よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

ニューズウィーク日本版2024.2.27 ウクライナが敗れる日

2024-02-29 06:15:45 | 日記

今回のニューズウィーク日本版の特集は「ウクライナが敗れる日」です。冒頭の記事はこの本のコラムニストで元CIA

工作員グレン・カール氏ですから完全にアメリカ寄りですが、ウクライナの劣勢が浮き彫りにされ、ロシアの目論見通り

になっていることを指摘しています。トランプ前米大統領は世界秩序に何の関心もなく、ロシアが力を持つことによって、

更なる混乱が引き起こされるだろうことを心配もしていないようです。勿論あらゆる紛争にアメリカが関り失敗してきた

過去はあります。しかし、ウクライナを力で抑えつけることに成功すれば、ロシアが次に何を仕掛けてくるか想像すると

流石に恐ろしい。

去年ロシアの旧式武器をバカにしていた欧米各国は、ロシアの不気味な底力と武器の数で圧倒する戦いに考え方を改めな

ければいけないと思っていることでしょう。今はアメリカ議会共和党がOKを出さなければウクライナは厳しい局面に立

たされることは必至です。アメリカが欧米以外で好かれていないことも痛感させられました。これから起こることをよく

見、世界の新たな枠組みを再考すべきかもしれません。

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町田天満宮で観梅その弐

2024-02-28 06:09:32 | 日記

土曜日の町田天満宮は風が強かったのですが、久しぶりのいい天気で満開の梅を愉しむ人が大勢いました。

こんな面白い形の樹もあります。曲がり具合がいい。

境内には出世稲荷もあって参拝する方も多い。

質素ですが、とてもいい感じです。

こちらをキッとにらんでいますが、よくみると可愛いい。

紅梅も満開!

梅の花は小ぶりで見た目も可愛いらしい。

青空に映えます。

今冬は寒暖差が激しく、このところは連日のように不安定な天気でした。インフルエンザやコロナもまだまだ流行っていますが、

人込みを避けて、散歩に出かけて気晴らしをするといいと思います。

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町田天満宮で観梅

2024-02-27 06:15:54 | 日記

ずっと雨が降り続いていたのですが、土曜日は久方ぶりの晴れ、町田天満宮に観梅に行ってきました。

JR町田駅から歩いて10分程度です。駅周辺は大変な人出でしたが、ここまで来れば静かなモノです。

手水舎にてお清め。梅の花が沢山咲いているのが見て取れます。

手水舎の龍はとても良く出来ていて立派、目も黄金色に光って見えます。

参拝の方は比較的少ないので、ゆっくりお参りが出来ました。

蝋梅かと思って近づいてみたら違いました。ネットで調べたらサンシュユというのが一番近いかと。

これがその花です。明らかに蝋梅とは違いますね。

こちらは境内に咲いている梅です。

満開ですが、地面を見るとズイブン散っていました。もし観に行く場合は早めがいいかもしれません。この後天満宮の境内をウ

ロウロします。

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バスケ男子日本代表、中国を88年ぶりに撃破!

2024-02-26 06:10:59 | 日記

 アジアの頂点を目指す戦い、アジアカップ予選でバスケットボール男子日本代表は、中国に76-

73で勝ち2連勝を飾った。五輪などの主要国際大会では1936年のベルリン五輪以来88年ぶりに中国

を下した。

 

 日本の先発は、河村勇輝(22、横浜ビー・コルセアーズ)、比江島慎(33、宇都宮ブレックス)、

馬場雄大(28、長崎ヴェルカ)、ジョシュ・ホーキンソン(28、サンロッカーズ渋谷)、吉井裕

鷹(25、SF/アルバルク東京)の5人。

 

 世界ランクでは中国の29位に対し、日本は26位と上回っているものの、五輪などの主要国際大

会では1936年のベルリン五輪以来88年間、中国に勝利していない日本。(TBS NEWS 2/25 日) 

 

やはり中国はでかかった、ゲームの入り日本代表は実感したと思う。ゴール下は支配され、リバウ

ンドが取れず、3Pまで入れられて、厳しい試合になることを思い知らされた。それでも流れを変

えたのは途中出場の富樫!スピーディな動きでコート中を駆け回る。勢いに乗った日本代表は馬場

が3Pにドライブと縦横無尽の活躍で24点。頼りになるホーキンソンもゴール下で一歩も引かず

ダンクまで決めて見せた。

 

過去、日本バスケは中国の敵ではなかった、体格差はいかんともしがたく圧倒されてきた。しかし、

今の日本代表はスピードと執拗なディフェンスで世界とも戦えることを証明している。パリ五輪が

楽しみだ。

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思考停止社会ニッポン   苅谷剛彦

2024-02-25 08:06:20 | 

2020年コロナ禍に著者は勤務先オックスフォード大学の長期研究休暇を利用して、久しぶりの

日本帰国を実行します。当時コロナは全く得体が知れず、デルタ株から変異したオミクロン株

が猛威を振るい、帰国予定の12月にはイギリスで8万6609人まで急増し、帰国の際に6日間の隔

離を求められていました。ところが著者は搭乗した飛行機内での濃厚接触者に認定され、2週間

の隔離生活を余儀なくされます。

 

この時の体験からイギリス或いは海外諸国と日本のコロナに対する対応の違いを感じ、現代日本

の問題点を考察します。ホテルでの隔離生活は不自由さはあるものの、日本人の細やかな対応、

そして体験を自身の研究対象として自覚していたこともあり、穏やかに過ごすことが出来たよう

です。

 

しかし、岸田政権下での「やり過ぎの方がましであるという考え方」により必要以上に思えるコ

ロナ対策に疑問を覚え、検証を一切することのない日本社会に著者は警鐘を鳴らします。さらに、

このところ私たちが自公政権で常に感じている、政府の「やっている感」での一定の世論の支持

を得ながら、その間感染拡大を遅らせる時間稼ぎをし、そこで得られた時間をどのように使った

のか、と疑問を呈します。

 

日本がコロナに対して取った水際対策は「鎖国」的と言えるといい、日本において鎖される大学

入学市場、就職市場、転職市場・昇進市場での流動性のなさが、労働生産性が上がらない元凶と

との結論には大きく頷けます。

 

トランプがアメリカファーストを唱え、他国からの流入制限を画策していますが、アメリカの繁

栄はグローバル化によるところが大きい。ノーベル賞を数多く受賞しているが、多くは移民たち

の功績で、今やアメリカ大企業のCEOはインド系が席巻している。日本も人手不足があちこち

で叫ばれながら有効な手を打つことが出来ないでいる。理念だけでは解決は不可能だ。

 

   思考停止社会ニッポン   苅谷剛彦             中公新書ラクレ

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