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バイクでキャンプ備忘録日記

キャンプ・ハーレー・ベスパ・落語・映画大好き

ジェノサイド

2011年09月20日 | 日記
話題の小説「ジェノサイド」を読んだ。


面白かった。

久しぶりに寝るのを忘れて夜明けまで一気に読んでしまった。

物語の途中に作者の考える「歴史」の記述があるが、そのことはこの物語に奥の深さを与えていているし、アフリカでの少年に対する残酷な仕打ちなど事実?かどうか知らないが、かなりショッキングな描写が描かれている。

歴史についてはいろんな「意見」や「事実」があると思うので作者の歴史感を中傷、否定するような意見はどうかと思う、少なくともこの物語は「小説」なのであり、「歴史書」ではないのだから。

物語は後半急展開するが、余りにもエマ(主人公アキリ=突然変異により生まれた超新人類、の姉)の能力が高すぎて、前半の物語の進展具合からすると荒唐無稽な感じがした。

また、最後の最後にどんでん返しがあるのかな?とわくわくどきどきしていたが、あにはからんやハッピーエンドで終わり、ほっとした感じで読了。まんぞくまんぞく。