
今日も寒かった。「涼しい」のではなく寒いのだ。高い山では雪が降ったとテレビで報じていた。もう冬が急接近してきているのかもしれない。なんか秋が短いような気がする。
話しはまるで変わるが、「継続は力なり」とよく言われる。こういう言葉があるということは、人間である悲しさからか「継続」させることがなかなか難しいということなのであろう。個人であれ組織であれ、森羅万象ことごとくに継続させることはたしかに難しい。
私のブログにしてもそうだ。最初は、なんとか毎日の日記代わりに書いていきたいと意気込んでいた。それがどうだ、一年経ってみたら、書く日と書かない日がある。最近は、土日は書かない日にするかと自分勝手に決める。それすらも守れない日があるのだ。
水彩画教室に通っている。4年目になるが、まあまあ続いている。一向にうまくならない自分にあきれてはいるが、「他人さまと比べない」と自分自身に誓って続いている状態である。一年目から仲間であった人の中に、年ごとに脱落していく人が何人かいる。「継続」できなかった理由はなんであろうか。嫌になったのか、病気になったのか――教室を止めた理由は知らない。
所属する会で議論が続いている。わが会以外での現象が発端となっての議論である。中には感情的になっている人もいるので、なかなかに難しい。こうした任意団体を10年20年と長生きさせるには、それなりの忍耐とエネルギーが必要である。どう継続させていくか難しい課題である。
もっとも、わが国の政治を見ても、2代続いて政権を放り出している。理由はいろいろあろう。でも、「膏薬と理屈はどこへでもくっつく」と言われるぐらいだ。政治の専門家が担当しても、政権を「継続」させることは難しいようなのである。
こうして見てくると「継続」させることは、何事においても難しいもののようだ。でも、そこに続けようという意思と気力があれば、少しでも続けられるであろう。まずまず、自分の能力に限界があることを悟りながら、一歩、また一歩、のろい歩みを続けていくことが「継続」となってくるのであろう。
がんばらずに、ガンバロウ!