折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

M病院から・「デンデンムシノカナシミ」

2016年07月27日 | 日記
デイルームから

昨年の今頃、夫は心不全になり2週間の予定でM病院に入院しました。
3人相部屋でしたが南向きの窓のすぐ前には護国神社の森、右手にはビルの工事が
盛んな名古屋駅方面が望め、明るい気持ちになる部屋でした。
同じ階にあるデイルームからは名古屋城の天守閣と周辺の官庁街の並木が窓一杯に
広がって、数々の検査の後に一息ついて、隣のベッドを気にしないで二人でおしゃべり。

名古屋場所中だったので午後は相撲、野球とテレビ観戦する夫に私はすることもなく
ハガキにチョイスケッチ。
あとは近くの県立図書館から本を借りてベッドの脇で読書。
いつかちゃんと読んでみたかった「新美南吉集」、なかでも美智子さまがご幼少の頃に
何度もお聞きになり、インドで行われた国際児童図書評議会の基調講演で
美智子さまご自身で紹介された「デンデンムシノカナシミ」
童話というには深すぎて・・・考えさせられ・・・こうした童話に小さな時から接して
こられた美智子さまとその御両親は素晴らしい方達だと改めて思いました。


名古屋駅方面


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