スンヨプ・シート打撃で特大弾 3.29.スポーツニッポン(概略)
巨人の70代目の4番を務める李スンヨプが、東京ドームで行われたシート打撃で酒井からバックスクリーン左へ特大の一発を放ち、開幕を前に万全の仕上がりを見せた。
WBCから3.20.に日本に戻った後、セ・リーグ相手のオープン戦では、4試合で14打数2安打と苦しんだ。
「セ・リーグの投手の印象は変化球が多い。」と戸惑っていたが第2打席ではグローバーのスライダーを右前打。
そして第3打席での酒井からの一撃はフォークをとらえたものだった。
この適応能力に原監督は「すごいね」と話し、近藤ヘッドコーチも「びっくりしたよ」と首脳陣を驚かせた。
一塁のポジションを争っていたライバルのディロンは前日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け「疲労性の腰痛」と診断され2軍スタートが決定。
李スンヨプは、多忙なスケジュールの中、タフネスぶりを発揮している。
「本塁打は思った通りいくものではない。状況に応じて何をすべきか考えている。」とチーム打撃を優先する頼もしい4番が巨人を4年ぶりの優勝へ導く。
○3.28.読売新聞社主催の巨人激励会が、都内のホテルで約1100人が出席して行われ、渡辺恒雄球団会長(79)が李スンヨプの本塁打数を「50本は確実」と予言した。
冒頭に挨拶した渡辺会長は「李選手はWBCで5本打った。
推論すると146試合で50本は打つと確実に予測される」と断言。さらに「本塁打の合計が多ければ勝てるとは限らない。
そこに原君のスモール野球が加味され、芸術的な采配を見せて、シーズン末には皆さんが万歳できるよう期待しています」と話した。
挨拶後、李スンヨプと上原にWBCの特別報奨金1000万円の目録を授与。同会長は上原に「交通安全には気をつけてください」と伝えた。
<感想>
ようやく、李スンヨプの4番が決定したようだ。
50本以上ホームラン打てると良いね。ホームランだけでは、巨人は勝てないと思う。
超真面目な李スンヨプは、チームの雰囲気になかなかなじめない性格の選手だ。
チームメイトが、乗せてやらないと、スランプする可能性がある。
ホームランが打てていれば、がんばれるが・・・・。その時を、どう乗り越えるか。注目していきたい。
千葉ロッテで30本だったから、巨人のフル出場で50本と予想する人は多い。
もちろんチャンスはあると思うが、チーム状況がちがう。昨季の千葉ロッテと同じ、チーム状況であれば可能性あると思うが・・・・。