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ゆったり、いそがず、あわてず、おだやかに…

毎日の生活の中で感じる森羅万象を、自分の想いとして文字・写真で表現する。

散歩道で出会った花たちと青田

2009年06月09日 21時04分12秒 | 散歩


よそのお宅の入り口で、招き入れるがごとくに風に揺られながら咲いていた。



住宅が並び立つ一角に、ぽつんと水田が1枚ある。今日、通ってみたら田植えが終わっていた。今は、どこも機械植えである。



裏道を通ったら、家の裏にひっそりと、しかし賑やかに花たちが咲いていた。



堤防道路の両側には、黄色の花たちが競い合って咲いている。



並木の下、ところどころに草花が咲いている。しかも力強くに――。



明日にでも田植えをするのだろうか。カラスが代かきをするがごとく、田の中を歩きまわっていた。あ、お手伝いか~~な!?



散歩も終盤だ。センター入り口の花たち。朝に夕に人々の出入りを見守っているのであろう。

今日も、名も知らぬ多くの花たちとあいさつができてよかった。

散々な携帯カメラのテスト撮影

2008年09月09日 20時56分28秒 | 散歩


遠くに住む長男夫婦たちが、新しい機種に換えてくれた携帯電話、シニアに優しい機種だというが、まだ慣れないのでいろいろと使い勝手を調べている。びっくりしたのは、新しい携帯電話のカメラが200万画素の性能を有していたことである。

デジカメの200万画素なら何年か前の性能であるが、携帯電話のカメラはまだ何十万画素だとばかりに誤解していた。200万画素もあれば、撮った写真は十分に使える代物である。もしかすると、ほかの機種ではもっと高画質の機種があるのかもしれない。

さて、品質や使い勝手など、どんなものかとテスト撮影してみた。まずの感想は使い勝手である。デジカメよりいささか使い勝手が悪いなと思う。それはそうであろう、デジカメより使い勝手がよかったら、みんな携帯カメラになってしまうであろう。ここに載せた3枚の写真は携帯カメラで撮ったものである。品質的には、当たり前であるが、ブログに載せる程度の写真にはなんの問題もない。

テスト写真であっても、せっかく撮るのだから「秋」をテーマに撮ろうかと思って、あちこちきょろきょろしたが、なかなか秋がつかまらなかった。



小学校の校庭で、運動会の練習でも始めようかという雰囲気の子どもたちが見えた。「うん、うん、これは秋だな」と携帯カメラを構えて、子どもたちを大きく撮ろうとしたが、やり方がわからない。「あれ、ズームはどうやるのだろう?」という程度の知識しかないのだから、携帯カメラで撮っては見たが、子どもたちの姿が小さすぎた。仕方がないので、パソコンでトリミングして載せた次第。

ズームのやり方も画面の明るさ調整も家に帰ってきたから判明した。まあ、これもテストしたおかげで、ひとつ利口になったということ。



途中の道端でザクロを発見した。「実りの秋に出会えたぞ」と携帯カメラを構える。デジカメで撮れば、なんと言うこともなくきれいに撮れるのだが、携帯カメラゆえにか、はたまた慣れないせいか、太陽の光が入り込んでいるのに気づかなかった。意図しない構図になってしまった。結果として、それはそれで面白いのだが、なんか中途半端に終わってしまったような写真である。まあ、こんな写真であっても、秋の風を感じてもらえればうれしいことである。



堤防道路際には黄や赤など、彩りも豊かに花が咲いている。だいぶ日差しも傾いてきたので、影部分は暗く写ってしまった。暗さの中から花が浮き出るように咲いているから、まあ、いいか。

携帯カメラは、電源を入れてシャッターを押せば終わりというわけにはいかなかった。「メニュー」を押して、「写真・ビデオを撮る・見る」を押して、「写真を撮る」を押して、さらに「メニュー」を押して、「モード切替」を押して、「デジタルカメラ」を選択して~~~~。なんでこんなに撮るまでに設定しなくてはならないのだ? やれやれ、やっと携帯カメラがデジカメ同様になった。もちろん通常の携帯カメラは「写真を撮る」だけでよいのだが、「画素数の多い写真を」と欲張ると、長々と設定しなくてはならない(やり方が悪いのかなあ)。

一緒に歩いていた妻から、「1枚の写真を撮るのにずいぶん時間がかかるね。シャッターチャンスを逃してしまいそう」とご託宣されてしまった。情けない。慣れないということが一番なのかもしれない。

これからは本来のデジカメを持って出かけよう。携帯カメラの出番は少ないかもしれない、デジカメの無い時だけにしよう――なんて思った。そんな散々な散歩とテスト撮影であった。

街中の散歩で感じたことなど

2008年09月08日 20時21分42秒 | 散歩


秋、秋ですねえ。渡ってくる風は秋そのものです。暑くもなく寒くもない秋――と言いたいのですが、まだまだ日中は暑いですね。いかがお過ごしでしょうか。きっと、元気はつらつとご活躍のことでしょう。

天気も良さそうなので、秋の日差しを浴びながら街中をぶらぶらと散歩をしてきました。街中の散歩はめったにしないので、久しぶりに街中の空気を吸ったわけです。街中の空気は、世の中の動きが匂うのですね。

「あれ、この店は前からあったっけ?」という具合に、街は勢いがあるのかないのか、ぶらぶら歩いても気づくのですね。第一、お店に入っているお客さんの少ないこと。大型店やデパートはともかく、個人商店では2~3人もお客がいれば、「この店は繁盛しているのかな」とも思います。しかし、お客さんがひとりもいないお店のほうが多いのですから、「あれ、商売やっていかれるのかな」なんて余計な心配をしてしまいます。

お店の顔はどんどん変わっていますし、前からそうですが空き店舗も目立ちます。時代の変遷とともに車社会になり、商売も激変してきました。最近は石油の高騰から始まった物価の軒並みの値上げで、さらに個人商店は成り立って行きづらくなってきていますね。門外漢である私らが見ていても、「あの店も」「この店も」もうすぐ行き詰るのではと心配するほどです。

ぐるっと歩いてきて、お昼を食べに食堂に入ったのですが、まあまあのお客さんが食事をされていたので、なにかしらほっとした気分でした。妙なものです。街中の散歩は精神的によくないですね。いつものように田舎道を歩き、川の流れを見ながら季節の移ろいを感じ、山の微妙な色合いの変化を観ながらゆったり気分で歩く――こうした散歩が好きです。

季節の変わり目には身体も変調子になりやすいものですね。十分に気をつけられてお過ごしください。たまには違った散歩コースもいいものですよ。新発見があるかもしれません。それではお元気で~~。

花たちと出会う、散歩は楽し!

2008年07月08日 20時48分09秒 | 散歩
夕暮れにはまだ早い時間
いささか暑い

咲いている花たちを眺めに
散歩しようと出かけた

山裾の草むらで
名前も知らない黒い蝶々たちが舞っていた



写真に撮ったが――よくわからない
真ん中に舞っているのだが――

坂の途中
あるお宅の壁際で
フウセンカズラが咲き誇っていた



そういえば
毎年、あのお宅の花を眺めている
あの橙色がなんとも言えない
汗かいた身体を癒してくれる

住宅街を過ぎ
畑の道に入る

あの畑の桃は色づいたかな
あった、まだ小さかったが
ちゃんと桃の顔をしていた



このお宅の畑には
杏がまだ生っていた




畑の隅には
プルーンまでも生っている
まだ成長はこれからだ

散歩は歩を進めるごとに景色が変化していく
時季の花が咲き
実りの秋を目指して
いろいろの果物が成長している

なにげない景色に
目を向けてやると
花たちや
まだ小さき果物たちは
こちらにウインクを送ってくれているようだ

また、住宅街に入った
どこでも盛んに咲いている
紫陽花に出会う



種類的には
なんに変哲もない
昔から親しんでいる紫色だ
でも、この花にはホッとする
身内の者に逢っているようでもある

いつもと違う道を歩くと
いつもと違う花の顔に会い
いつもと違う果物に出会う
これが散歩の醍醐味でもあろう

一日が終わった