雪になれど愛されることより愛することを あきオジ

聖フランチェスコの言葉

この言葉が一つの星でした。
でも「愛する」という言葉が共有できませんでした。
聖フランチェスコがつかっている意味は私のものではありませんでした。

雪溶けて山門落とす滴かな あきオジ

深大寺の山門をくぐった時
頭に冷たいものがぽたり

ちょっと嬉しい驚き
あと何回、梅を楽しめるのだろうか
今日の楽しみは今日楽しむ。

完璧を期待するのではなく想像力だよな。

あれもこれも猫さえとき待つ冬の雪

そそれぞれに
それぞれの季節があり
そのときを待ち
機が熟したこと知る。

人だけが手帳をみないと思いだせない。

春うらら 辞書に伏せる女子高生 あきオジ

もう、そんな風景が見える季節ですね。
電車の中もお疲れ様が大ぜいです。

それでいいのですね。
私も眠い。

あの人も逝きて賀状束が薄くなり あきオジ

年寄りの生活と言うのは引き算ばかりです。

でも、それは身軽になるということです。
とても大切なことなのですよ。

山々を仰ぎし地蔵に梅の花 あきオジ

なぜか信州の山々が目に浮かぶ
そんな風の冷たさでした。

これでまた桜の季節に近づきましたね。

梅開き「不識」の碑にも光あり あきオジ

梅の季節は梅を楽しむ
不足を嘆かない。

今が梅を楽しむとき
他のときはない。

なかなかに夜が明けもせず嘆異抄 あきオジ

西行、聖フランチェスコを絵にしたいという
憧れがありました。

でも、素人の悲しさ、技量もなければセンスもありません。
でも憧れはあります。

そこで、その気分でも味わいたいと思い始めました。
少々グロテスクですがお許しください。

きれいだけでは物足りないのです。
力強さとか薄汚さが必要なのです。

まあ、そのうち、飽きるでしょうが
それまではお付き合いください。

・・・・・・・

今日は写真を撮りに出かけます。
明日は、横浜に出かけます。
同じような写真になりますが
それが私です。