと思う。

広岡提案の解説

①まず育成ありき
・・・選手を育てる前に、まずは育成の方法=指導者の意識改革を上げられた。

同感・・・・コーチの声がよく報道される。今季も伊原コーチの来季打順の発言。谷選手の評価など。

キャンプも始まっていないこの時期に、監督の方針も発表されないこの時期に、なぜ?

テレビ評論家の無責任発言なら許されるかも知れないが、現役コーチとしては、内容は良くても不適切と思う。

監督の方針に沿ってコーチが選手指導を行うという体制ができていないように感じる。監督とコーチの結束がゆるい感じだね。

巨人の場合は、コーチの意識変革だけでなく、監督の意識変革も重要なぽいとであると思う。

今季前、原監督は、「巨人愛」を叫び、スモールベースボールを標榜した。

巨人愛を語った選手は、見あたらない。生え抜き選手でスモールベースボール方思っていたら、開幕は、超高額選手で戦った。

巨人絶好調でペナントレースが進んだが、怪我人続出・・・急下降してしまった。

原監督の成績至上主義でチームは、崩壊した。この反省の弁も聞かれない。反省なくして上昇巨人は作れないと思う。

超高額選手は、実績あり好成績をあげるが、春季キャンプ・特別メニューでは、1年間戦える体力なし。

こんなことは、プロ野球を注意深く見ていれば、当然分かるはずだ。
来季に向けても同じことをしているようだ。巨人の選手は、他球団よりも年俸が高い。ハングリー精神は生まれない。

1億円以上の選手も、自己の成績向上にしか励んでいない。秋季キャンプで今季の反省と来季への課題の確認もしていないだろう。

それは、事実ならプロではないといえよう。年俸の交渉だけがうまくなってはならないと思う。

②勉強しろ・・・・今の人たちは歴史は関係ない、という感じ。伝統や先輩が築いてきたことを忘れている。と広岡氏。

その通りだが、原監督がそれを理解していないことを、付け加えておきたい。
選手それぞれが好成績をあげれば、勝てる。こんな考え方でしょ。

王・長嶋はすばらしい選手だが、柴田・黒江など出塁率の高い選手がいたことを忘れてはならないと思う。
球団の歴史を学ぶことは、自分たちの今いる場所が何処かを確認し、目標を確認するであり、自分の使命・チーム内の役割を自分で考えようと言うことと思う。

自分で考えるこのことのできる選手は、ゲームでもその時の自分を状況を、自分を考えられる選手であるからだ。

内海君・・・マウンドでピンチになった時、金田投手ならどうした。これを参考に自分のプレーを選択する。金田伝説は、たくさん残されているよ。

それで失敗したら、じっくり反省し自分でトレーニングの課題を設定できるから。
こんなことを考えると、これは、球界全体で取り組む必要があろう。

<提案>コミッショナーが、プロ野球野球の歴史講座を開設すべきと思う。

各球団史は、それぞれのチームで講座を開設すればよいと思う。チーム一丸の基礎となるだろう。

③オフも野球を・・・野球選手は、少年の頃から、監督やコーチの指示・指導の中で野球してきたため、自分で考え自主的に工夫する態度が養成されていない。

今季の反省をじっくりすれば、練習課題は明らかになるのだが、真剣に取り組んでいる選手はいるのか?

現状で言えば、それぞれの選手のチーム内での役割は、コーチから提示し、トレーニングの内容は、選手が立案して実行すればよいと思う。

このような自主性を尊重したトレーニングをくりかえし行うのなかで、選手の自主性が育成されていくと思う。

④更改で
選手が、より多くの年俸をもらいたいと言う心情は分かるが、適正な評価をしてお互いに納得するように話し合って欲しい。

選手は自分のことしか考えられないことは分かるが、球団経営の問題や選手のチーム内の役割などを話し合うべきだ。

新聞報道では、選手がごねて契約できないと言うような報道が多いが、来季のチーム作りや選手の目標と自主性などを年俸評価基準に加えて話し合えば、、選手はチームのことや自分の役割を理解できるだろう。

自主性も育っていくであろう。

●広岡氏の考え方に同感。

巨人OBの発言内容を、原監督や球団が、無視していることだ。

もし無視するなら、臨時コーチは依頼しない方がよい。はっきりした態度を示さないことが、巨人低迷の大きな要因であると思う。


原監督 理想捨ててもV奪回だ 

2006-12-16 00:10:52 | 巨人野球

原監督理想捨ててもV奪回だ  12.13デイリースポーツ(概略)

12.12. 巨人の原辰徳監督(48)が、千葉・勝浦市の国際武道大で特別講師として講義を行い、来季は理想の野球を捨て優勝にこだわる決意を明かした。

生え抜き主体のチームを理想と掲げながらも、低迷するチームの現状から大型補強に頼らなければならないジレンマがあることを吐露した。

今オフFAで小笠原と門倉を、トレードで谷を獲得するなど大型補強を進める原巨人。しかしこれは指揮官が追い求める野球ではない。

「理想は生え抜きで強くすること」。自らが現役時代に生え抜きで常勝軍団を築いたように、外様抜きのチームづくりをしたいというのが本心だ。

ただ5年連続V逸を許されない現実がある。今季後半戦に生え抜き主体で戦ったが、「機能しなくなり頭を痛めた」と厳しい現状に直面。

そこで再建には補強が必要不可欠と判断したという。

もちろん完全に理想を捨ててはいない。「(巨人に)栄光を持ち帰ってから、自分のやりたい野球ができるのかなと思っている。」

真の原野球を実現するためにも、まずは栄光、すなわちV奪還を達成するしかない。

<感想>

「生え抜き主体のチームを理想と掲げながらも、低迷するチームの現状から大型補強に頼らなければならない」などと原監督が矛盾した内容を発言するから、コーチも選手も何をやればよいのか分からなくなるのだ。

小笠原と門倉を、トレードで谷を獲得するなど大型補強でチーム作りを進める原巨人は、1年の計画しかないと言うことだ。

特に生え抜き選手は、何をすればよいのか。見えてこない。
生え抜き選手の立場に立った発言を求む・・・巨人を強くするために。

その人たちが、1年間好調を維持して活躍できれば良いのだが、選手の誰でもがそれはできない。

チーム一丸で戦うためには、生え抜き選手の役割を明確に提示しなければならない。

巨人がそこそこ強くないと、野球は沈滞する・・・巨人の強さはこれくらいが、リーグが盛り上がる・・・これでよいのかも知れない。

【G党オンライン①】 

2006-12-15 13:57:14 | 巨人野球

【G党オンライン】 12.12.サンケイスポーツ(概略)

サンスポコムに寄せられた声

★選手を育ててください。高校生、大学生、社会人など、選手の補強・育成などの方向性が見えない。お金の無駄遣いが多い(東京都・41歳、男性)

★FAをやろうと言い出したのもドラフトをいじろうとしたのも巨人。それによってダメ球団になって、とことん落ちるところまで落ちたらいいのでは?(広島県・36歳、男性)

★最近は補強が中途半端な選手ばかり。これから伸びる選手の出場機会をわざわざ減らし、モチベーションを下げている(千葉県・27歳、男性)

★とにかく原監督ではだめ。ハングリー精神が感じられず選手を怒る度量がない。広岡氏、森氏らか、外国人監督にするのもひとつの方策(北海道・65歳、男性)

★金でモノをいわせる考え方は止めてほしい。巨人だからというおごり、プライドなんか捨ててください(秋田県・27歳、女性)

★何年も前から全然反省がない。小笠原や谷を獲って若手の出場機会がなくなる。清原、ローズで懲りていない(大阪府・65歳、男性)

★弱いままで問題ない。どんなチームでも低迷期があることを巨人ファンは知らなければならない。低迷しても絶えず応援するのが「ファンの義務」だということも知るべき(滋賀県・18歳、男性)

<感想>

巨人を応援し、期待する多くの人がいる。

巨人や原監督は、このような意見に対して、コメントを発したことはない。無視している。

ファンの声をすべて受け入れる必要はないが、自軍のチーム作りあるいは原監督の目指す野球の内容・テーマは、選手たちのためにも明確に示して欲しい。

目的提示されないと、選手は目標を持たずに練習することとなる。

目的を持って効率的な練習で能力アップして欲しい。
監督は、選手の実態を把握し、原野球を実践して欲しい。


巨人再建生え抜きを育てよ    

2006-12-14 01:47:06 | 巨人野球

巨人再建生え抜きを育てよ    12.12.サンケイスポーツ(概略)

「お父さん、あの強いジャイアンツはどこへいったの?」
全国の少年ファンは泣いています。

そのお父さんは今年、東京・新橋のガート下で「ばっきゃろ~(ばかやろう)、巨人なんてよ…ヒック」と酔いつぶれていました。

このままではいけない。それはG党のためだけではなく-。いよいよ、オフの大型企画がスタートです。どうすれば巨人軍を立て直すことができるのか。

さまざまなジャンルの方々が独自の「再建論」を熱く語ります。

第1回は日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(70)が登場。渡辺球団会長、滝鼻オーナー、原監督、そして巨人軍関係者の皆さま…。
ぜひ、読んでくださいね。

憎たらしいほど強い巨人を倒してこそアンチ巨人ファンの楽しみとなる。虎党の川淵キャプテンも巨人の復活を心から願っている

 W杯初出場に2002年の日韓大会開催。ここ10数年の間に、日本のスポーツ文化の中にサッカーを根付かせたのが川淵キャプテンだ。

かつては「追いつけ、追い越せ」と目標にしたプロ野球の頂点に立っていた巨人軍の低迷は、決して“他人事”ではない。日本サッカー界の“ドン”は『生え抜きの育成』『我慢』『盟主のおごりを捨てろ』と再建への3カ条を提案した。

ボクの時代の巨人といえば千葉、川上、広田、与那嶺、広岡…。
大阪出身だから阪神ファンだったんだけど、巨人が南海(当時)から別所を引き抜いたときは、子供心にすごく腹が立ってね。

まあ、娯楽がない時代。野球がすべてで、その頂点に巨人がいた。

V9時代のメンバーを考えると、長嶋、王というスーパースターもいたけど、巨人育ちの選手がほとんどだった。だから選手ともどもチームが愛されていたと思うんだな。

しかし、現在はどうか。李承ヨプや小久保といった移籍組が中心になって、それがチームに愛情をもてない状況につながっている。

阿部、高橋由伸を長嶋、王に位置づけるのは難しいかもしれないけど、少なくとも彼らが中心で戦っている印象はないね。

例えば米大リーグのヤンキース。すべて自前ではないが、ジーター、ジアンビがいて、誰もがジーターが中心選手と分かっている。もちろん補強も必要でAロッド(ロドリゲス)なんかもいるけど、あくまで助っ人なんだ。

今回も小笠原1人にとどめておけばよかったんだけど…。2人目、3人目を獲ると、過去にやってきたことと何ら変わりがない。あまりに場当たり的。

FAをいつも待っているようなチーム作りじゃ「方向性」を作ることなんかできやしない。巨人で育った選手を育てることが巨人の発展につながるんだ。

もちろん、簡単にはいかないが、安直に「それじゃよそから獲ってくればいい」ということを続けていたら、愛着を持つ人も増えていかない。

もっと、中・長期的にチームを背負って立つ選手を育てる。そういう『我慢』が今は必要だと思うけどね。

よく「巨人は勝たなければならない宿命」というけれど、ボクに言わせれば何が宿命だ。笑わすなと言いたいね。他のチームは勝たなくていいのかと…。

球界の盟主というなら、その誇りを持てばいいんであって、「絶対に勝たなくちゃいかん」なんて言うことがおこがましい。

プロ野球がスタートしたときは盟主だったかもしれないが、だから絶対に勝たなくちゃいかんなんて、他のチームをバカにしている。

そういう言い方を聞くたびにダメなんだと思っちゃう。もう盟主なんて考えは捨てるべきだよ。

渡辺球団会長も、以前は野球の将来を考えての言動があったが、そういう時代も終わった。

ただ、清武さん(球団代表)は「上から言われたからこうする」というのから変わってきていると思うし、何かをやろうとしている気もする。そこに期待感はあるね。

とにかく、巨人が頂点という時代はもう来ないと思った方がいい。巨人が優勝したら、プロ野球がものすごく盛り上がるかというと、そうではない。巨人さえ勝てば復活するという考えも捨てるべき。

もう1度、一からチーム作り、ファン作りを考える。それが昔の栄光を取り戻すことにつながる。あとは、どこまで割り切れるかだよ。

○もうひとつの川淵論

1993年に10チームでスタートしたサッカーのJリーグだが、現在はJ2を含めて31チームまで拡大した。

川淵キャプテンは「今こそプロ野球もエクスパンション(拡大)するチャンス。

アイランドリーグのある四国にチームがあってもいい。両リーグ8チームずつぐらいならすぐにできる」と主張する。

最大の障壁は年俸。「みんなが巨人と同じようにしないといけないという経営者の固い頭が問題点」と指摘。

J1では、収益約14億円の甲府から約60億円の浦和まで開きがあるが「甲府でも2億円の利益がある。

野球もそういう経営の仕方ができる時代だから」と経営者の発想の転換を訴えた。

<感想>

同感である。

プロ野球の経営者の意識改革なしに、活性化はしないと思う。

選手の年俸もポスティング制度も、ドラフト制度、シーズンの試合数も、ポストシーズンの在り方、ファンサービス、観客動員策など、すべてが見直されなければならない。そんな時代になっているのに、なにもアクションがない・・・?

時代の動向をキャッチできるスタッフの参加が待たれるようだ。

小笠原マイペース調整宣言 

2006-12-14 01:42:14 | 巨人野球

小笠原マイペース調整宣言       12.10サンケイスポーツ(概略)

12.9. 日本ハムから巨人にFA移籍した小笠原道大内野手が、大阪・豊中市内で、関西テレビ『ボク達同級生!プロ野球昭和40年会Vsプロ野球昭和48年会』の収録に参加。

移籍後初の仕事を終えた後、年明けから本格始動する“マイペース調整”を明かした。
巨人・小笠原の“初打席”は、ライバルのヤクルト・古田兼任監督との直接対決。

『40年会Vs48年会』の草野球で右飛に倒れたが、終始和やかな笑顔を振りまいた。

「シーズン中とは違いますよ。体を動かしていなかったので、スイングするのが怖かったです」と、自慢のフルスイングは封印。

それでも、阪神ファンが多い大阪・豊中ローズ球場で、打席に入るたびに「小笠原コール」も起きた。

この声援にも乗って「いよいよ来季へ向けて自主トレ再開」と宣言するかと思いきや「(今オフは)休みが取れていない。

プロで10年間やってきたから、いろいろ引き出しはあります。」

年内は家族旅行などで英気を養い、年明けから本格的に動き出すことを改めて宣言した。

昨オフは3月にWBCが控えていたため、12月から始動して1月中旬に打撃練習を解禁したが、本来は“スロースターター”。そのペースに戻すのだ。

対照的に他球団は早くも来季の小笠原対策に頭を悩ませている。

今回対戦した古田監督も「何とかしなければいけない打者だけど、パ・リーグの2冠だから間違いなく力はある」と警戒を強めるしかなかった。

「セ・リーグの投手の研究? まだ全然やっていない。そういうところも含めて年明けから動いていきたい。」

威風堂々、泰然自若。ガッツがかもす王者の風格は、4年連続V逸のG戦士にも自信を与える。

<感想>

原監督は、今季のキャンプで超高額選手に特例を許してきた。

キャンプでチーム一丸としてトレーニングをさせていない。ここの選手間のチームに対する意識の格差が生ずる可能性がある。

この選手間の格差をどのように埋めていくか。そこに監督の手腕が問われる。
小笠原のマイペースをどこまで許すのか?

ヒゲを剃って、形の上でチームに合わせているが、小笠原の自主性・個人主義を、原野球が取り込めるのか?注目していきたい。

小笠原選手のような個性ある選手でチームを構成したい原監督は、その他の選手に何を指示し鍛えていくのだろうか。

現在の巨人には、イ・スンヨプ・二岡・高橋由・阿部・小笠原など一匹狼のような感じの選手が多く集まった。

若手を指導して、チーム力をアップさせようと言うようなタイプの選手が見られない感じがする。

日本ハムでは、小笠原にマイペースを許してきたそれによって、それなりの成績を残した選手だが、チームに合わせろとか、不振時に何かコーチしたら、小笠原は、集中力を維持できないであろう。

巨人は、優勝を課せられているチームと考える監督は、目前の勝利を優先させる可能性がある。

伊原C谷はレギュラーじゃない   

2006-12-12 00:34:04 | 巨人野球

伊原C谷はレギュラーじゃない   12.9.デイリースポーツ(概略)

12.8. 巨人・伊原春樹野手総合コーチが、オリックスからトレードで入団した谷佳知外野手(33)を来季のレギュラーの構想から外した。

千葉県内で行われた1、2軍首脳陣のゴルフコンペ終了後に来季の構想を披露したもので、谷にはレギュラーを奪取するよう指示した。

日本ハムからFAで獲得した小笠原道大内野手は3番に据える意向を示した。

野手部門強化のために今オフ獲得した谷が、伊原野手総合コーチの描く来季のレギュラー構想から外された。

来年34歳になる谷に対して伊原コーチは「もう3、4年、若ければ足も使えたんだけどね」と厳しい見方を示した。

その上で「監督もレギュラーを確約したわけじゃない。競争しないと」とレギュラー争いを制するよう注文をつけた。

谷はオリックス時代には走攻守3拍子そろった選手として活躍。2001年から4年連続で打率3割台をマークした。だがこの2年は右足首や右ひじの故障もあって不振にあえいだ。

伊原コーチがオリックスの監督を務めた2004年の試合出場数はプロ入り最低の96試合にとどまっているだけに、同コーチは“結果”を求める考えのようだ。

同コーチが言及した来季の理想のオーダーにも谷の名前は入っておらず、1、2番については、「脇谷、鈴木」の20歳代の快速コンビを指名した。

FA移籍した小笠原については、「打順は3番でしょう」とスタメンを確約した。

小笠原については「彼はすごい選手。(守備で打球に)飛び込むし、若手のいい見本になる」とチームの“大黒柱”になることにも期待を寄せた。

さらに「基本的にバントはさせない」とも明言した。

4番には李スンヨプが座り、5番、6番には二岡と高橋由を起用するのが、伊原コーチの構想。シビアな判断を下された谷は、キャンプから大アピールしてレギュラーの座を取るしかない。

<感想>

私は、伊原Cの考え方に賛成だ。

ただ巨人という球団は、むずかしい。・・・・巨人はなぜ谷を入団させたのか。

原監督がこの辺りをどう考えるか。これが問題だ。

この伊原案を実行するかしないのか。チーム内外から注目される。

伊原Cの案で行こうぜ・・といえば、チーム内は結束できるだろう。

谷がキャンプ・オープン戦で爆発したら、誰かの代わりに先発させたらいいと思う。

予想・・・原監督は、谷に気を使いレギュラー扱いにするであろう。それは監督がコーチの存在を否定したことになる。

そうなったら、伊原Cのチーム内での立場はなくなる。
監督とコーチの方針の違いは、選手に不安を感じさせる。伊原Cの指導は、効果を上げないようになるであろう。

原監督は、自分からチームの方針を提示しないため、このような状況が起こされる。伊原Cは、退団するかも知れない。

大体、契約更改が終わっていない時期に、来季の構想をコーチが公表すること自体おかしいと思いませんか。

巨人首脳陣は、意思統一した方がよいと思うが・・・・。
野手総合コーチが、オリックスからトレードで入団した谷佳知外野手(33)を来季のレギュラーの構想から外した。

千葉県内で行われた1、2軍首脳陣のゴルフコンペ終了後に来季の構想を披露したもので、谷にはレギュラーを奪取するよう指示した。

日本ハムからFAで獲得した小笠原道大内野手は3番に据える意向を示した。

野手部門強化のために今オフ獲得した谷が、伊原野手総合コーチの描く来季のレギュラー構想から外された。

来年34歳になる谷に対して伊原コーチは「もう3、4年、若ければ足も使えたんだけどね」と厳しい見方を示した。

その上で「監督もレギュラーを確約したわけじゃない。競争しないと」とレギュラー争いを制するよう注文をつけた。

谷はオリックス時代には走攻守3拍子そろった選手として活躍。
2001年から4年連続で打率3割台をマークした。だがこの2年は右足首や右ひじの故障もあって不振にあえいだ。

伊原コーチがオリックスの監督を務めた2004年の試合出場数はプロ入り最低の96試合にとどまっているだけに、同コーチは“結果”を求める考えのようだ。

同コーチが言及した来季の理想のオーダーにも谷の名前は入っておらず、1、2番については、「脇谷、鈴木」の20歳代の快速コンビを指名した。

FA移籍した小笠原については、「打順は3番でしょう」とスタメンを確約した。

小笠原については「彼はすごい選手。(守備で打球に)飛び込むし、若手のいい見本になる」とチームの“大黒柱”になることにも期待を寄せた。

さらに「基本的にバントはさせない」とも明言した。

4番には李スンヨプが座り、5番、6番には二岡と高橋由を起用するのが、伊原コーチの構想。シビアな判断を下された谷は、キャンプから大アピールしてレギュラーの座を取るしかない。

<感想>

私は、伊原Cの考え方に賛成だ。

ただ巨人という球団は、むずかしい。・・・・巨人はなぜ谷を入団させたのか。

原監督がこの辺りをどう考えるか。これが問題だ。

この伊原案を実行するかしないのか。チーム内外から注目される。
伊原Cの案で行こうぜ・・といえば、チーム内は結束できるだろう。

谷がキャンプ・オープン戦で爆発したら、誰かの代わりに先発させたらいいと思う。

予想・・・原監督は、谷に気を使いレギュラー扱いにするであろう。それは監督がコーチの存在を否定したことになる。

そうなったら、伊原Cのチーム内での立場はなくなる。
監督とコーチの方針の違いは、選手に不安を感じさせる。伊原Cの指導は、効果を上げないようになるであろう。

原監督は、自分からチームの方針を提示しないため、このような状況が起こされる。伊原Cは、退団するかも知れない。

大体、契約更改が終わっていない時期に、来季の構想をコーチが公表すること自体おかしいと思いませんか。

巨人首脳陣は、意思統一した方がよいと思うが・・・・。