ひとがら。

先日近所のご主人が亡くなられた。
私が住んでる所は私の母くらいの
世代が多くて子供さんは独立して
夫婦二人・・・と言う方や坂が多いため
引っ越した後に建て替えて若い夫婦が
住んでたりしてます。
今回亡くなったのは83才のおじいちゃんで
見かけたことがありませんでした。
奥さんは朝ラジオ体操をしてる所に　
ぶんと通りすがりに挨拶したりしてましたから顔は知ってます。
後は地域の清掃とかで顔を合わせるくらいです。
ご主人のお見送りにもいけず　落ち着いたら
お花でも持って行こうと思っていた矢先・・・
ちょっと寝坊してぶんの散歩に行った帰りに
奥さんに（おばあちゃん）に会ったので
立ち話ですけどお通夜葬式に行けなかった事を詫びて
お悔やみを言いました。とても知的できれいなおばあちゃんで
お元気そうで安心したのと　充分に看病された
満足感・・・みたいなものを感じたしおっしゃったので
一人で寂しいでしょうけどと・・・何かあったら
いつもでも言ってきて下さい・・・と添えました。
そしたら　「お名前は　○○こさんでしたよね～」と
言われるのでびっくりしてたら「私と同じ名前なので
覚えてたんですよ」と。もう18年前に挨拶に行った事さえ
忘れてしまってる私なのに名前を覚えてくれてた事に
感動したし　何かあったら絶対に力になりたいと改めて思いました。
私もおばあちゃんの名前を忘れる事は絶対に無いでしょう。
ご主人のご冥福を心から祈りたいと思います。