ロッテ3連勝2位に 4.14.スポーツニッポン(概略)
【ロ12-1西】ニヒルな顔に熱い魂が宿っていた。
今季オリックスから地元・千葉にUターン移籍した早川大輔が、2回の1号逆転2ランを含む3打数3安打3打点の大活躍。
千葉ロッテ初のお立ち台に上った。ヒーローインタビューで好調の秘けつをたずねられ、真顔で「(10~12日の)福岡遠征が楽しかったから」と返答。
ファンの大声援が大爆笑に変わった。
10日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で気迫の本塁突入を見せた31歳は、9番打者として大ブレーク中。
先発出場の最近3試合はすべてマルチ安打をマークした。
この日は第1打席から4打席連続で得点に絡み、1番・TSUYOSHIの6打数3安打3打点へつなげた。絶好調男の活躍でチームは今季最多の12得点。
2位に浮上し、きょう14日に西武を連破すれば首位に立つ。バレンタイン監督も「早川大輔は本当にいいプレーを見せている」と称えた。
●岸にプロの洗礼・・・・希望枠ルーキーの西武・岸が3回1/3で5失点KO。
千葉マリン特有の強風と初回に左すねに打球が直撃するアクシデントで制球を乱しプロ初黒星を喫した。
「(左すねは)痛いけど影響は全くなかった。四球を出して打たれた悪いパターンを反省してます。」
チームは今季初2ケタ失点で初の連敗。伊東監督は「ズルズルいかないようにしたい」とサバサバした表情だった。
<感想>
千葉ロッテのゲーム見てきた。感動。
つなげる打撃陣・・・2005年終盤戦のようだ。
成瀬善久の投球も素晴らしかった。
毎回のようにランナーを出しながら、鉄壁の内野陣とライト・ワトソンのファインプレーは、報道されないが、我々ファンの記憶に鮮明に記憶された。
また西武岸投手の敗因は、千葉マリンスタジアムの風もあったかも知れないが、最大の敗因は、1塁・カブレラの緩慢プレーだ。
平凡な衣類ゴロを、緩慢プレーでセーフにしている。勿論千葉ロッテの選手の全力走塁が導き出したモノだが、何回かあった。
千葉ロッテは幸い3連勝だが、2桁安打をそのまま喜んではならない。
でも、TSUYOSHIが目覚めたこともうれしかった。
早川大輔のヒーローインタビューは、長年このチームにいた選手のように、堂々としていた。
「千葉マリンスタジアムの風は友達だ。」・・こんなしゃれたセリフの言える千葉ロッテの選手は少ない。
これからもこんなコメントできるようにがんばって欲しい。成瀬善久もヒーローインタビューになれてきた感じ、・・・よろしく。
さあ、がんばっていこうぜ・・・千葉ロッテ。