よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

アート・オブ・クライム美術犯罪捜査班

2022-01-03 08:01:57 | 日記
最近よく観ているBS-11のヨーロッパミステリー・シリーズ、今回はパリ警察の文化財密売取締本部の

ドラマです。このドラマはちょっと訳アリでアートに関しては疎いアントワーヌ・ヴェルレ警部と捜査

に協力するルーブル美術館・美術史家のフロランス・シャサーヌのコンビが抜群にいい!シャサーヌは

お洒落でとても華があります。勿論ルーブル美術館も頻繁に登場しますし、スタイリッシュで他の犯罪

ドラマとは趣が異なるものになっています。(エンディングもいけてる!)


ヨーロッパのドラマの特徴かもしれませんが、ドラマの舞台や登場人物の説明がなく進行しますので、

見始めは戸惑いますが、その分スピーディな展開で、徐々に人物の性格や日常生活、家族関係が分かり

だし、事件と登場人物たちの距離もだんだん掴むことが出来て手法として好きです。


この回のテーマがレオナルド・ダ・ヴィンチ。ダ・ヴィンチと言えば絵で何百億円(作品サルバトール

・ムンディは2017年に約508億円で落札)、下書き、挿絵やメモでさえ億単位の代物です。そのダ・ヴ

ィンチの幻の作品を巡る話ですから面白くないはずがない。複雑な人間関係に、ヨーロッパのお金持ち

の行動が犯罪に結びつき、普通の住居の地下室が事件解決に繋がるところは興奮しました。


強面で人との付き合いが苦手なヴェルレ警部と美術史家でお洒落なシャサーヌ(精神的疾患がドラマに

アクセントを加えている)のコンビでシリーズは続きそう。来週も楽しみです。録画する時には土、日

と2日連続モノですのでご注意!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする