郵政民営化

小泉の馬脚が見えた。先日の国会で彼は、
「郵政事業が国家公務員にしかできないと思っている国民はいない」
という主旨の発言をした。

そんなことは、とうの昔にわかっていることだ。
彼が本当にするべきは、郵政民営化ではなく、公務員改革だろう。

公務員の首切りと、アルバイトの大量採用。
もしどうしても民営化するならば、そうやってコストを徹底的に切り詰める努力をして、
郵政事業が利益をだせる体質になってから民営化すればいい。
（もちろんそうなれば民営化の必要はなくなっているだろうが）

公務員という大量の票田を失うのが怖いから、
公務員制度の改革を、民営化にすりかえているにすぎない。
小泉は、ただの根性なしだ。

しかも「過疎地の金融サービスを切り捨てることはしない」とも発言している。
お前は民営化後の郵政公社の社長にでもなったつもりか。
民営化前、しかも誰がトップに立つかわかりもしない状態で、
よくもぬけぬけとそうした発言ができるものだ。

郵政三事業は、NTTやJRとは状況が異なり、競争が激烈なジャンルだ。
高給をとっている中間管理職を首切りし、過疎地のサービスを切り捨てる。
そうした努力をしないと、たとえ民営化したとしても利益がでる可能性は低い。

それだけの権限を、民営化後のトップに与えるのか。
そこのところがはっきりしないかぎり、私は、郵政民営化に反対する。

米国市場がおかしい

株が強すぎる、と思うのは私だけだろうか。
某blogによると、８月は下落する確率が67％（だったかな？）だそうだ。
私の記憶にあるかぎり、
このクソ暑い盛りにこれだけ上がるのはめずらしい。

この相場に乗るか、それとも静観するか、
今日の出来具合をみて決めようと思う。

と私のような素人が考えると、たいてい下がる（笑）。
キャッシュをなくしたくないしなあ。
さて、どうしたものか。