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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

スンヨプ・シート打撃で特大弾

2006-03-30 00:51:41 | 巨人野球

スンヨプ・シート打撃で特大弾 3.29.スポーツニッポン(概略)

巨人の70代目の4番を務める李スンヨプが、東京ドームで行われたシート打撃で酒井からバックスクリーン左へ特大の一発を放ち、開幕を前に万全の仕上がりを見せた。

WBCから3.20.に日本に戻った後、セ・リーグ相手のオープン戦では、4試合で14打数2安打と苦しんだ。

「セ・リーグの投手の印象は変化球が多い。」と戸惑っていたが第2打席ではグローバーのスライダーを右前打。

そして第3打席での酒井からの一撃はフォークをとらえたものだった。

この適応能力に原監督は「すごいね」と話し、近藤ヘッドコーチも「びっくりしたよ」と首脳陣を驚かせた。

 一塁のポジションを争っていたライバルのディロンは前日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け「疲労性の腰痛」と診断され2軍スタートが決定。

李スンヨプは、多忙なスケジュールの中、タフネスぶりを発揮している。

「本塁打は思った通りいくものではない。状況に応じて何をすべきか考えている。」とチーム打撃を優先する頼もしい4番が巨人を4年ぶりの優勝へ導く。

○3.28.読売新聞社主催の巨人激励会が、都内のホテルで約1100人が出席して行われ、渡辺恒雄球団会長(79)が李スンヨプの本塁打数を「50本は確実」と予言した。

冒頭に挨拶した渡辺会長は「李選手はWBCで5本打った。

推論すると146試合で50本は打つと確実に予測される」と断言。さらに「本塁打の合計が多ければ勝てるとは限らない。

そこに原君のスモール野球が加味され、芸術的な采配を見せて、シーズン末には皆さんが万歳できるよう期待しています」と話した。

挨拶後、李スンヨプと上原にWBCの特別報奨金1000万円の目録を授与。同会長は上原に「交通安全には気をつけてください」と伝えた。

<感想>

ようやく、李スンヨプの4番が決定したようだ。

50本以上ホームラン打てると良いね。ホームランだけでは、巨人は勝てないと思う。

超真面目な李スンヨプは、チームの雰囲気になかなかなじめない性格の選手だ。
チームメイトが、乗せてやらないと、スランプする可能性がある。

ホームランが打てていれば、がんばれるが・・・・。その時を、どう乗り越えるか。注目していきたい。

千葉ロッテで30本だったから、巨人のフル出場で50本と予想する人は多い。

もちろんチャンスはあると思うが、チーム状況がちがう。昨季の千葉ロッテと同じ、チーム状況であれば可能性あると思うが・・・・。

星野SDが巨人をぶった斬る

2006-03-29 10:29:16 | 巨人野球
星野SDが巨人をぶった斬る  3.28.デイリースポーツ(概略)

3.27.日本テレビの久保伸太郎社長は、東京・汐留の日本テレビで定例会見を行い、今季開幕の巨人―横浜戦(31日)の中継にゲスト出演する星野仙一SDに、辛口解説を要望していることを明かした。

史上最低の視聴率を記録した昨季後、久保社長は、巨人・滝鼻オーナーから意外な提案を受けたという。

「何も巨人だけを「ヨイショ」する解説だけでなくてもいいんじゃないか。辛口な解説者がいてもいいのでは・・・。」

これまでの巨人びいきの解説にマンネリ化を感じていた久保社長は、オーナーの言葉で改革を決意。球界のご意見番、星野氏に白羽の矢を立てた。

すでに星野氏には久保社長の意向を伝えている。「視聴者から抗議がきても厳しくやってくださいと言っている。」と笑みを浮かべる。

星野氏は言わずと知れた阪神関係者であり、同日にはヤクルト―阪神戦もあるが「野球界を盛り上げるためにはそういう段階を越えている。」と力強く訴えた。

くしくも昨年堀内前監督の後任監督候補として名前が挙がった星野SD。

そのことが今回の抜てきにつながったのかは不明だが、巨人人気回復には星野SDが必要ということか。

<感想>

視聴率向上のためのこんなこそくな手段は、ダメだ。

巨人ファンは、ヨイショ解説するアナウンサーとヨイショ巨人OB/芸能人の会話がお好きだと思う。

だから巨人辛口解説をお願いして行う・・・「やらせ」演出で良いのか。

どちらのチームにも傾かない客観的な解説・冷静なアナウンス・・・これが必要だと思う。

視聴率で言うなら、一生懸命やる選手だ。選手独自の発想で行うパフォーマンスだと思う。

巨人のキャンプ報道だと、選手は監督・コーチの言いなりの選手が多いように感じる。

ヒーローインタビューの工夫も必要だ。

千葉ロッテの選手は、必ずヒーローインタビューでチームワークを語る。

俊介さんが好投しているから、打たねばならぬ。という意識を感じて・・・。などチームメイトの名前を入れて語っている。

本物のチームワークができあがっているからだと思う。

星野氏は星野さんらしく、評論して欲しい。

その中に、星野さんの野球観が反映されるからだ。

チーム力で勝とうとするか、選手個人の資質で勝とうとするか・・・。これが今、問われている。

パリーグでは、昨季チーム力で戦った千葉ロッテが、個人プレーで戦ったソフトバンクに勝利した。

今季のソフトバンクは、チーム力で戦い、開幕3連勝だ。これが、現在の野球のテーマだと思う。

テレビ中継も、この観点からの中継を考えなければならない。今まで通りの中継では、例え、巨人が強くても、視聴率の上昇は、むずかしいと思う。

テレビ中継の原点に戻れと言いたい。中継の意味は、球場に行けない人に、臨場感を提供することだ。

リ・プレー映像は、最小限にして欲しい。我々野球ファンが見たいのは、チェンジ時の選手の動向だ。ホームラン売った選手は、ファンにどう迎えられるのか。

打たれたバッテリーや監督・コーチのコミュニケーションなど・・・。見せて欲しい。試合中の人間ドラマ。見せて欲しい。



ジャイアンツアカデミー開校

2006-03-29 03:12:17 | 巨人野球

ジャイアンツアカデミー開校3.28.スポーツ報知(概略)

3.27. 巨人が、子どもたちの野球技術習得と健全育成を目的として設立した「ジャイアンツ・アカデミー」が開校。

東京ドームで開校式と模擬授業が行われた。

おそろいの白い特製シャツと帽子を身につけたアカデミー1期生の子どもたち305人。

クラスごとに分かれ、高田誠ヘッドコーチらからストレッチやキャッチボールなどの手ほどきを受けた。

末次利光校長も「プロ野球も基本をしっかりやっているからこそ、素晴らしいプレーができる」と基礎の大切さを説いた。

授業前の開校式では、生徒を代表して田中弘毅君(小学2年)が「コーチから言われたことを守って、野球も勉強も頑張ります」と挨拶。

長嶋茂雄名誉校長も「スクール生のみなさんは、高度な技術はもちろんのこと、野球に対する心構えなど、多くのものを学んでください。」と特別メッセージを寄せた。

身のこなしや動作の習得が、最も進行する年齢といわれる5~12歳児が対象。チームを結成したり試合を行うのではなく、週1回の授業を1年通して受けて、技術のレベルアップを目指す。

4コース(幼児、小学1・2年、同3・4年、同5・6年)あり、それぞれ「クイックスロー」「二塁手のダブルプレー」といったカリキュラムが詳細に組まれている。

4月4日から江東・墨田両区内で授業が本格スタート。幼児コースに若干の空きがあるが、他はすべて定員に達して募集を締め切っている。

将来的には他の地域での開校も目指している。

◇問い合わせ ジャイアンツ・アカデミーの問い合わせは同事務局(TEL03・3246局2662)まで。

<感想>

この講座の内容を見て感じることは、「個人の能力アップすれば、優秀なプレーヤーが集まれば、強力チームができる。」という巨人野球が反映されている。

個人のレベルアップが大切だが、チーム内で選手が協力し合って、チームの野球力を高める環境・チャンスを作ってやって欲しい。

野球がチームプレーであることを、知らせてやって欲しい。

プロ野球の選手が、子ども達を指導するだけでなく、自ら工夫するm能力をににつけて欲しい。

練習方法だって自分たちで計画し、工夫して行い、他チームとの違いを見つけ、さらに工夫する。試合で確証する。

負けたチームは、工夫不足・・・このような悔しい体験を通して、子ども達は成長していくと思う。

原監督勝利数×3万円基金

2006-03-28 23:26:06 | 巨人野球
原監督勝利数×3万円基金   3.28.スポーツ報知(概略)

3.27.原監督が、野球の底辺拡大を目的とした基金を設立することが判明。

シーズン1勝ごとに3万円を積み立てる「原VICTORY基金」として、子供たちへの用具提供などに役立てる。

評論家時代、全国で野球教室を開催してきた指揮官の思いがたっぷりと詰まった社会貢献活動。

また、巨人はこの日、東京ドームで「ジャイアンツアカデミー」の開校式を開催。指揮官、球団がそれぞれ球界の発展に尽力する。

「監督に復帰して、自分で直接、子供たちと接する機会がなくなった。だから、何とか手助けできる形はないかと思っていたんだ」と経緯を明かした。

1勝ごとに3万円を積み立て、子供たちへの用具提供など、野球の底辺拡大に役立てていく。

V奪回へ向かって白星を重ねることから「原VICTORY基金」と名付けた。背番号と同じ88勝での優勝。そんな青写真を描けば、264万円の基金となる。

指揮官ならではの社会貢献活動だった。評論家時代、原監督は有志を集い「G―SPIRIT」の総監督として全国津々浦々で野球教室を開いてきた。

2004年3月の開催以来、教室は26回を数え、443チーム、約8500人が参加。子供たちとふれあい、ともに汗を流してきた。

「ファンあっての、子供たちあってのプロ野球だから」と公言し、この2年間で、最も大切にしてきた活動のひとつだった。

 そこでは常々、夢を持つことの大切さを説いていた。「大き過ぎる夢はない。挑戦する気持ちを忘れないでほしい」指揮官の情熱たっぷりの言葉に、少年たちは目を輝かせて耳を傾けていたのが印象的だった。

野球教室では野球の楽しさと厳しさ、そして素晴らしさを伝えてきた。

WBCで王JAPANが世界一を達成し、野球自体が大きく脚光を浴びている。

それ以前はプロ野球の人気低下、視聴率低迷などが叫ばれていたが、原監督はそんな空気はみじんも感じていなかった。

「全国の野球場で少年たちと接する機会を得たけど、どこに行っても少年たちは目を輝かせていた。何年後にプロ野球の世界に飛び込んでくれるようになればいい。

野球人口の増減はわからないけど、野球少年は減っていないと思う。手応えは感じています」と語っていた。

<感想>

プロ野球OBの方の行う野球教室は、子ども達に「有名選手に教えてもらった」といった楽しい思い出を提供していると思う。

テレビなどで見ていると、技術指導が中心のように見える。

野球が集団スポーツであることを学ばせることは、非常に困難なことと思われるが、それをやらなければ、片手落ちであると思う。

技術論を中心に野球教室を行うにしても、レベル別指導をしたらいいと思う。

現在の野球教室の多くは、底辺拡大と言うことで、多くの子ども達が参加できる。
しかし野球は技術の向上は、魅力であることは言うまでもない。

だとすれば、レベルの高い選手の講座も用意すべきと思う。

その教室に参加できることが、ブランドとなるような基準の野球教室だ。
参加する選手は、よりレベル高い技術が身につけられる。

不参加の選手は、自分の目標が意識できる。

できれば中学生ぐらいのレベルまで含めて開催できれば、プロ野球予備軍の選手が育成ができることとなると思う。

アマチュア規定でできないの?

もしその野球教室は、各球団が行えば、フランチャイズ制の第一歩といえよう。
その中の選手が、地域球団に入団して欲しい。

名球会や、島巡りの村田兆治教室などいろいろな人が、熱心に野球教室を開催しているが、情報交流して効率よく、開催していって欲しい。

巨人の李 開幕4番へ即V打

2006-03-25 02:22:30 | 巨人野球

巨人の李 開幕4番へ即V打!3.23.スポーツニッポン(概略)

3.22.WBC韓国代表で、同大会の本塁打、打点の2冠に輝いた・李スンヨプ内野手が、ヤクルト戦に「4番・一塁」で先発出場。5回に決勝の右前打を放つなど2安打2打点をマークした。

チーム合流し、いきなり主砲としての存在感を強烈にアピール。負傷を抱える小久保に代わる開幕4番が現実味を帯びてきた。

 巨人6―2ヤクルト

「外国人と違って日本の投手は変化球が多く、制球もいい。今日はすごく運がよかった。」

謙虚なコメントとは裏腹に打球は強烈だ。4回無死一塁で右翼フェンス最上部を直撃する二塁打。5回2死二、三塁では右前打で決勝点を叩き出した。

1本目が123キロシンカーで、2本目は132キロの直球。

それもともに粘った7球目と、対戦が少ないセ・リーグの投手を相手にしながら順応性は際立っていた。

「キャンプの時から研究して、今その結果が少しずつ出ているんだと思う。」昨年の交流戦では巨人、阪神を除いた4球団との対戦で、打率3割以上をマーク。

自身は巨人の一員となり、阪神は日本シリーズで打率・545と打ち砕いた。そこに世界の大舞台で得た自信が加われば、まさに鬼に金棒だ。

「日本の優勝はうらやましかった。その日本との3度の対戦は本当にいい経験になった。」

律義な男はこの日のミーティングで「1カ月もチームを離れてすみません。これから頑張ります。」とペコリと頭を下げた。返ってきたのは拍手喝采。

誰もが本塁打(5)、打点(10)の2冠に加え、ベストナインにも輝いたWBCでの頑張りを称えた。

「世界のスラッガー」と絶賛した原監督も「勝負強いところを見せてくれた。」王監督を苦しめた男が味方なのだから、つい笑みもこぼれてしまう。

「ジャイアンツの4番は本当に光栄。心地よかった。」開幕4番の可能性も十分。世界を席巻したバットの輝きは増すばかりだ。

○WBC効果で快進撃誓う・・・伊藤ハム主催の「2006読売巨人軍激励・交歓の宴」が都内のホテルで行われ、原監督が“WBC効果”での快進撃を誓った。

冒頭で挨拶した原監督は「WBCで日本の野球を世界に認めさせた」と強調。

その上で「日本代表の活躍を胸に、そしてジャイアンツというチームでプレーできるという誇りを胸に、優勝するだけです」と話した。

<感想>

原監督の挨拶は何を意味するの?

WBCの優勝と巨人野球はどうつながるの・・・?

上原選手の活躍は、素晴らしかった。あのチームのような環境を作り、上原選手のモチベーションをさらに上昇されるであろう。

原監督の課題はそこにあろう。自分の課題をどのように解決するのか?その方針を提示すべきだ。

李スンヨプの活躍を、本当に認めるなら、「君が巨人の4番で行くよ。」といってやればいい。

小久保次第ならそういえばいい。小久保が先発できない時は、・・・・。と。

上原・26日・凱旋登板 

2006-03-25 01:53:53 | 巨人野球

上原・26日・凱旋登板    3.24.スポーツニッポン(概略)

上原が凱旋から一夜明けた3.23、早速、ジャイアンツ球場で練習。

「せっかく野球界が盛り上がったこの興奮を10月まで続けられるように気持ちを入れてやりたい。それが選手の宿命」と意気込んだ。

開幕戦となる31日の横浜戦(東京ドーム)では、球団初の7年連続開幕投手が確実。今後はオープン戦最終戦の26日の広島戦(東京ドーム)で調整を兼ねた凱旋登板を予定。

「2、3回投げる。いいピッチングをしてシーズンを迎えたい。」WBC後、初めての日本での投球は調整が最優先だが、ファンへの感謝を伝えたい気持ちもある。

清武球団代表は「彼がそうしたいというのであればね」と試合前の世界一報告会も検討。

また、4月11日からの広島3連戦でも東京ドームで上原のWBCグッズ、金メダルの展示プランを進めている。

<感想>

WBC効果で観客増員することは、よいことだが、上原選手の負担を少なくするよう工夫して欲しい。

上原は素晴らしい投手だが、彼を支えるチームメイトが、育って行けなければ、1人で空回りしてしまうであろう。

千葉ロッテのように、チーム一丸の盛り上がりを、引き出す選手の誕生を期待したい。

球団が決めたリーダーでなく、試合の中で活躍する・新しいリーダー・・・。それが巨人の課題だと思う。



● 左ふくらはぎを痛めていた小久保が3.24.ジャイアンツ球場で行われる1軍練習に合流する。

「やるべきことはやったし、強化もできた」と話したが再発の不安も残る状態だ。復帰予定の25日の広島戦(宇都宮)が人工芝のため、同日開幕のイースタン・ロッテ戦(浦和)出場も視野。「人工芝だと守れるか分からない。あした(首脳陣と)話します」とした。

<感想>

小久保選手は、出場することが目的ではない、チームキャプテンとして、チームを引っ張る役割を果たさなければならない。

自分が出場できない時にどうするか。代理人を立てることが、必要だと思うが、対策ができているのか?

高橋尚18イニング無失点

2006-03-17 12:18:35 | 巨人野球

高橋尚18イニング無失点    3.16.スポーツニッポン(概略)

【巨人2-1日本ハム】巨人・高橋尚が好調ぶりを示した場面は5回だ。1死二塁から左打者の紺田に死球。内角を果敢に突いた結果だった。

7回を5安打無失点。キャンプの紅白戦を含め、実戦での無失点イニングは「18」にまで伸びた。

「セ・リーグにもいい左打者はたくさんいるし、内角に厳しくいかないと踏み込まれる。尾花(投手総合)コーチにも口酸っぱく言われてますから。」

昨年は阪神の赤星に打率・471、金本に・462と左打者に打ち込まれたが、この日は木元、紺田の左打者2人を4打数無安打に抑えた。

すでにローテーション入りは、内定しており「公平な目で見る限り、素晴らしいスターター」と原監督。予想される開幕カード横浜戦(東京ドーム)の登板へ、仕上がりは万全だ。

チームも5日のソフトバンク戦(ヤフードーム)以来のオープン戦2勝目で最下位を脱出した。

●二岡 Aロッドみたい・・・原監督が三塁・二岡を絶賛した。2番遊撃で先発し4回からオープン戦初めての三塁に。

4イニングで守備機会はなかったが「ダイナミックな構えでショートにはない攻撃性があった。A・ロドリゲスみたいだった」と指揮官はヤンキースの大型三塁手に例えた。

03年11月のアテネ五輪最終予選以来、同じ札幌ドームでの三塁守備に二岡は「ボールが飛んでこなかったからね」と笑って振り返った。

<感想>

巨人の評価は甘くないか。

二岡選手の3塁守備・・・1回の体験で絶賛だと。
3塁手の課題は、バント処理。ダブルプレー。3塁線のゴロ処理。3遊間ゴロなどたくさんのケースがある。

二岡選手が、この1試合でどれだけの経験ができたのか分からないが、次なる課題提示しない原監督の考え方は・・・・?よく分からない。

原監督は、若手選手に厳しく、ベテラン選手に甘い評価の感じがする。

高橋尚投手の評価をする時、阪神の赤星、金本と日ハムの木元、紺田選手を同じレベルで比較しても良いのか。

昨季打たれた赤星・金本選手あるいは彼らと同じレベルの選手を抑えた時に初めて評価されるのではないだろうか。

野口3失点先発遠ざかる  

2006-03-15 00:39:49 | 巨人野球
野口3失点先発遠ざかる  3.13.スポーツニッポン(概略)


【巨人4-4阪神】中日から移籍した巨人・野口は、赤星、金本、矢野のいない阪神打線に5回を3失点。

4度の先頭打者の安打など内容も悪く「もっと締まった試合をしたい。

修正しないと」と思うように進まない調整が歯がゆそうだった。

キャンプから球威が増さない。120キロ台の直球があった。非力な赤松にも右方向に長打される。寒さ、さらに「去年からあまり投げていない。」という実戦勘の欠如…。これらを考慮しても他の先発候補に見劣りした。

全盛期のように150キロに迫る直球とスライダーのみで力勝負はできない。「どれがいいのか、いろんな球を試している」とスライダーに遅速をつけるなど苦心のマウンド。

だが、すべては基本の直球が走ってこそで、原監督も「本調子ではない。上乗せしていかないと」と注文を付けた。

中日時代の最後の2年間、登板機会が激減した。

巨人ではチャンスがもらえるだけに「今(の時期)でも結果にこだわらないといけない。」。かつての姿が戻らない自分に歯がゆさが募る。

<感想>

こんな状況は、契約した段階で、野口を知る人々から指摘されてきたことだ。

契約してしまったことを、今更白紙にはできないだろう。だとしたら、原監督は、野口をどう使うかが問題になってくる。

この状態の野口にチャンスを与えていることは、巨人生え抜き投手のチャンスを摘み取っていることを忘れてはならない。

若手選手のモチベーションを下げることになる。

ベストメンバーが組めないチームは、どこへ行く。
チームキャプテンが、ケガでリタイヤ。戦線離脱では選手の方が目的を見失うことになっている。

原監督は、実力主義を掲げながら、小久保の抜けた3塁は、ディロン・二岡という発言をしている。

生え抜きで元気の良い若手選手にチャンスは与えないのか?

1塁は、イ・スンヨプとディロン。2人は元気そうだ。2塁は、仁志・小坂誠。3塁は、小久保(ケガでリタイヤ)。遊撃は、二岡(ケガ人)固定されない内野陣だ。

内野守備の不安が、投手陣の不調の一端を物語っていると思う。

けが人が出場できなければ、1塁・イ・スンヨプ。2塁・仁志。3塁・ディロン。遊撃・小坂誠。か。これでは、若手の出番はない。

内野の固定はいつ行われるのか?

イ・スンヨプは、WBCで開幕直前帰国だから、ベストメンバーは組めないが、イ・スンヨプの代役を若手選手に任せておけば、成長する可能性があるのに・・。

千葉ロッテは、今江敏晃の代わりに、渡辺正人。西岡剛の代わりに、早坂圭介。などで戦っている。

オープン戦は、若手の登竜門と考えれば、勝敗はどうでも良いと思う。

巨人では、その主役の若手が元気がないようだ。

巨人のグローバー先発当確 

2006-03-14 23:41:46 | 巨人野球
巨人のグローバー先発当確   3.12.サンケイスポーツ(概略)

3.11.阪神5ー2巨人戦、巨人の新外国人のグローバーは5回2安打1失点で先発枠入りへアピールした。 

寒の戻り、雨でぬかるんだマウンド、しかも甲子園でベストメンバーの阪神打線という酷な条件下での好投に「全体的には満足だ。」

メジャー通算21勝の右腕は笑みをたたえた。

196センチの長身からまともな直球がなかった。

手元で癖のある変化をし、2併殺打などバットのしんを外す投球が目立った。直球の最速は144キロだが、暖かくなるともっと出るだろう。

スタミナも問題ないという。課題のクイック投法のタイムも短縮され、尾花投手コーチは「先頭打者に2四球は反省点だが、内容はある。」と評価した。

巨人の先発候補は駒が豊富だ。既に当確の上原とパウエル、さらに工藤らベテランが元気で野間口ら若手も成長を見せる。

その競争のレベルをさらに押し上げるグローバー。

相手の岡田監督には「オープン戦で当たれてよかった。当然ローテに入ってくる。」と本番での対戦を確信させた。打線が相変わらず低調なだけに、この日最大の収穫だった。

●巨人・近藤ヘッドコーチ(連続無得点は19イニングで止まり)「きょうはヒットが出たね。これがつながるようになれば、試合になるよ。」

●3.12.小久保は、左ふくらはぎ痛のためチームを離れた。前日の守備練習で故障したもので、1日に痛めた個所とは別で程度も軽いという。

18日のソフトバンク戦での復帰を目標に練習を再開する。


●巨人は九回に清水の2ランで連続無得点は19イニングで止めたが、目指すスタイルに程遠い内容で昨季の覇者に「くみしやすし」の印象を与えてしまった。

失策、まずい走塁、さらに救援陣の一角に期待される久保は投手有利なカウントから一発を浴びた。

オープン戦でも許されない凡ミスが続き、原監督は「反省して糧にしないと」と苦言を呈した。

<感想>

テレビ中継で見た感じは、ベテラン選手は平常心でいつものようにプレーしている。

のに比べ、若手選手は、おとなしいというか、やってやるぞーという気迫に欠けているようだった。

ベテランは、低迷巨人を何とかしよう・・・これまた気迫に欠けるように見えた。
グローバーが、1人黙々と投げているだけだった。

チーム全体にスピード感・躍動感が感じられない。

オープン戦でケガしたくない。そんな気持ちが見えてくる。ファンは結果だけでなく、躍動感あるプレーを見たいのだと思う。

原監督カツ・打線奮起せよ  

2006-03-13 01:49:58 | 巨人野球
原監督カツ・打線奮起せよ  3.12.スポーツ報知(概略)


巨人は、オリックスとのオープン戦(大阪ドーム)に臨んだが、小久保が途中交代し、若手中心の打線はわずか3安打で今オープン戦3度目の完封負けを喫した。

試合後、原監督は「オープン戦だからいいやと思ってはいけない。」と活を入れ、

内田打撃コーチも「サバイバルの中で若い選手がもっと元気を出さないと・・・。」と闘志を前面に出す姿勢を求めた。

タクトを振ったのは、たった1度だけだった。7回無死満塁で清水を代打に送ったが、投ゴロ併殺打で結局無得点。

前日(10日)の楽天戦と合わせても、19イニングで1得点と、オープン戦6試合でのチーム打率もついに1割9分9厘で2割を切ってしまった。

チャンスを与えているからこそ、首脳陣はどん欲さのない若手に歯がゆさを感じた。

この日のG打線、全29打席で、ファーストストライクを見逃した打者は延べ14人。

追い込まれてから苦し紛れにバットを出す悪循環が、最後まで響いた。

「昨日(10日)も見逃し三振が目立った。

きれいに帰ってくるより、肉を切るくらいじゃないといけない」と指揮官は骨を断って肉を切るまで至らない打線に活を入れた。

小久保が試合開始直後にオーダーから消え、リハビリ中の高橋由、WBCでイ・スンヨプもチームを離れている。

サバイバルを勝ち抜くため、亀井、矢野ら若手がアピールできるのは、今しかない。

内田打撃コーチも「若手はもっと元気を出さないと。結果を出していかないといけない状況の中で、もっと積極的にいかないと」と奮起に期待した。

残り11試合となったオープン戦。原監督は「最後の6、7試合でチームとしての形はしっかりしてくると思う」と宣言している。

「実力至上主義」でレギュラーを争っている選手は、それまでの4、5試合で結果を出さなくては、開幕戦オーダーに名を連ねることはできない。

残された時間は限りなく少ない。

<感想>

貧打の原因追及をしていく中で、課題や解決策が見えてくると思う。

その原因追求を、監督・コーチん・選手で行えば、チームの課題も共通理解できる・・・。そこから戦力アップがスタートするのだと思う。

そして監督・コーチと選手の間の信頼感も生まれて来るであろう。

貧打の原因は、選手にあり・・・。という監督・コーチの発言からは何も生まれないと思う。原因も明示されないことが、低迷の原因と思う。

原監督のやり方は、試合結果を選手の責任にして、何も対策を提示していない・・・なぜだ?

このようなチームでは、責任のなすり合いが始まる危険性がある。
実力実績のある選手が、出場しなければ、打てないことが分かったら、レギュラー選手を先発させればいい。先発させないとすれば・・・。

ひょっとすると、開幕ダッシュのため、実力公開をしないのかも知れない。

確かに上原やイ・スンヨプが戻ってくれば、こんな状態ではない。と考えているのだろうか。

首脳陣が、その発想をしていると、現在の選手は、何をすればいいのか?分からなくなるであろう。