庭のホトトギス
名古屋御園座の「坂東玉三郎特別公演」へ。観劇っていつ以来か分からない程久しぶりのことでした。今年の夏の初め、娘と「秋に玉三郎が来るって」「観たいねぇ」と話したことがあって、「敬老の日のお祝いにチケット予約したからね」と電話があったのは9月の初めのことでした。「観たいねぇ」とは言ったもののコロナ禍ですし、お財布の問題もあるしで実現するとは思っていませんでした。
公演は2時からなので娘と近くの居酒屋さんでランチして、数年前に新しくなった御園座へ。私は新しくなってからは初めてで、キョロキョロするのも楽しい事。座席は1階の花道脇、私が1人なら絶対最上階の7000円C席、1階席の18000円は高価過ぎです。それでも1階席はほぼ埋まっていました。
お目当てのお芝居は玉三郎さんが劇中で演奏される琴、三味線、胡弓が見せどころの「壇之浦兜軍記 阿古屋」と三田寛子さんの3人の息子さんによる舞踊「石橋」、初めに口上と玉三郎さんによる衣装の解説が25分。解説と共に豪華な打掛を羽織って舞台上を歩かれるだけで浮世絵の美人画以上の品格のある美しさにくぎ付けです。
花道からの登場にも、豪奢な衣装は目に入らずまっすぐ前を見つめる横顔のその眼ばかり見ていました。それも通り過ぎる何秒かのことですが。
ずっと昔十代の頃に観た中村芝雀の娘姿に胸がときめいたことを思い出しました。この頃テレビの役者さんにときめくことが少なくなっていましたから、これも久しぶりのことでした。
コロナ時代の舞台は出囃子の方達は皆前にたらす形の黒いマスク姿、マスク無しは役者さんだけ。ちょうどのタイミングで大向こうからかかるはずの掛け声も禁止、ただ拍手。掛け声がが雰囲気を盛り上げてくれるのに、物足りない感じですがこれがコロナ時代のお芝居なら仕方がない。公演を観られただけでも良かったと思わなければいけないのでしょう。
帰りのお土産は昔からある劇場近くの山本屋さんの「うすかわ饅頭」、税込み140円とお安くて変わらない味が懐かしかったです。
西鶴が浮世草子で書いたように女性が好むもの「芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南京」やはり今も女性客が圧倒的なのは変わらない。
素敵な別世界を覗いたような一日の余韻をかみしめつつバス停まで歩いていたら娘は自転車で追い越して行きました。
御園座は隈研吾氏設計 2018年竣工
お元気そうですね!!
お嬢さんとの観劇・素敵ですね!
日本物って良いですね!!
劇中の三味線や箏・胡弓の音色も聴きたかったです!
さて、話は変わりますが、
七五三の時、男の子の和装衣装で「羽織」って有りますよね。
ひろさんの息子さんの七五三(5才の頃)の大きさで、
★「羽織」の「肩上げ」をしました!?覚えておられませんか?
こんばんは。
お孫さん七五三ですか?いいですね。
私の息子の頃は男の子に着物を着せることはあまりなくて、ネクタイしめていました。5歳の子の羽織り……分からなくて、ごめんなさい。
いまは小学校の卒業式に袴姿の子達が結構増えたとか、豊かな時代なのでしょうね。
ネットで「子供肩上げ」検索したら、五歳児の羽織りの肩上げの仕方出てました。ネットはなんでも教えてくれますね。
ありがごさいました。
私も、ネットで調べました。
「七五三の肩上げ」で・・
御世話になりました。
さすが、娘さんからの親孝行の最高のプレゼント・・・
御園座で玉三郎の特別公演を娘さんと一緒に
観劇できた素敵な一日でしたね!
やはり、実演は、TVと違って雰囲気があって良かったでしょうね!
西鶴は、女性の好みを上手に表現していますね?
自宅の庭でホトトギスを鑑賞できて
いいですね・・・
コロナが少し収まって来てもマスクして、自宅の連絡先も書いて入場と、まだまだ用心しながらですが、劇場の雰囲気を楽しむことが出来ました。
娘と「ライブはいいね」と。ほんとにそうですね。
ほんとに珍しく娘と出かけることになりました。
名古屋は有名な役者さんや舞台がなかなか来ないのです。
行けてほんとに良かったです。
西鶴の言うように・・・男性は少ないですね。
でも、いつもは掛け声をかける大向こうの方達は男性ですけどね。
掛け声が普通にかかる日が早く来るといいのですが。
田舎では無理ですね(;^_^A
「芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南京」そういいますね。私どれもそれほど・・・です。
お芋系は畑で作っていますが、正真正銘イモネエチャンなんです(*^^*)
お嬢様となんて、本当にお幸せなことです♡沢山、楽しまれてくださいね。
急に寒くなりましたね~・・・
ゆりさんがイモネエチャンなどと、とんでもないこと。
スーパー奥様であられます(^o^)/
娘はもう50代半ば、お嬢さまと言うには・・・(#^.^#)
それでも私にとってはいくつになっても娘に変わりはありません。
たまにでもこうした時間が持てるのは有難いと思っています。