時には
損切りする勇気が必要
婚活に大事なのはオトコを“損切り”する勇気
今回は「恋愛と婚活の関係について」です。
恋愛と婚活は相反するもの…。それは誤解です。恋愛の「トキメキ」を
無視していたら、婚活は成功しません。というのも、条件はすばらしくても
「トキメキ」がない結婚ができるほど、みんなドライじゃないから。
つまり「恋活(れんかつ)」も大切…今回のデータがそれを証明しています。
過去のカレシ数が6人以上の「恋愛活動活発女子=恋活女子」は62・9%が
結婚しています。
一方、過去のカレシ数が5人以下の結婚率は5割以下です。
ちなみに、過去のカレシ数の平均は2~3人。過去付き合った人が6人以上と
いうのは、かなり多めなのです。
しかし、多ければいいというものでもない。10人以上と付き合った人は
かえって結婚していないことも、アンケートからわかりました。
では、過去のカレシ数が6人以上の恋活女子には、どんな傾向が
あるのでしょうか?
雑誌「シュシュ」で実施したアンケートからわかる傾向は、恋活女子は
セックスにも積極的。8人以上と経験しています。
また、カレシの年収にもこだわりません。マニキュア、ぺディキュアを
月1回以上して、ヘアサロンやエステにも出没率が高いことがわかりました。
そして…飲み会ではけっこう酔っ払う…これってわりと重要かも!
スキがない女子はキレイでもモテないから。
「でも、飲み会で酔っ払ってスキだらけなんて…結婚には向かない軽い女と
見られませんか?」と反論するのは、美人CAのレミさん(31歳)。
レミさんは、「次に恋愛する人とは結婚したいから、慎重に選ばないと…」
と、もう3年間カレシがいません。
「そうそう、ひとりの人とずっとつきあっているほうが、結婚するはず」
というミカさん(32歳)は、つきあって5年になるカレシがいます。
でもカレシが、なかなか結婚に踏み切ってくれないのが悩みです。
2人とも「軽く見られる女は損」と信じています。
しかし、本当にそうでしょうか?
先日恋愛悩み相談の大家、ぐっどうぃる博士と対談しました。
そのときに博士の口から、重大なヒントが。
「結婚が目的なら、まったく結婚する気がない男性は、思いきって
『
損切り』することが大切です」。
「損切り」とは株式の用語で、どんどん損益が膨らむ株は思いきって
損しても売ってしまうことをいいます。
大好きな人でも、その人と結婚したいなら、ある程度の時期で決着を
つけたほうがいい。「結婚を言いだすと彼が去ってしまうのでは…」と
怖くて言いだせない人が多いし、その気持ちはよくわかります。
ずっと恋愛だけで満足ならそれもありですが、結婚したいなら勇気をもって
「結婚」を押すことが大切。
そしてだめならすっぱり「損切り」して、次の人へ。
カレシ6人以上の人は「損切り」するから、カレシの数も多いけれど、
だからこそ結婚できるのですね。
最近思うのは「自分から結婚を押せない人が、男も女も残っている」と
いうこと。恋愛活動が活発で、おしゃれで、よい意味でスキがあり、
きっぱり「損切り」もできる女子…それが結婚できる「恋活女子」なのです。
【雑誌シュシュで「アラサーの婚活」好評連載中/白河桃子】
白河桃子:事情と結婚についてさまざまな媒体で執筆。
近著は男女別の婚活マニュアル「女の 幸せになる!婚活バイブル」
「男の うまくいく!婚活戦略」(PHP研究所)。
あの「婚活時代」の共著、山田昌弘先生とのタッグ再びで発売中。
ウォーカープラス
秘書のひとこと
私も同感です。
本気で結婚したいなら、損切りが大事です!!