ひとりから始めるエコシフト

環境(エコ)について勉強中のビギナーが「ひとり」から始めたエコシフト。そんなエコライフをブログで紹介します。

東京湾再生

2007-06-07 23:57:39 | エコ一般
テレビ朝日系「報道ステーション」から。
神田川に「あゆ」が泳いでいるという驚くようなニュース。「あゆ」といえば清流でしか育たないと言われており、一番汚かった頃の神田川を知っている私からすれば、まさしく奇跡!である。そのわけは、家庭等からの下水を神田川に流す際、水再生センターという所で「微生物」を活用した再生処理が施されている。再生処理施設の広さは東京ドーム2個分もあり、巨大なフィルターの役目をしている。
こういった水再生センターが都内で22箇所あり、そこで綺麗になった水が今度は東京湾に流れ込む。
番組の中でお台場付近の海に潜って海中の撮影をしていたが、数多くの魚を見ることができた。特に夜の海中は水族館と見間違える程の魚の群れが右往左往していた。
また、最近の東京湾では、上質の海苔やあさりも獲ることが可能になったという。海苔は綺麗な海でなければ上質の物が獲れないのは「有明海の水門関連のニュース」で周知のこと。一方、あさりは海の中のプランクトン等を食べて水を綺麗にする作用を持つ貝。従って、あさりが増えれば自然の浄化作用が働く。
これからも、益々東京湾や東京付近の川は綺麗になっていくと感じた。自分の知らない所で多くの人が努力し、自然環境の再生、つまりエコシフトが行われていることを知るたびに、自分でもできることをしっかりやらなくては・・・と強く感じる。