どうでもいい日記

なんとなく、政治や経済、英語のことなど。
夢は海外移住…か?

日本の再軍備について

2005年08月30日 17時09分52秒 | その他雑考
せっかくだから、地政学に基づいていろいろと考えてみた。
結果、日本の再軍備がアジアに繁栄をもたらすという結論に達した。

欧州の世紀、米国の世紀ときて、次はアジアの世紀だと言われている。
しかし、アジアには中国がある。
中国の覇権拡大志向をとどめないかぎり、アジアに安定はない。

米国が望むのは、力による中国の民主化と分裂だろうが、私はそれは望まない。
まずはソ連のような、3~5つの緩やかな経済共同体へと移行し、
それから順次独立という方向が、アジア地域にとっては理想的だと思う。
そうすれば、アジア全域の軍事的脅威は軽減し、
アジアの世紀がやってくるかもしれない。

そういう意味でも、中国には、あまり台湾にこだわずに、
内政問題の解決に集中してほしいのだが、どうも、そういう具合にはいきそうにない。
台湾問題は、米国が中国を叩くために必要となる、大切な口実だ。
中国がすんなりと台湾の独立を認めると、米国はとても困る。
台湾と日本以外、誰も平和的解決など望んでいやしない。

韓国はすでに、中国寄りへと方向転換したように見える。
何と言っても中韓は地続きだし、中国の経済発展の勢いや、
軍事的脅威の増大から言って、賢明な判断だと私は思う。

歴史的に見ても、韓国の、中国に対する恐怖は、日本の比ではないだろう。
北朝鮮は、もはや韓国にとってはバッファとして機能していない。
韓国は、中国への怯えを反日感情へすりかえて、どうにか平静を保っている。

私が中国の指導者なら、内政は反日感情でまとめつつ、
海軍と空軍の力を強化して、資源確保の道をひた走る。
日本、朝鮮半島、台湾は、中国が大洋へ出るために確保すべき最前線だ。
ぜひとも、どうにかして手に入れたい(笑)。

日本としては、経済的には東南アジア諸国とのつながりを強くし、
軍事的には独立の道を歩むしかないだろう。
いずれは、日本・台湾・東南アジア諸国で、対中国包囲網を作っていくべきだ。

その中にロシアが加われば文句はないが、
政府が北方領土にこだわるかぎり、それはどうにもかなわない。
この際、恥も外聞もかなぐり捨てて、ロシアとは仲良くしておくべきだと思う。

いつか近い将来、
日本の再軍備に関する議論が巻き起こるような事件が、米国の手によって起こされる。
それはおそらく、日本が米国から突き放されるような話になると思う。
そして否応なく、日本は再軍備せざるをえなくなる。
そういう流れになっていくと私は予想する。

人口動態論の権威、ハリー・デント先生によれば、
2010年までは米国市場は大丈夫らしいし、私は私の予想に全財産を賭ける。
他にどんなストーリーが考えられるのか、
まだまだ考える余地は残されている。

驚きの情報統制

2005年08月30日 07時50分53秒 | その他雑考
「海外口座情報交換のページ」という、
その筋では有名かつ人気のあるサイトが閉鎖された。

海外およびオフショアの銀行の一覧、口座開設方法、利用方法等が掲載され、
掲示板では、フィッシング詐欺の発生状況等、有志により熱心に書きこまれていた。
私も頻繁に訪れ、ずいぶん勉強させてもらった。

サイトはlycos.ukにあったのだが、
ウワサによると、ある日突然、lycos.ukから管理人さんに、
「不利益をこうむる方がいるからこのページを削除する」という旨のメールが届き、
管理人さんにもアクセスできなくなったという。

この場合、lycos.ukに、削除が妥当だと判断させる力を持ったものが誰かを想像すると、
日本政府か邦銀のどちらかしかない。
いまどき、このような情報統制がまかり通ること、
情報統制が英国にまで及んでいることに、驚きを感じざるをえない。

管理人さんも、日本国内ではヤバいと考えて、英国で開設したのかもしれないが、
非合法だと考えられるような情報は一切なかった。
むしろ、日本国内での税金の払い方の解説まであったように思う。

してみると、そのようなサイトを頻繁に訪問していた私は、
政府や邦銀にとってはろくでもない人間ということになるのか。
なんだかドキドキしてしまうではないか(笑)。

ほんの少し、不愉快だね。
管理人さんにはぜひとも頑張って復活させてほしいと思う。