ちょっと、別のブログに利用した画像をアップしました。
いかにも、それらしい。そんな写真です。
雨の日は新古今和歌集を開きます。
雨のリズムはなぜか新古今和歌集なのです。
そんな人、きっと、どこかにいる。
ひょっとして石川啄木かもしれません。
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星野富弘さんの新刊が出てました。
奥様が撮った写真とこれまでの詩が組み合わされていました。
人生の後半戦という境地への切り替えの時期なのですね。
一気に化ける。
そんな足踏みを感じました。
片倉城址でであった三人
どうみてもじいさん、じいさんの娘あるいは嫁、そして、その子
水車のところで
「危ないよ」
「そこでじっとしていて」
などとあれこれ孫に言ってました。
楽しそうにしていました。
私はその孫と手を振って別れました。
そして、細い路地の風景写真を撮って
別の道から戻ってきました。
そうしたら、じいちゃんの様子がおかしい
泥紛れのタオルで腕を拭いている。
ズボンの半分が泥紛れ
花菖蒲が棚田のように育てられています。
その棚田のような畦は不安定になっています。
きっと、滑って、転んで、花菖蒲の田に落ちたのです。
気の毒のような、微笑ましいような・・・・・
娘の反応が
「だから言ったでしょ」
とか「うーんもう」
というような親しそうな反応をしていないので
「おとうさん、大丈夫ですか」
「いや、たいしたことがない」
と言葉だけのやり取りのように見えたので
ひょっとして、遠くから来た嫁ではないかと思ったのです。
孫であろう女の子は、そんなトラブル意に介していない様子でした。
じいちゃんの一人芝居
そんな感じ
「大丈夫だいじょうぶ」と言っているような風景
土曜日の朝でした。
「阿弥陀堂だより」のうめさんのように
黙々と野菜を作り
山の上から夕陽を拝み
その夕日に手を合わせ
感謝しながら眠りにつく
そんな日々を想像しています。
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朝から雨です。
「濡れてしまうから」・・・から
「濡れてもいいじゃないか」・・・に
そんは転換がいつかくるような気がします。