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Little Mother's Kitchen

お菓子、時々パン・・・

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パリで買ったものと言えば・・・

2012-06-15 | 海外旅行
もう6月かー。
パリに行ったのも1か月前の話になるんだな・・・

今思い出しても懐かしく感じる場所はパリのマレ地区。
ぶらぶら適当に歩いて、ちょっと路地を入ると、またそこには新しい顔があって。
そんな発見のある地区がマレ地区だった。

ガイドブックにも紹介されている、

メール(Meert)

フランス北部地方のリール市の伝統菓子「ゴーフル・リロワーズ」のお店。
それがねー、ここに行きたくて、でもなかなかたどり着けなくて・・・苦労しました。

お店の前の通りは決して入り組んでないのだけれど、その通りまでの道が地図の通りに行ってもたどり着けなかったんだよね・・・重度の方向音痴っていうのもあるんだけど。

とまあ、それはさておき・・・
ゴーフル。日本でおなじみ神戸名物のゴーフルとは全く違った食感。
モチっとした柔らかい生地に、たっぷりのクリームがサンドされています。



クリームのフレバーは4種。

バニラ
ビスタチオ
スペキュロス
プラリネ

どれも美味しそうでしょ。
まずは定番のバニラを買ってその場でパクリ。甘いけれど、これは癖になるおいしさでした。

そしてお土産にはスペキュロスのクリームのゴーフルを購入。
箱入れになると、フレバーは一種類しか選べないのが残念。
「常温」で10日保存可能です。



残念なことに全種類は制覇していないけれど、スペキュロス、お勧めです。



Meert メール

16 rue Elzevir 75003 Paris
メトロ最寄り駅:「St-paul」1番線



食べ物以外にも買ったよ!
「ミュスカ」というフェルト小物を扱うお店で母にお土産を購入。
母は私と違って、こういった小物を集めるのが好きなのです。

お店にはフェルト小物がたっくさん。かわいくて迷ってしまうの。



フェルトで作られたカメとキノコ。かわいいでしょ。
お店には沢山のカメが並んでいて、カメだけで飾るとさらにかわいいんだけど、こんなに小さいのに結構高いのです。



そして150周年アニバーサリー中のラデュレ。
サンジェルマン・デ・プレにケーキを買いに立ち寄ったラデュレ店内は長蛇の列ができていた。
私は初めて見たよ。あんな長蛇の列ができているラデュレを・・・

あんな行列に並んでとても買う気にならない・・・
と買うことを断念し、ラデュレを後に・・・
そしたら空港のチェックインカウンターに向かう途中にラデュレワゴンが出ているではありませんか!
空港にもラディレがあるとは聞いていたけれど、今まで見つかったためしがない。
今回はラッキーでした。
マカロンの神様が私にチャンスをくれたんだ!とかなり都合よく解釈して、マカロンを購入。



150周年アニバーサリーの箱に入れてもらいました。
箱の内側にその証拠が!



ラデュレのサロンでの長蛇の列の目当ては、キティちゃんとのコラボした箱入りのマカロンではないかと推測しますが、残念ながらワゴンではその箱は見当たらなかった。

箱ぎっしりに詰まったマカロンはなんか宝石みたい。
やっぱりかわいいね!
でも、自分でマカロン作るとここまでの着色することに結構抵抗あります。



搭乗までの時間つぶし用に買った大きいサイズのマカロン♪



あー、もう帰国か・・・としみじみ思いながら、この大きなマカロンを頬張ったのでした。

ものすごく久しぶりに、ラデュレのマカロンを食べたんだけれど、
ラデュレのマカロンは都内でも買える時代。
とは言っても私は一度も都内では買ったことがないんだけれど。

でも今はエルメをはじめ、色々なお店でマカロンを買えるでしょ。
だからなのか、久しぶりにラデュレのマカロンを食べても、なんだか感動がちょっと半減してしまった。
お土産に買ったゴーフルのおいしさに既に感動したからなのかもしれないけれどね。

私自身のマカロンに対する好みが、エルメのマカロンに寄っているのかもしれないな。


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パリ日記:Bercy Village

2012-05-29 | 海外旅行
今回もあっという間に過ぎた、パリ滞在。

私が止まっていたホテルはBercy Villageのそばにあるホテル、

Adagio Paris Bercy

この地区だけでなく、エッフェル塔付近などにもあるアパートメント・ホテル。

電子レンジ、冷蔵庫はもちろん食洗機や調理器具などそろっている。



残念だったのは、ドライヤーが完備されていなかったことくらいかな。
他は部屋の電球が切れていたけど、フロントに言えばすぐに対応してくれたし、全く問題なく快適に過ごせる。

大きなバスタブ付のシャワールームも快適。
一人には広すぎるけれど、ゆっくりくつろげるホテルを選ぶのも大切だよね。



このBercy Village には、Monopもあり、買い物に便利。
レストランもスタバあるから、遠出したくないときは、このエリアだけで十分楽しめちゃう。





ミュージアムもあるよ。





画像は、帰国日の朝に撮影したから、まだ人がいないけれど、ランチ時や夜は勿論、土曜日はどこからこんな人がきたのというくらい、大混雑。
この画像からは想像できないけれども。。。

なんとなく心残りもありながら、今回の旅も終わり。

次はいつこれるかな?なんて私の旅仲間と会話。



パスポート、お金の次に大切なカナダ出身のくまちゃん。
この子と今まで何ヵ国まわったかな…

この子は、カナダに住んでいた時のハウスメイトのドイツ人ピアからもらったくまちゃん。
こっそり私のバックに忍び込ませてくれていたようで、しかもくまちゃんが入っていたポケットは、
私が滅多に触らない場所だったため、くまちゃんに気が付いたのは帰国して1年後だったのです。
1年後にしてようやく気が付いたサプライズ。だけど、時間が経って改めてカナダの事をしんみりと思いだしたんだったっけ。
その日から、私の大切な旅友になったのでした。

さあ、くまちゃん、次はいつどこに行こうか…?
 

パリ日記:ブラブラ散歩 - 2 -

2012-05-28 | 海外旅行
食べて歩いて、また食べて…
そんな時間もあっという間に過ぎていきます。

今日は、シテ島に向かいました。
地下から地上に上がると、フラワーマーケットが並んでる。
ガーデニングが楽しくなる季節だもんね。
花を買いに来る人達がたくさん。





カラフルな如雨露藻、こうやって飾るところがなんだかフランスっぽい!



私が好きな、すずらん。
街の路上でも売られてた。



パリで暮らしている事を想像しながら、
お庭に植えるお花選び。





ガイドブックは、花、鳥マーケットって記載してたけど、
鳴き声も聞こえなかったな。



でも、巣箱は売ってる。

お庭の木に巣箱を置いて、野鳥を見ながらブランチなんて素敵!

そんなことを考えながら、マーケットを後にメトロに乗ってケーキ屋さん探索。

Patisserie des Reves



外壁の修理中なのか、お店の周りに足場を組まれちゃってちょっと見苦しいのですが・・・
でも、お店は沢山の人でいっぱい。
時間も夕方近かったせいかケーキも残り少なくなっていて、残念ながら特に惹かれるものがなく、
っていうか、あれだけケーキを食べれば満たされて当然よね。

結局パン・オ・ショコラを買ってお店をでました。





隣のお店でワンコ発見。
見て!このやる気満々の顔。



この子、自分の縄張りに入ってきたお散歩中のワンコをターゲットにしてるの。
お利口なのは、絶対にお店の外に出ないの!

近くにある、グランエピスリーでフランスでも美味しいと言われる、
ガリグレットというイチゴを買ってみたよ。

本当はねー、マルシェで買い物したかったんだけど、狙いを定めたマルシェに行くとなると、
時間と日にちの都合がつかなくて・・・



フロマージュブランをたっぷりのせて、







幸せー!
フランスはフルーツや野菜などおいしい食材がたくさんあるけれど、

でも、やっぱり日本のイチゴが一番美味しい!!




パリ日記:ブラブラ散歩

2012-05-27 | 海外旅行
今回は特に買いたい道具はなかったけれど、ついつい行ってしまったメトロLes Halles(レ・アール)駅近辺の、パリのカッパ橋とも呼ばれる道具街。
そこの「MORA」に立ち寄って、道具をチェック。
そういえば、ガトーバスクを作るために日本でセルクルを買ったけど、ちょうどいいサイズの抜型がなくずっと放置していたんだった。

抜型があればいいけれど・・・と思ったら、理想のサイズの抜型があって思わず衝動買い。
抜型だけにこのお値段・・・と思いながらも、日本で探してなかったからね。
買うしかないでしょ。

結局買ったのは抜型だけだったけど、色々な道具を見ていたら、
あっという間に1時間経っていたっけ。

せっかくだもの、「Stohrer」に寄り道。
前回買えなかったお菓子、「ピュイ・ダムール」を買うためにね!

と思いながらも、最初に目に入ったのが、「ルバーブのタルト」。
季節だもんね。



そして念願、ピュイ・ダムールも今回は買うことができました。
日本でも作れるぞ!と思いながらも、気温と湿度が上がっていく日本のこの季節は、
フィユタージュの扱いが難しいね・・・
なら冬に・・・って思うと結局作らずに終わっちゃうんだよね。

イケナイ、イケナイ。頑張らなくちゃ。



レモンの風味がおいしい、お気に入りの焼き菓子の一つ「ボンブ・アマンド」も購入。

前から作りたいと思いながら、時間だけが経っちゃって。
近々作ります。でも...やっぱりMORAで焼型買えばよかった・・・



適当にぶらぶら歩くと、マルシェ発見。

チーズ屋さん。
いいよねー。いつでもどこでもチーズが買えるんだもん。



今回マルシェで新鮮な野菜を買って、お料理して・・・
なーんて始めは計画していたけれど、買い食いばかりして、お腹も時間もその余裕なくなっちゃって・・・

お花屋さんもかわいいよ。



一度ホテルに荷物を置いて、向かったのはモンマルトル。
アベス駅周辺はパン屋さん激戦区と今は言われているけれど、雑貨屋さんだって負けてない。

でも買ったのはフリーダ・カーロのフレーム。

パリに来てなんで?って思うかもけれど、私は「フリーダ・カーロ」の絵が好きで、
たまたま南米の民族小物を扱うお店の前を通りがかったら、フリーダの絵のフレームが売ってたの。

思わず騒動買いしちゃった。

更に少し歩くと、手作りらしき雑貨がたくさん売っているお店を見つけたよ。





なんだか夢があふれる作品で癒されちゃう!



サクレクール寺院まで行くには険しい山を越え、谷を越え・・・
坂道といい、結構きついよね・・・



そしていつ来ても何故か混んでいる・・・



サクレクール寺院をちらっと横目に、疲れた体を休めるためにカフェに直行したのでした。
近所に住んでいるのかな、おばあちゃん二人がエスプレッソを飲みながら会話に弾んでた。

そんな日常的な光景をぼーんやり眺めながら過ごす時間もなんだか楽しいのでした。

パリ日記:Cafe Pouchkine

2012-05-25 | 海外旅行
今回の旅行で、行ってみたいケーキ屋さんがプランタン1階に入っている、

Cafe Pouchkine



5時近くに行ったけれど、お店は沢山の人でいっぱい。
人気あるんだなーなんて思いながら、ひたすらショーケースのケーキとにらめっこ。

こちらのケーキは、私が受けた印象はケーキを越えた芸術作品。
金箔を使ったケーキが多く並んでいる気がしたけれど、そのせいかとても豪華に見えます。
勿論ケーキ一つも、そう小さくはないから、尚更ゴージャスに見えるのかもしれない。

きれいなケーキもいいんだけれど、
選んだのは、チーズケーキとParis Moscouというフロランタンが上にのったシュー生地のお菓子。



チーズケーキは、サブレ生地がヘーゼルナッツを使用しているので、ものすごく芳ばしい。
私もヘーゼルナッツのサブレでチーズケーキを作ったことはなかったから、これは良いヒントになりました。



そしてParis Moscouは、見た目は普通のシュー菓子といったらそうだけど、
中は二層になっていて、ハチミツのジュレをクリームが包んでいる。



両方とも勿論美味しい。
もっと他の種類のケーキを食べてないことには、簡単にコメントできない斬新な印象が強いおしゃれなお店。

デコールの格好良さといい、シューの中をジュレとクリームの二層にするアイデアは勉強になりました。
次回はチョコレートの確かPouchkineというお店の名前が付いていたケーキがあった気がしたんだけど、
そのケーキを食べてみたい。

そのケーキを食べたら、お店の思い入れが少しだけ分かる気がなんとなくするから・・・








パリ日記:パリでお料理教室

2012-05-24 | 海外旅行
今回はパリだけの滞在。
せっかくゆっくり過ごすんだもん、パリでも何か得て帰りたい。

ずっと前から気になっていたサイト、アンリシール
ちょうどアパルトマンの問い合わせをしたときに、アンリシールのご担当者 Okunagaさんに今度予定されているお料理教室のことを教えてもらったの。

これはチャンス!逃してはいけないよね。

今回レッスンを教えていただく先生は、
なんと、コルドンブルー神戸校で学び、途中からパリ校に編入されたというMiyako先生。

この日のメニューはキッシュ2品、フェンネルのスープとグラスデセール。

レッスンの流れは、レクチャーが中心。
1台を自分で作るというわけではなく、ほとんどの工程を先生が進めていく。
私達はそれを撮影したり、ノートに控えていく。
時々、先生の指示に従ってみんなで共同作業。

アパレイユを流した、焼成前のキッシュロレーヌ。



見て!この色鮮やかなトマト。
こちらは、豚のひき肉、アンチョビ、トマトのキッシュ。



パリのマルシェで買い集めたという食材を見て、やっぱりお料理好きにはたまらない宝物たちが詰まっている国なんだと実感。

クリーム類にしても、パリのスーパーでは当たり前のように簡単に手に入る。
日本だと、取扱いがないか、業者に頼まないとなかなか手に入らないものもたくさん。
自分で輸入するっていうわけにも、簡単にはいかないものね・・・

そんなことを考えながらも、あっという間に時間が経ち、嬉しい試食タイム。







フェンネルのスープ





以前、イタリア人の友人が食事に招待してくれた時、初めてフェンネルをオリーブオイルに付けて食べたの。
フェンネルシードは時々、便秘を治すために煎じて飲んでいたけれど、生のフェンネルは初めて。
フェンネルのその甘い香りとセロリのような食感に、私はノックアウトされたっけ。

フェンネルは消化器系に働く作用があるので、食後に食べるともたれずすっきりするの。
だから友人宅でも食後にこのフェンネルを生で食べたんだよね。

スープに調理されフェンネルは、ポテトのような味に変わり、生食したときとはまた違った味。おもしろい!
日本では恐らく、Kinokuniyaスーパーとかに行けば買えるかもしれないけれど、ちょっと高いかもしれないな。

スープの後は、お皿に盛られたキッシュを試食。
ボリューム満点。
私はどちらかというと、定番のキッシュロレーヌの方が好みだった。
もう一つのひき肉のキッシュは、美味しいんだけれど、
どうもアンチョビの生臭さがトマトと一緒になることで、
強く出てしまって、その臭みが苦手な私はほんの少し気になっちゃって。

自宅で作るときは、もちろんアンチョビを抜いて、その代りたくさんのオリーブをのせて焼きたいな!



レッスンに参加された方々と、楽しくおしゃべりしながら、優雅な時間が過ぎていきます。
この日参加した生徒さん達は私を含め、4人。
一人は私と一緒、GWで観光に来ている子。

あとのお二人は、一人が現在お嬢さまがパリにバレエ留学をされているとのことで、
娘さんをサポートをするため、しばらくパリに滞在されているとか。

今は語学留学じゃなくバレエ留学もありな時代なんだねー。
娘さんの為に費やすご両親は立派だなあと、親の子に対する愛情を感じました。

もう一人の方は、パリに15年ほど住んでらっしゃる方。
その方の最近のマイブームがガーデニングで、大切に育てているかわいいお花やハーブを画像で見せてくれて。
なんかとても優雅で素敵でした。

会話も進み、最後はデセール。
ルバーブとイチゴのコンフィをヨーグルトの上にのせたデセール。
本当はフロマージュブランが良いけれど、今回はキッシュが重いので、軽めのヨーグルトにしたとのこと。

ルバーブは、私も毎年、カネマツさんに注文してジャムやタルトを作るけれど、
やっぱりスーパーとかで手軽にルバーブが買えるその環境がうらやましい・・・
もっと日本でも普及してくれればいいのにな。

だって、ルバーブは浮腫みに効果的な植物なんだから!



ゆっくりと試食を兼ねたランチが済み、
Okunagaさんの案内で次に向かったのは、こちらもアンリシールの企画の「ポワラーヌの工房見学」。

ポワラーヌのPの字がクープナイフで入れらてた大きなカンパーニュは今じゃ有名だもんね。

昔から代々受け継がれた製法で作る、天然酵母のカンパーニュ。

写真撮影は当然のことながら”NG”。
日本人の観光者に忙しい仕事の時間を割いて、見学させてもらえるだけでもありがたい話です。

大きな石釜の前で働く職人さんは、Tシャツ、短パン。
たぶん、これも作業着として用意されているんだろうな。
ナチュラルな生成り色の組み合わせが、とても素朴ながらオシャレで。
冬は釜の前は暖かいから良いけれど、夏は地獄のような暑さだとか。

想像つくよね・・・

見学時間も、一瞬であっという間だったけれど、見れてよかった!

その後、みんなでボン・マルシェの食料品館のグラン・エピスリーに行って、
日本ではまだ売っていないだろうというお菓子等を教えてもらいました。

姪からのお土産リクエストは、クッキーとチョコレート。
そこはLittle Motherのプライド。日本では手に入らないような、パリならではのこだわったお菓子を買ってあげたくってね。

そして、その後、Miyako先生に案内いただいてボン・マルシェのそばにある、
今までパリには来ていても一度も足を踏み入れたことのない、
「奇跡のメダイユ教会」に連れて行ってもらいました。



パリでコレラが流行した際に、メダイユを人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあるという。

行ったときはちょうどミサの最中。
決して大きくはない教会には、ミサを受ける方々がたくさんいらっしゃっていました。

教会は大聖堂のような暗い内装ではなく、真っ白い内装の中に、青を多く使った絵が飾られていて、とても明るい教会。

その室内の明るさのせいか、心が穏やかになります。

忘れずにお守りとしてメダイユを購入。
今もチャームとしてネックレスチェーンに通して身に着けてるの。

この日はあっという間に時間が経ったけど、素敵な一日を過ごせました。
今日の短い時間にお会いした方々は、日本にいたら会うチャンスがなかったかもしれない。

これもきっと何かの縁。そんなご縁を大切にしたいな。





パリ日記:Voy Alimento

2012-05-23 | 海外旅行
パリに来たら、一度行ってみたかったレストラン、メトロ5番線のJacaues Bonsergent駅近辺にあるベジタリアンレストラン、

Voy Alimento

海外に行くと、特に私はベジタリアンカフェやレストランに注目してしまう。
私はベジタリアンと言うわけではないけれど、毎日かかさず野菜を食べてます。

今回このレストランに来たかった理由は、ただのベジタリアンレストランっていうのではなく、
お料理にはハーブやスパイスを自然なままお料理にしているの。
私もお菓子やお料理にハーブやスパイスを使うのが好きだから、どんなふうに調理するのか興味津津。

店内はテーブルが4テーブルくらいしかなく、お昼になるとその狭い店内は満席。
だから、あい席もありなのです。
日本くらいの習慣かと思っていたから、フランスであい席ってちょっとびっくりしたけれどね。

大きな黒板に、本日のメニューが描かれていて、





食前の飲み物+スープ+本日の一皿+デザートがセットで約22ユーロ。

前菜には、お皿にのせられたドライフルーツとカカオに実、それに恐らくアロエと思われる植物。



ドライフルーツはレーズンかと思ったら、食用ホオズキを乾燥されたもの。
これ、甘酸っぱくて初めて食べたけど、かなりはまる美味しさ。

食前の飲み物とスープは、何種類かあってそれぞれ効能別に分けられているの。
デトックスだったり、若返り効果だったり色々。数種類の中から自分が望む作用を持つ飲み物をチョイス。

私は食前の飲み物には若返り効果のリンゴジュースとショウガのドリンク、パープルパワー。
リンゴジュースがメインなのでとても飲みやすく、ショウガがほかほか体を温めてくれます。



そしてスープはデトックス効果を狙ったスープをチョイス。
カルダモンをはじめとするスパイスや米粉、キュウリ、ニンジン等沢山の食材がブレンドされています。
スパイス好きな人にはくせになるお味。



そして、大皿に盛られたお料理。
手前左が五穀米を思わせるような穀物。
右は、私は赤みそを思わせる味付けの豆類。



ビネガーにからませたグリーンサラダと、
ポテトとかぼちゃをそれぞれスパイスで味付けしたお料理。モロッコのタジン料理を思わせるお料理でした。



最後にデザートは、今人気のアサイーを使ったデザート。
アサイーと相性がいいのは、バナナだよね。なのでこちらも勿論バナナとミックス。



店員の女の子も私のとっても幼稚なフランス語に一生懸命耳を傾けてくれて、
とても気分良く食事できて、大満足。

野菜だけのお料理でも、スパイスやハーブを上手に使えば味に満足、お腹も満足。
スパイスはそれぞれ健康にも良い効能を持っているけれど、それだけじゃなく、
お料理にアクセントが付くだけで、体は全てに満足する。そんな効果を実感しました。

こちらのレストランでは、スープや飲み物のブレンドした粉末も売っていて、
お家でも簡単に作れるから、私もお土産に買っちゃった。
勿論ドライホオズキもね!

こちらで腹ごしらえをした後、近場にデュ・パン・エ・デ・ジデがあるのでそちらにも寄ってみました。



シンプルな店内だけれど、どこかかわいさを持った温かい雰囲気のお店。
そして沢山並ぶ美味しそうなパン達。
本当にお腹いっぱいだけれど、美味しそうなパンを見たらやっぱり買いたくなっちゃう。
選んだのは、

ショーソン・ポムとエスカルゴ



エスカルゴは新作だそうで、フロマージュブランのクリームに赤いフルーツを散らして巻いたもの。

甘いかなと思ったけれど、どちらも甘さ控えめ。

勿論、美味しい!

パリ日記:Sebastien Degardin

2012-05-21 | 海外旅行
街をぶらぶら歩くだけで色々な発見があるから観光って楽しい。

沢山歩く私も、時々カフェで休憩。



パリにもスターバックスが何店舗かあって、カフェのカプチーノよりもスタバの方が安く感じたけど、
いくらスタバが安くても、そこはカフェ文化をこよなく愛するフランス人。
集客率はカフェの方が多く、このカフェにも沢山のフランス人が出入りしてた。

休憩したら、また歩いて市内観光。
ぶらぶら歩いていたら、なんだか美味しそうなケーキがたくさん並んでる。



お店の名前はJulienって書いてあるけど、このJulienって、私が行きたいと思っていたパン屋さんの姉妹店なのかなー。



ケーキに惹かれるけれど、ここは我慢。
私はちょっとお目当てのケーキ屋さんがあるんだよね!

それが、

Sebastien Degardin



というケーキ屋さん。
ここは私がいつも楽しくブログを閲覧させていただいている、どうらく人さんが昔働いていた職場だとか。

ママンが買い物終えるのを外からケーキを眺めながら待っている少年。
なんだか旅行雑誌に載っていそうなショットでしょ。



こちらのお店、今回パリに行ったら是非立ち寄りたいって思っていたの。
フルーツが美味しくなる季節だし、やっぱり季節のフルーツを使ったケーキが食べたいじゃない。
だから選んだのは日本ではそうは見かけない、フレーズ・ドゥ・ボアのケーキを二種類買ったの。
フレーズ・デ・ボアは野生苺。日本の八百屋さんやスーパーではまず見かけないよね。

こちらはTartelette aux fraise bois
フレーズ・ドゥ・ボアとメープルシロップのムースのタルト



中にはフレーズ・ドゥ・ボアのコンフィが入ってる。
このメープルシロップのムースがしっかりメープルの味がして、そしてしっかりした苺の香りにピッタリなのです。
ムースの周囲をフレーズ・ドゥ・ボアが囲んでいる。その一粒を食べると、苺は苺でもものすごくしっかりした味。
だからこそケーキに使うと美味しいフルーツなのかもしれない。

もう一つは、
Insolite
フレーズ・ドゥ・ボアとバニラのクレムのムースのケーキ。
表面はホワイトチョコレートでコーティング。



このケーキを食べた瞬間、素材の良さが本当に伝わるくらい、クリームが美味しい。
2層のクレムが最高なんです。
フランスだから乳製品が美味しいというよりも、その中でも上質の物を使っているんじゃないのかな。

上の苺のジュレも酸っぱくて美味しいの。
その酸味とバニラのクレムがぴったり。
上に乗ったキャンディーのようなデコールもかわいいでしょ。これもバニラのクレムをキャンディーに見せ立てたもの。



フレーズ・ドゥ・ボア。
訳せば森のイチゴ。その名にちなんだしっかりした味はかなり癖になる。
フランスはこういったお菓子作りに最適な素材がたくさんあるからいいな。

前にシェフが言っていた。
同じ野菜と使った料理でも日本の野菜ではなかなかフランスで作るラタトゥーユが作れないと。
だけど、それは逆に同じ野菜を使っても、日本で作る肉じゃがと同じ味は出せないっていうことになるかもしれないな。

と、話がそれたけど、
Sebastien Degardin、本当にこちらのケーキ美味しいんです。
他のチョコレート系とかも買いたかった。
東京ではこれほどの美味しいケーキには巡り合えない。
パリに住んでいれば常連になるの間違いなしのケーキ屋さんでした。
次回も是非、リピーター決定!


Sebastien Degardin

メトロ8番線 Daumesnil
29bd de Reuilly 75012 Paris




パリ日記:パリでクロワッサン

2012-05-17 | 海外旅行
パン屋さんに入ったのはいいけれど、沢山並ぶ美味しそうなパンに目移りしちゃって決めれない。

そんな時はどうするか・・・

今回学びました!なんて威張って言うことでもないんだけれど(笑)
それはね、

パリジャン達がオーダーするパンを真似っこするの!

向かったパン屋さんはメトロPigalle駅の

Le Petrin Medieval



もうね、並んでいるパンが全部美味しそうで・・・
それで、隣にいたパリジャンがクロワッサンを頼んでいたから、私も真似っ子して頼んじゃった。



私もパリジェンヌ気取りでクロワッサンを食べ歩き。

このサクサクしたクロワッサンと一口食べて口いっぱいに広がる濃厚なバターの香り。
パリに来たらやっぱり試したいね、クロワッサンやクーク生地のビエノワズリー。

でもねー、クロワッサンってどうしても生地がボロボロ落ちて、気付けば胸元に沢山生地がくっついちゃって、きれいに食べれないんだよね。

公園で食べれば私に鳥が群がる自信あるよ!

このパン屋さんからメトロSt.Georgesの方に行くとあるのが、

Arnaud Delmontel



というパン屋さん。

こちらも2007年バゲットコンクール最優秀賞を獲得したお店。



バゲットにもクロワッサンにも既に満足している私。
食べ比べも一つの手だけど、選んだのは、ドライフルーツたっぷりのハードブレッド。
でも、写真撮り忘れちゃった。

勿論モチモチしてて美味しかったよ。

パリ日記:Au Levain D'Antan

2012-05-14 | 海外旅行
フランス食べ歩き日記のはじまりはじまりー。

5月1日の夜便でパリへ。
2日早朝にパリに到着。
睡眠不足で体温が低いからなのか、この日のパリは寒く感じた。

7時半頃ホテルに到着、荷物を預け、向かった先はメトロ12番線のAbbesses駅へ。
お目当ては、2011年バゲットコンクール最優秀賞を獲得した、パスカル・バリロン氏のお店、
Au Levain D'Antanのバゲット。



外のガラスには、コンクール優秀賞の勲章が。



ガラス張りの店内は明るく、朝早いこともあり沢山の焼き立てパンが並んでいて、
朝食用にパンを買うマダムや、出勤途中のパリジャン達が続々店内に入ってきた。
クロワッサンを買うパリジャンを横目に見ながら、「これぞフレンチ文化!」と変に感動したのでした。



この為に機内の朝食を抜いた私はもうお腹ぺこぺこ。
思わず道端でバゲットをパクリ。
一口食べて、また一口。
表面の皮もサクサク。そして中しっとり、もっちり。
やはり小麦粉はいいから、何も付けなくてもおいしい。

残ったバゲットをホテルに持ち帰り、夕飯はラペサンドに変身。
どう?おいしそうでしょ?!



やっぱりパンはその日の内に食べるのが良いよね。

本当はね、ショーケースのバゲットサンド達も買いたかったの。
フェタチーズとセミドライトマトのサンドがものすごく美味しそうで・・・
でも、やっぱり食べきれない事を考えるとね、あれもこれもというわけには行かなくて。
そこが一人旅の辛いところ・・・

こちらのお店、実はブリオッシュコンテストでも2位を獲得した実績があるとか。
私はどうもブリオッシュの美味しさが分からないの。
でも美味しいブリオッシュを食べれば、その美味しさに気づくかもしれない。
今回は食べなかったけれど、次回はブリオッシュを買うのも良いね!