

昨日は夜遅くまで忙しかった。というよりも「楽しかった」と言ったほうが正確な表現かもしれない。
昨日の午後は水彩画教室の日だ。夏休みがあった(?)ので久しぶりの教室である。テーマは「旬のもの」――野菜でも果物でもよいので、私はカボチャ2個とナスやキュウリなど野菜を持っていって題材とした。
先生から、「今日は2時間で仕上げましょう」と言われた。やあ、やっぱりそう来たか。先生は、前から「一定の時間内で仕上げるのも勉強のうち」と話していたので、そうした指示が出ることも予想していたのだ。
結果として、時間内に仕上げた人はいなかったのではないだろうか。私も、70~80%ぐらいの仕上がりというところか。まあ、これも仕方があるまい。越えなければならない壁であり、大きな挑戦のひとつであろう。
こうした勉強も楽しいことであるが、もうひとつ、もっと楽しいことがあったのだ。それは水彩画教室の有志で、先生を囲んでの暑気払い(納涼会)が開かれたのである。
8割の方々が出席され、盛大に歓談した。2次会も含めて4時間超の懇親であったのだから、楽しくないはずがない。もともと「水彩画」をとおしてのお友達であるから、こうした宴席でないとなかなか親しく話す機会はとれない。
そうなのだなあと思う。こうした勉強会は、そのものを究めていくことは当然であるが、それと同時に「友達づくり」も大きな目的のひとつなのだなあと納得する。
どこかの先生が言っていた、「一日に10人の方と話しなさい」と――。これも脳活性化の大事な要素のようである。でも、仕事から離れて久しいこの頃、10人と話すことなどはめったに無くなっている。まごまごしていると、一日中で妻以外と話したことがないと日も出てくる。
やっぱり外に目を向け、積極的に出かけ、人さまと話すことがどんなに楽しいことか。ましてやお酒が少し入れば、口の滑りもよくなり楽しく至福な時間が過ごせる。
そんなこんなで昨日は楽しかった。え、こんな日が多ければいいね――ですか? 人さまと話せる機会は毎日欲しいことだが、宴席が連日とは論外である。なにごともほどほどでないと~~ね。