よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

晩秋の京都旅行part2 ~青蓮院門跡続き~

2022-11-30 06:30:13 | 旅行
何しろ青蓮院内は広く、しかもいくつかの建物が廊下で繋がっているので、この雰囲気に浸れること請け

合い。さらに撮影禁止の場所が無いので、皆さん写真撮りまくりです。



勿論ストロボは使いませんが、この位見ることが出来ればいいでしょう。実際に行って、そこに佇めば空

気感もあっていい経験になります。



建物自体は古いので、なるべく音を立てないように歩きましたが、かなりギシギシいいます。そういう古

い感覚も確かめてほしい。



古くから皇室と関わりが深く格式が高い事がよく分かります。江戸時代には後桜町天皇の仮御所にもなっ

たそうです。



殿舎内を充分に堪能した後に庭園に降り立ちます。苔がとても見事で見入ってしまいました。



お庭の紅葉も見頃のものがあり、散策する人も少ないので静かな時間を過ごすことが出来ます。庭園を眺

める時間もある程度とっておくとゆっくり出来ていいと思います。



紅葉した落ち葉を背景に燈篭が可愛らしく、味わい深い姿を見せていました。庭園内の燈篭は型がとても

いいものが多く、見どころです。



驚いたのが鐘撞堂で「ご自由におつきください」とのこと。作法もしっかり明記されていますので、貴重

な体験になります。殆ど並ぶ人もなく、参拝者の方が少ないことが、いい方にいい方に向かいます。この

時期にはあまり有名でないところに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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晩秋の京都旅行 ~青蓮院門跡~

2022-11-29 06:23:34 | 旅行
11月26日(土)から2泊3日で京都に行ってきました。コロナは相変わらず増え続けていますが、すっかり

慣れてきたのか京都駅周辺はスゴイ人出で外国からの旅行者も多い印象。



京都駅のコインロッカーは相当数あると思いますが、全て使用中。荷物を預けるのを諦め、バスに乗り込

みましたが、途中から乗車する人が多く、大混雑。この感じも久しぶり。



青蓮院門跡は人は少なめで、とても静か。ここまで来る途中の喧騒が嘘のよう。寝殿の大屋根を修復中でし

たが、紅葉は綺麗でしたよ~。



この襖を観て下さい。絵もとても良く本当にセンスの良さを感じます。



こちらの襖の絵は色がさらに素晴らしく、しばし見とれてしまいました。人が殆どいないのでゆっくり鑑賞

していても大丈夫。



庭の紅葉は色がもう少しですか。昼間が比較的暖かい日が多かったからかもしれません。それでも見事な庭

園で眺めていると心が落ち着きます。



長大な蹲踞は観ていて飽きません。



板戸に描かれた絵も見事。青蓮院門跡の建物内はかなり広く、廊下を渡ってあちこち廻ることが出来ます。

あんまり楽しいので沢山写真を撮りましたので、まだ続きます。
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Bryan Ferry - I Put A Spell On You [Official]

2022-11-26 05:56:04 | 音楽
神奈川の空はまだ真っ暗(5:55現在)です。天気予報では午前中雨が降るとか言っていました。それ

でも昼間は比較的暖かな日が多く楽ですね。12月に入るといよいよ寒くなってくるようです。ご自愛

ください。


Bryan Ferry - I Put A Spell On You [Official]



私の好きなロキシー・ミュージックのフロントマン、作詞、作曲、ヴォーカル、キーボード担当のブラ

イアン・フェリーは独自の世界観を持ち、オリジナリティー溢れる音楽を世界中に発信しました。その

パッションは衰え知らず、年齢を重ねても枯れることなく沢山のミュージシャンに影響を与え続けてい

ます。
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ケビン・デュラントから渡邊雄太へ「ちょっとはリラックスしたほうがいいんじゃないか?」

2022-11-25 06:23:11 | 日記
 ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントが、自身のメディアプラットフォーム「ボードルーム

(BOARDROOM)」のポッドキャストで、チームメイトの渡邊雄太について語った。このポッドキャ

ストは進行役のエディー・ゴンザレスとデュラントの対談形式で、普段の外部メディア向けインタビュ

ーや会見以上にデュラントの素顔が表現されるスタイルだ。その中でデュラントは「ユウタについてな

ら一時間くらいは話せる(We could talk about Yuta for like down in the next hour.)」と切り出し、

以下のようなコメントを残した。


「そろそろ、ちょっとリラックスしろと言ってやったほうがいいかもしれないと思ってるんだよ。あい

つはそこら中を飛び回ってコートに転がっているんだから(笑) 誰かを起こしにいったり、リバウンド

を追っかけたり、倒れても即立ち上がるし。だからちょっと言ってやらないと。『なあ、お前にはもっ

とプレーしてほしいと思っているんだ。頑張ってるのはわかってるから、ポゼッションの何回かは様子

見くらいのプレーにして次に取っといたほうがいいんじゃないか』ってね。そんなこと言ってもあいつ

は無視して、どのポゼッションもめっちゃハードにプレーするだろうけど(笑)」


 頭角を現した渡邊の現状については、夢を追うNBAの世界の象徴的な捉え方をしているようだ。

「あいつはいい位置につけている。ジャンプショットが堅調だし、基礎がバッチリできているしね。う

れしいことだよ。どんな機会があるかわからずに飛び込んできて、即座に役割を見つけているんだから。

NBAはそんな場所だと思う」(月刊バスケットボール 11/23 水)


あまりにも嬉しい記事に長い文章を引用させてもらいました。ネッツのケビン・デュラントといえば超

の付くスーパースターで彼一人でNBAの勢力図を変える程の稀有な選手です。今現在であればレブロ

ン、ステフィン・カリーに並ぶトップ・スリーでしょう。だから言える話です。渡辺雄太は未だ、いつ

切られてもおかしくない選手なのです。NBAでは。


NBAで人気を得る選手にハッスルプレーをする白人選手がいます。渡辺雄太はそういうポジションで

しょう。今季は3Pもよく入れているし、ディフェンスでも頑張っていて観ていて本当に楽しい。チー

ムにもいい影響を与えているようで嬉しい限りです。ふくらはぎ痛で2試合欠場が残念。早く治して張り

切っているところを見せてほしい。
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丸山蘭水楼の遊女たち   井上光晴

2022-11-24 06:34:56 | 
1863年という時代を忠実に再現したつもりだという作者の長崎弁が本作では多用されている。「・・

・たい」「・・・ばい」「・・・と」「・・・でっしゅ」これは「竜馬が行く(司馬遼太郎)」の坂

本龍馬の長崎行で使われていて、独特のリズム感を持った、面白い言葉使いに興味を持った記憶があ

る。冒頭から長い会話のシーンが延々続くので、この物語のストーリーや背景は分かりづらい。そう

いう説明も一切ない。時期的には明治維新(1869年)を数年後に控えた、日本国中が沸騰していた頃

の話で多少の予備知識がいると思う、当然幕末物が好きな人には格好の本だ。


読み進めていくと主人公が卯八なのか、井吹重平なのか、尾崎太夫なのか、はたまた格子女郎くら橋

なのか迷ってしまう。それぞれに面白いシチュエーションで、同時進行形で語られ、その後の展開が

どうなるのか、ページをめくる手が止まらない。


個人的に言えばラストが尻切れトンボ状態に感じて、いくつかの物語はキチンと終わってほしい気が

した。大夫や格子女郎の心の動きも、作者の願望でもあるのかイマイチ納得できない。本作には当時

の風俗、幕末に生きた人々の生き方がよく表れていて面白く読めた。


   丸山蘭水楼の遊女たち   井上光晴             新潮文庫
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