日本の大学教授の年収は、1000万円から1200万円くらいが相場です。
別途、本を執筆したり、講演会の講師などで、副業したりする大学教授もいます。
では、アメリカの大学教授は日本より儲かると思いますか?
アメリカの大学では、とりわけ工学系では、
新しい研究成果を学会で発表すれば、
たちまちベンチャー・キャピタリストから声がかかり、
日本円で10数億、時には数10億単位の金が集まるそうです。
教え子を社長にして、教授は顧問となり株を持ちます。
起業が成功すれば上場、あるいは大企業に売却します。
巨万の富を手にするだけではなく、自分の開発した研究成果が
実社会に製品として生きていく喜びを味わうこともできます。
日本の大学教授より、はるかに収入も名誉も上ですね。
ノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生は、
今、アメリカの大学教授になっています。
中村教授は、サンタバーバラで、時価1億円の豪邸に住んでいます。
丘の中腹にある「ホープ・ランチ」という名の超高級住宅地で、
実業界の大物やブラッド・ピット、ケビン・コスナーなどの別邸がある
高級住宅街です。
大学が保証してくれる年収は16万ドル(約1700万円)ですが、
これは9カ月分です。
政府や企業から研究開発費を引き出したら、
その中から3カ月分は給与として受け取ってもいいから、
22万ドルにはなります。
給与水準は普通段階を踏んで上がっていくものですが、
中村教授の場合は一気に最高水準・超高収入となりました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141014-00013657-president-bus_all&p=5
一部抜粋
●秘書より
日本人がアメリカの大学教授になるのは、
かなり大変なことです。
中村修二さんのように、大発明をして、実績がある人は別として、
いじめ・差別などもあるので、精神的にタフでないと
耐えられないそうですよ。
ちなみに、アメリカの大学教授は、研究を専門としている人と、
教育を専門としている人に明確にわかれています。
当然、研究を専門としている大学教授のほうが、
ステイタスも収入も上です。