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「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

貧打重症G打線・3零敗

2006-03-12 13:28:12 | 巨人野球
貧打重症G打線・3零敗     3.12.サンケイスポーツ(概略)


ここまで打てないと公式戦への影響も気になる。巨人はオープン戦3度目の零敗を喫した。最近4試合は2点しか取っていない。原監督は「勢いがまったくない.」と漏らした。

投手の調整が優位な時期、イ・スンヨプがWBCで不在という要素を差し引いても、その貧打は深刻だ。

一発頼みから緻密(ちみつ)な攻撃への転換を図るが、問題はそれ以前にある。ベンチが作戦を実行しようにも好機がないのだ。

この日の川越のようにエース級には歯が立たず、個々のコンディションが低いとしか言えない。

左ふくらはぎ痛から復帰間もない小久保は、試合前の守備練習でまた張りを感じ、急きょ欠場した。不動の4番の不安定な状態が続く。

ディロンは腰、二岡は太ももに不安を抱える。足首手術を受けた高橋由は実戦出場さえなく、ベストな主力を挙げる方が難しい。

慌てる時期ではないが、開幕ダッシュを必要とする昨年の5位チームは、悠長に構えてはいられない。

原監督は「打者の起爆剤が…。自分で打破するつもりがない。」と嘆いた。我慢もそろそろ限界だろう。


<感想>

この現状をしっかりと分析できる首脳陣はいないのか?

あれだけ多くのOBがキャンプを訪問したのに、アドバイスはないのか?

優勝宣言をしているわけだから、ひょっとすると、ベストメンバーを他球団に見せない作戦かも知れない。

監督やヘッドコーチが、自軍選手を評論している。しかも批判している。

千葉ロッテとは正反対。バレンタイン監督のほめ殺し。みんなが知っている。マスコミ前では怒らない。

バレンタイン監督は、選手の直接指導をコーチに任せている。コーチと選手で工夫し結果を出していく。

監督は、コーチや選手の意見を聞いて、課題を提示する。

課題を持った選手は、課題解決という目標に向かって努力する。それが千葉ロッテだ。

日本ハム・ヒルマン監督や広島カープ・ブラウン監督も、選手との会話を重視している。

球界の盟主・巨人の原野球とは、違った野球をしている。

実績・実力ある選手を集めれば勝てる。と考える巨人野球と、監督・コーチ・選手が一丸となって戦う野球とは全く異なる。

現在の日本のプロ野球は、その戦いでもあると思う。

ディロンが起爆剤

2006-03-12 00:07:05 | 巨人野球
ディロンが起爆剤      3.11・スポーツ報知(概略)

3.10.宮崎キャンプ終盤、右腰の張りのため戦列を離れていたジョー・ディロン内野手は、楽天戦(大阪ドーム)に「6番・一塁」でオープン戦初先発。

第1打席で左前安打するなど復調をアピールした。しかし、打線は10安打しながら13残塁で、得点はわずかに1点だけ。

昨季、交流戦で5勝1敗と勝ち越した楽天に敗れた。“助っ人の復帰が、打線爆発の起爆剤となるか。

スッキリしない。ベンチを別々に引き揚げてきた原監督、近藤ヘッドの両首脳は、まったく同じ言葉を漏らした。「フン詰まりだよ。」走者はたまるが、あと1本が出ない。

10安打もわずか1点。残塁は13を数え、昨季、交流戦で5勝1敗と圧倒した楽天に1点差黒星を喫した。

先発・一場にしてやられた。初回2死一、二塁、2回2死満塁、5回は2死二塁…いずれも上位打線で好機をつかんだが、切れある変化球を攻略できなかった。

無安打の小久保は「チェンジアップが多かった。相手の出来が良かったということ・・。」と言葉少なだった。

チームはここ3試合で計2得点。打率2割1分5厘は12球団最低だ。指揮官は「(7回適時打の)二岡は打ったけどね。あと1本がねえ」と首をひねった。

仕上がりが順調な投手陣とは対照的に、打線はまだ試行錯誤の段階。現在、打順が固定されているのは「1番・亀井」だけ。

オープン戦5試合で5通りのオーダーを組み、誰が何番にふさわしいか、模索を続けている。
高橋由、李承ヨプといった主力が欠けており、まだ若手を試している段階など、いくつもの要因が重なり、「タイムリー欠乏症」となっている。

この日、オーダーには期待の新戦力が加わった。右腰の張りが取れたディロンが「6番・一塁」でオープン戦初出場。2回、第1打席で146キロの内角高めを器用に左前へ運んだ。

「タイミングの取り方に問題があったけど、うまく体が反応した。」と振り返った。

まだオープン戦序盤。近藤ヘッドも「下剤でも飲まさないとね。まだ気にする時期じゃないよ。」と貧打をジョークでかわしていた。

助っ人の復帰で、これから本当の「06年版・巨人打線」が組める。V奪回に不可欠な最強打線の青写真は、これから描かれる。

<感想>

確かにまだオープン戦だ。あせることはないと思う。

私は、ディロンの活躍をどう評価するか。これが問題だと思う。

ディロンを結果オーライで評価すれば、死の特訓をしてきた選手は、・・・・・。結果を出せばいいのか。と考えることになるだろう。

原巨人の野球には、そんなに臭いがしている。

だからどの選手も実績を残そうとがんばる。それは良いことだが・・・・。


評価基準が示されていないから、どうしたらいいのか考えると・・・。ホームランを打つ。打率を上げる。打点を稼ぐ。ということになる。

チームが低迷していても、それは監督の責任だ。おいらは、自分の成績アップに努力しよう。

試合に出してもらうために、少しゴマすりをしようなどと考えるのではないだろうか。

監督の前では、しっかり練習・・・

キャンプ情報を見ていると、こんな感じに見える。

チームのために「フォア・ザ・チーム」こんな発言やアクションが報道されていないのは、その発想がチーム全体に広がっていないのだと思う。

千葉ロッテは、分離キャンプ・主力不在の今、フォア・ザ・チーム精神を、取り戻そうとバレンタイン監督は、ピッチングしたり、選手とのコミュニケーションづくりをしている。

昨季できあがった「フォア・ザ・チーム」意識を今年も・・・。と指揮官は、がんばっている。

主力が帰国後の雰囲気作りだと思う。
主力の選手たちは、当然レギュラーポジションと思っているが、若手選手のレベルアップで、危機感を提示しようとしているのであろう。・・・・・すこし考えすぎかな。

私が心配するのは、ボールの違い調整期間があると思うからである。・・・・これも取り越し苦労か。

恐らく、その通りだと思う。バレンタイン監督は、現在の戦力でオープン戦を戦っている。

巨人原監督は、WBCから、上原・イ・スンヨプの帰国を、待っているのであろう。

そこに違いがあるのだと思う。

巨人オープン戦最下位

2006-03-11 21:53:55 | 巨人野球
巨人オープン戦最下位   3.11.デイリースポーツ(概略)

まさか楽天より弱いとは…。

1点差負けを喫し、足取り重く帰りのバスに引き揚げる巨人・原監督は報道陣からの質問を突然遮り「バッティングがふん詰まりだな・・・。」と吐き捨てた。

楽天の倍の10安打を放ち、毎回のように走者を出して好機をつくったが、得点は七回二死三塁からの二岡の中前打による1点だけ。

13残塁という効率の悪い攻撃に「あと1本が出ない」と指揮官は嘆くしかない。

この日の負けでソフトバンクと並んで最下位に転落した。5試合を消化して、1勝3敗1分け。負け試合のスコアは、1得点が2試合、完封負けが2試合と、得点力不足は明らかだ。

右足首の手術を受けた高橋由がいまだにリハビリ中で、李はWBC出場中で不在だが、この日はディロンと斉藤が戦列に加わっていた。

相手が楽天ならばと思っていたはずの原監督も「野村監督の楽天と対戦?元気なお姿を見られてよかったです」と言うのが精一杯。

「下剤でものませないとな」。近藤ヘッドは自ちょう気味に笑ったが、このまま開幕に突入するようならば本当に下剤が必要になるかもしれない。

<感想>

今季のテーマは、スモールベースボールではないのか。

走る野球をした結果の敗北なら、しかたないよ。
それができてないなら、テーマを変えるか。テーマの再確認であろう。

未だにポジション決定しないことは、原監督がけが人の再登場を待つ。過去に実績ある選手を中心にするという方針であると考えるであろう。

選手のポジション・打順が不透明では、選手のモチベーションは上がらない。
1.5軍選手も目標が示されない状態は、不安定だと思う。

オープン戦で絶好調の選手は、「ひょっとすると、1軍・・・レギュラー?」こんなことを考えるかも知れない。

原野球は、最悪の状況を想定しないのか?

イ・スンヨプはどこを守らせるのか?レフトならそれなりの布陣ができようが、イ・スンヨプが、千葉ロッテの時のように、1塁を希望したらどうするの?

イ・スンヨプが1塁なら、ディロンをどうする・・・?ということになる。

もう一つ、イ・スンヨプが、今シーズン絶好調でいければ、それでよいかも知れない。不調になった時の対策も考えなければならない。

実力主義・・・その方針で行くなら、それで貫徹すればいい。

評価基準を提示していないから、開幕一軍は、恐らく、過去の実績で決められるだろう。それが巨人野球だからだ。

オープン戦の成績は、どうでも良いではないか。相手チームも調整中であれば、真の実力とは言えないわけだから・・・。


小久保 肉離れで開幕ピンチ 

2006-03-03 00:00:16 | 巨人野球
小久保 肉離れで開幕ピンチ     3.02スポーツニッポン(概略)


3.01.小久保内野手は、WBC日本代表との練習試合(東京ドーム)の練習中に左ふくらはぎを痛め、ベンチ入りメンバーから外れた。

病院に行かずアイシング治療を行い、試合開始直後に帰宅。

球団トレーナーは「肉離れの可能性がある。」としており、その場合、31日の横浜との開幕戦出場は微妙。小久保はキャンプ中の2月13日にも左ふくらはぎの張りを訴えていた。

近藤ヘッドコーチは「(復帰は)2週間かかるかな。

開幕直前かもしれない」。主砲を欠いて開幕を迎えることを余儀なくされる可能性が出てきたことに、原監督も「開幕には大丈夫と思うけど…」と厳しい表情だった。

<感想>

キャンプ中の故障の責任は、監督コーチにあるのではないのか。

だから開幕に間に合えばいいと言うことになるのか・・・?

キャンプ前の自己管理不足であれば、選手の責任だ。

超高額年俸をもらいながら、練習や試合に出られない。誰の責任か?追求されていない。

活躍できない場合は、契約変更ではないのか?

松井秀喜選手も軽いケガと言われている。
4年62億の契約はどうなるのだろうか?松井選手の契約違反と言うことになるのだろう。

バレンタイン監督は、けが人出さない練習やレギュラーシーズンを目指している。

選手の日替わり先発もそのためと言われている。
みんなの力で優勝をと言うチームワークもできているからできるのだと思う。

今季はどうするか。始まって見なければわからない。

今江敏晃・西岡剛をほぼレギュラーにするのだろうか?
でも若手が出てきたようだから・・・?

けが人がいない悩みか・・・・ファンは楽しみにしている。気になっているのは、柳田将利。今はどうしているの?

ディロン 3日連続リタイア    

2006-02-28 19:51:37 | 巨人野球
ディロン 3日連続リタイア    2.27.デイリースポーツ(概略)


一塁の定位置獲りに暗雲?巨人のジョー・ディロン内野手は、右腰の強い張りのため3日連続で練習をリタイアした。

アップに参加しただけで、球場を後にした新助っ人の表情は曇っていた。

「(キャンプ中に)特打をやったし疲れが出た。」腰はアメリカ時代からの古傷だけに、近藤ヘッドコーチは「不安なんだろう」と代弁した。

ライバル不在の今は、本来なら絶好のアピールチャンス。一塁の定位置を争う李は、韓国代表としてWBCに出場するためキャンプを離れている。

だがアピールどころか、2.23.に腰の張りを訴え、24日の紅白戦を欠場。
今季初の対外試合となる26日の広島との練習試合の欠場も決まった。

故障前に出場した紅白戦3試合で9打数1安打と結果が出ていないのも痛いところだ。
 「(状態を)百パーセントにするだけ」とディロンはマイペースながら、このまま調整が遅れれば李に“惨敗”してしまうかもしれない。

<感想>

外国選手は、やらせてみなければわからない。

それと、巨人の練習について行けないのだろう。

彼のマイペースと巨人練習の激しさとのギャップが大きいのではないか?

みんなと一緒でなければならない。と考える原監督・・・年俸がみんな高いために、自己主張しない。

よく言えば、監督主導のチームといえるが、選手は皆プロ野球の選手だ。練習量は自己管理できるはずだ。

そのようなレベルの選手をどのように管理するか・・・。これが問題だ。

最近外国選手が、次々と去っていったが、その原因がわかっていないのではないかと思う。

目的が明確でない練習は、ケガのもとだ。

ディロンは、ケガしそうだからリタイヤして、自己管理しているのだと思う。

今休ませないで、ケガされてしまうか。自己管理させて、開幕後の実績を要求するか。監督とディロンと話し合わなければならないと思う。

そして相互理解し合い、信頼感を作り上げることが必要だ。

選手の上に立つ原監督は、ディロンの悩みを聞く姿勢を取るかどうか。・それが今季のディロン選手の活躍のバロメーターになるだろう。

原監督や近藤ヘッドコーチは、ディロンをさぼりだと見ているのだろう。

コミュニケーションをとって、ディロン選手に活躍の場をあたえてやって欲しい。
せっかく契約したのだから、選手を大切して欲しい。

100%キャンプ打ち上げ 

2006-02-28 11:09:26 | 巨人野球
100%キャンプ打ち上げ     2.27.スポーツニッポン(概略)


2.26.巨人は宮崎での春季キャンプを打ち上げた。

悪天候もあり本球場を終日使用できたのは全日程の半分の11日間。それでも原監督は「本当に100%」と強調した。

二岡の故障による出遅れ、ディロンが腰の張りで別メニューなど小さな誤算はあった。それでも自信は揺るがない。

指揮官は「長嶋(終身名誉監督)さんの時もそう。ここからが第2次キャンプ」と長嶋流の継承を訴えた。

いまだポジションは白紙。「今、選手はある意味ホッとしているかも。これからもより厳しく接することが多くなると思う」とした。

チーム事情を最優先するため、オープン戦でセ球団と対戦する際も「新戦力を隠すとかは全く考えていない。」という。

相手との戦いよりチーム内の競争が、3・31開幕まで激しく展開される。

<感想>
原監督は、選手を追い込んでいる。

この苦境を乗り越えてきたモノをレギュラーとする。ということなのか。

だとしたら、同一条件で競争させなければ、不公平感を選手間に残すだろう。
また監督前でのハッスルプレーが横行するだろう。

プロ野球であるから競争は当然だ。しかし目標や評価基準を示されなければ、選手は常に不安の緊張感状態の中に置かれることになる。

厳しい訓練も必要だと思うが、ケガ・疲労蓄積選手が増えれば、集中力の不足したプレーが出てくるだろう。

そんなことがないように・・・。

●工藤&桑田が熱投・・・・・ベテラン投手2人がキャンプ最終日に熱投を見せた。ブルペンで176球を投げ込んだ工藤は「しっかり調整して先発の枠を勝ち取ることが大事。」

桑田はフリー打撃で高橋由、二岡相手に28球、その後はブルペンで85球を投げ込み「去年の倍は投げた。状態はいいからね」と話した。両投手は3月4、5日のオープン戦で登板が予定されている。

二塁小坂 篠塚塾

2006-02-26 01:46:01 | 巨人野球
二塁小坂 篠塚塾      2.24.スポーツ報知(概略)


2月23日、遊撃が本職の小坂誠内野手は、今キャンプ初めて1軍公式戦で一度も守ったことのない二塁の守備練習を受けた。

篠塚コーチの1対1指導のもと、二塁守備の特訓を40分間受けた。

内容は実戦をイメージしたもの。まず走者一塁を想定、篠塚コーチは遊撃に入った。遊ゴロを「遊―二―一」と送る併殺の練習を15分。

続いて二ゴロを「二―遊―一」の練習を15分繰り返した。小坂は「頭で考えるより体で覚えたほうがいいですから。

行けと言われたらいつでも行ける準備をしないと。そのための練習です」と決意を口にした。

一、二塁間の打球を捕るとすばやく体を回転させて二塁へ投げたり、二遊間の打球を巧みに二塁へグラブトスしたり。

敵のスライディングをかわすジャンプも違和感はなく、同コーチも「無難にこなしていた。

遊撃ができれば二塁もできる。(試合でも)十分できると思いますよ。」と合格点を与えた。

ロッテから移籍した小坂は2軍戦や球宴で何度か二塁を守ったが、1軍公式戦での経験はない。しかし、そんな“未経験者”とは思えない身のこなしを見せた。

遊撃でゴールデングラブ賞4度の名手にとっては、まだまだ自分に不満の様子。

守備位置から二塁ベースに入り、さらに反対(一塁)方向へ送球する動きは、遊撃では経験できないから「いつもと(動く)方向が違うし(ステップなどの)力の掛け方も違う。難しいですね」と本音も漏らした。

首脳陣は、3月のオープン戦で小坂に二塁手としての経験を積ませる方針。

仁志、二岡、小坂3選手が二遊間2つのポジションを争うサバイバルがいよいよ本格スタートする。

<感想>

小坂誠がんばれ。

原監督はなぜ、選手に方針を提示しないのか?

君はどこを守るのか。提示されないと、練習に集中できないのではないか・・・。

遊撃・二岡が決まっているなら、仁志と小坂誠に2塁手を競わせればいい。
問題は、二岡が故障明けと言うことなのであろう。

辻内は「日本の宝だ」

2006-02-24 00:38:45 | 巨人野球
辻内は「日本の宝だ」    2.22.スポーツ報知(概略)


2月21日 米大リーグ・マリナーズの山本泰・日本担当スカウト(60)が、巨人の宮崎キャンプを訪問。

高校時代からチェックしてきた辻内崇伸投手(18)について、大器晩成型と分析し、5年後をメドにエースとして育成すべきとの考えを披露した。

黄金ルーキーの未来は、巨人だけの問題でなく、世界もその進化を注視している。

山本スカウトはこの日、辻内の投球を見る機会はなかったが、今後について熱く持論を展開した。

「ああいう投手は、何人も出ない。日本の宝です。5年ぐらいかけて、ゆっくりエースに育てて欲しい。

5年たってもまだ23歳。速さにこだわってバランスを崩すよりも、ゆっくり育てる方が、近道でしょう。」

大阪桐蔭当時の昨夏、マ軍は山本スカウトやボブ・エンゲル国際部長らが視察したが、辻内の国内志向が強いと判断し、獲得を見送った経緯がある。

素質としてはメジャーでも通用する大器とみて、長期的な視野で成長させて欲しいと力説した。

世界に飛翔してほしいとの願いは、巨人も同じだ。この日、辻内はブルペンで今キャンプ最多となる76球の投げ込み。カーブを初めて14球投じた。

香田2軍投手コーチは「いい球いってた。キレのあるカーブはスピンが大切。

フィギュアで言えばミキティの4回転のような勢い? そう、回転数にこだわって欲しい」とキッパリ。

トリノで世界に挑む安藤美姫のように、技術を研ぎ澄ますことへ期待を寄せた。

「練習にも慣れてきたので、ラストクールは飛ばしていきたい。」力を込めた怪物左腕。

巨人の辻内から世界の辻内へ。その進化に、世界が熱視線を送り続ける。

<感想>

プロ野球のスカウトが評価する才能があるのなら、あとは育て方だ。

最も気がかりなことは、巨人もマスコミもそんなに長時間を、辻内に与えないだろう。

それとこのキャンプに、OBや評論家がたくさんやってきて、いろいろなアドバイスをしているようだが・・・。

その内容が、辻内選手の+になるかどうかだ・・・。

私の心配は、自分で自己管理する姿勢が欲しいことだ。
言いたいやつには言わせておけ・・・。と言う態度だ。

当然現在の状況で、こんな態度は見せられないが、たくさんのアドバイスの中から、自分の納得する内容をピックアップして、自分の考えに取り入れていった方がよいと思う。

自主性を持って、練習プランを立て実行していくようにして欲しい。

巨人は、あまり多くの人に辻内選手を、公開しないようにガードすることが必要と思う。


李V奪回へ最低100打点 

2006-02-20 03:45:28 | 巨人野球
李V奪回へ最低100打点    2.16.スポーツ報知(概略)


2月15日 巨人・イ・スンヨプ内野手は、スポーツ報知のインタビューに応じ、V奪回貢献の最低条件として打点100以上を挙げた。

●巨人の印象は?
「スター選手がいっぱいいるから選手たちと仲良くなれるか不安だった。でも、休みの前日に仁志さん、清水さん、由伸さんに食事に連れていってもらった。うれしかった。今は野球だけに集中できているよ。」

●一緒に移籍してきた小坂は?
「小坂さんとは一緒にキャッチボールもやってるし、他の選手たちとコミュニケートするのにすごく手助けをしてもらってる。」

●巨人のイメージは?
「スター選手が多いからチャンスは少ないと思ってる。他のチームなら我慢して使ってくれるところが、このチームではチャンスを失うことになってしまう。今は、そうならないように準備をしているんだ。」

●チャンスが少ない巨人に、移籍したのはどうして?
「以前からあこがれていた球団ではあったけど、このオフ、清原選手と江藤選手が出て、主力として出られるチャンスだと思った。今年じゃなかったら(決断は)苦しかったかもしれない。」

●韓国時代から巨人のことは知ってた?
「韓国で野球を好きな人なら(巨人を)知らない人はいないよ。」

●ロッテとの違いは?
「やっぱり練習時間が長くて、練習量も多いことだね。体はしんどいけど、(仕上がりには)満足してるよ。」

●練習して印象に残った選手は?
「上原さんは素晴らしい投手だ。コントロールはいいし、フォークもいい。日本では最高の投手だと思う。あと、打者では由伸選手。フォームがすごくきれいだから、ロッテ時代からビデオを見て参考にしてたんだ。今後はいろいろとアドバイスをもらっていきたいよ。」

●上原は日本代表として出場するけど、アジアラウンドで対戦してみたい?
 「チームメートだからね。勝負したくはないさ・・。」

●元チームメートの渡辺俊介が韓国戦に先発するかもしれないね。
「130キロぐらいしか出ないけど、140キロ以上に感じる投手だ。あのホップする球は打ちにくいよ。」

●打撃は好調だね。
「まだ抑えてるからね。いい結果が出ると思う。でも重要なのはシーズン。練習でいくらよくてもシーズンで打てなきゃどうしようもない。」

●打撃フォームも変えたとか?
「球速の速いピッチャーが多いパリーグから、変化球を多く投げるセのピッチャーに対応するために変えている最中だよ。

これまでは速球に振り遅れないために『イチ、ニ、サン』のタイミングで打っていた。でも今は、ボールをより体の近くまで呼び込んで打つ打法に変えているよ。

右足を上げて、左足に重心が乗る時、タメをつくりながら『イチ、ニの、サン』で振るようにしてるんだ。」

●セ・リーグで印象に残る投手は?
「川上、岩瀬(ともに中日)、黒田(広島)、三浦(横浜)といいピッチャーがいっぱいいるよ。

今はビデオだけど、試合が近づいたらスコアラーに頼んで、どのカウントでどんな球を投げる確率が高いかといったデータをもらって、じっくり研究したいんだ。」

●やっぱり本塁打数にはこだわりがあるの?
「正直、ホームランはあんまり意識したくない。チームの勝利に貢献するために100以上の打点を稼ぎたいんだ。

確かにホームランで流れを変えたい気持ちもあるけど、勝つためには打点が一番大事。打率も2割8分以上は打ちたいね。」

●一塁と左翼の練習をしているが。
 「一塁守備に自信があるからね。とにかく目標は一塁(での先発出場)なんだ。チームの方針にはもちろん従うけど。グラブはファーストミット2つと外野用を1つ持ってきている。」

●一塁ではディロンがライバルになる。
「彼はすごくいい選手だ。守備がうまいし、打撃も素晴らしいものを持っている。でも、僕と彼はチームメートなんだ。

失敗を望み合うような関係にはなりたくない。ディロンがよかったら負けないように自分も頑張るといった形にしたいんだ。どちらかを(一塁で)使えば、どちらかが外野に行けばいいしね。」

●メジャー移籍の希望はまだある?
「夢は捨ててないよ。でも、今は試合に出られるかどうかというレベルだから、考えている暇はないんだ。とにかく巨人で優勝できるように頑張りたい。

そして優勝できた時にまた考えればいい。」

●最後にファンへメッセージを。
「ファンのみなさん、選手と力を合わせて優勝しましょう。100打点打ちますから、見守っていてください。」

<感想>

すっかり巨人の選手になっているようだ。

今日の話は、イ・スンヨプ選手の話で、野球を通したチームメイトとのコミュニケーションは、まだできていないようだ。

言葉の障害があるから、いらいらすることも多々あると思う。ゆったり構えて、自分流ができれば、好成績をあげられる選手だと思う。

しかし今は、ポジションも決まらず、チーム内での役割も提示されていないようだ。

マスコミ報道では、大砲・・・ホームランを求められているが。本人は打点にこだわろうとしている。

巨人の打点は、小久保・阿部が期待されている。この辺りの監督との話し合いなしに、現在があるのは、少し気になる。

でも心機一転・巨人でがんばれ。応援はできないが、注目はしていきたい。

疲労ピーク・野手のメニュー変更

2006-02-19 10:43:09 | 巨人野球
疲労ピーク・野手のメニュー変更   2.16.サンケイスポーツ(概略)


キャンプも後半に入り、選手の疲労もピーク。

16日の練習では特にケガ人の多い野手の状態を考慮し、シート打撃を中止にするなどメニューを変更することになった。

「代わりに明日は室内でカーテンを閉めて秘密練習するよ。」と近藤ヘッドはニヤリ。

足に張りを訴えて14日は別メニューだった小坂、小久保は全体練習に合流する予定。

<感想>

新聞報道や原監督・近藤ヘッドコーチの言動を視聴していると、チーム全体の一斉トレーニングで、若手もベテラン同じメニューのトレーニングの結果だろうか?
地獄の特訓の結果かと思う。

練習の具体的な課題が明確になっていないことが、ケガの要因になっているように感じる。

選手個々人の練習課題が明確にされていないことが、原因のように推測できる。
健康な選手とケガの選手とのギャップをどのように調整するのか・・。

千葉ロッテは、けが人をさせないように工夫している。それでも、新人・柳田将利は、ケガしてしまった。

柳田将利は、新人なので具体的課題を「投・打両面」としたことが、オーバーワークにつながったのであろう。

体力不足が予測できなかったと言うことのようだ。
レギュラーレベルの選手の故障は、監督・コーチの責任だと思う。

何故小坂誠が、故障か・・・・。新入団で気を遣っていたことが、オーバーワークになってしまったのであろうか。

巨人の今後のキャンプやオープン戦が、注目される。