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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

感動する話の中の悪い奴

2008-06-12 17:14:45 | 日記
「剣客商売」の物語に涙したり、笑ったりする。
グルメ情報も面白いし
主人公の小兵衛が発する呟きに
なるほどと思ったりすることがあります。

そこが愉しみですが・・・・・

画面の中で主人公にあっさり、いとも簡単に切られて
さらには、宙がえりをしながら、堀の中に飛び込んだり
ぶざまに切られ、のた打ち回る悪い奴等

主人公を際立たせる悪い奴
そんな人が存在しています。
実は、本当に悪い奴に利用されるだけの
強面の悪い奴等

彼にも心配ている親がいるだろう
いい年の素浪人だったら妻子もいるだろう。
普段の生活も大変だろう。
いかにも「くいつめた」表情だし
服装も疲れている。
社会でうまくやっていない理由もあるだろう

そんな悪い奴等がやっつけられるのを
いい奴の顔をして笑うわけにはいかないだろう。

でも、そんなことを折込積みと
片付けてみている。

何か変だ
まあ、いいかではすまないだろう。

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事件が起こると
マニュアルどおりの被害者の友達インタビュー
取捨選択しているのだろうけど
お約束どおりの当て嵌め方。
だとしても
「死んだ人のこと悪くいってはいけない」
以上はしちゃいけないだろう。
昨日まであれこれ冷たくした人も
許せないと思っていた人も
あれこれ、期待されたとおりのパフォーマンスをする。

でも、それ以上の美談はないだろう・・・・・
過剰さは、ものの本質を見えなくしてしまう。

でも、この時期、こんなこと口にしてはいけないのでしょうね?

テレビを見ていて、いつも思う。
このシーンが出てくるとチャンネルを回してしまう。

最高の配慮は「淡々としていること」
あれこれの反応をしないのも労わりだと思う。

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犯罪者の親をテレビの前に呼び出して
あれこれ言わせる。

あれって、
どんな意味での社会正義なのでしょうか?

弱虫の私は、あの場面を見て
すごく怖い。震える。
自分達の正義は実は「非情であり」「残酷」と隣りあわせなのです。

テレビ局は営業の正義なのですから、それに便乗するのは大人気ない。

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秋葉原の事件写真を
実況中継するように携帯写真をとりまくる人
友達に配信する人
メディアに売りつける人

怖い時代と嘆くのもいいけど
そんなことをができる人のその後の人生を見届けたいですね。
そうでなければ、これまでの自分の生きかた、ちょっと情けない。


世の中日記をつけている人は多いのでしょうね。

2008-06-12 05:39:43 | 日記

知り合いで日記を続けている人
ブログを続けている人はけっこういるのですね。

日本人が日記が好きなのか知りませんが
私は「不安解消」装置だと思っています。
日々、何事もありませんし
前の日のことを覚えていません。
そんなことで、自分の日々をとりあえず確認する。
そんなことが日記やブログの意味だと思います。

過去のHPの内容を覚えていませんし
振り返ることもありません。
その日の安心を得るために書いているのですね。
自分が自分の存在が見えないことの不安
その解消のために続けているのかもしれません。

人様々ですね。

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根性なしのあきオジ

人と一緒に楽しむのもいいけれど
独りであれこれ愉しみのも嫌いじゃない。
むしろ、その方が気楽でいいし楽しめる。
いつからそうなったのか分かりませんが
そうなのです。

これまで賢い人、配慮の人、謙虚な人
そんな人とお付き合いして
疲れてしまったのかもしれません。

私は賢く、間違いがない
そして、しっかり周囲の人をチェックする
そんなタイプの人が大の苦手なのです。

雨降りです。でも、仕事ですから出かけます。

2008-06-12 05:21:41 | 日記

こんな優雅で
時間がゆっくり流れる日々
その時代の時計であれば
退屈ではないかもしれません。

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「剣客商売」第五シリーズをを借りてきて見ています。
この映画の主演は藤田まことですが
このドラマ
「四谷の弥七」を演じる三浦浩一のファンが多いのだそうです。
確かに、長身ですから立ち姿、後姿がおばさんをくすぐる魅力があります。

私は、このドラマではじめて知った俳優ですが
主人公を守り立てる岡っ引きを演じています。
ドラマの中で活躍する場面の多い役です。

長身でですが、日本人顔をしておりイケメンとはちょっと違います。
彼の魅力は、格子縞の着物の着方が粋で似合うことではないでしょうか。
このように着物が、体にあった俳優も珍しいと思いました。
もちろん、吉衛門等の歌舞伎出身の俳優などは
板についていますし
着こなしが上手ですが、
野暮ったさなないだけ
野生的な迫力がありません。

しかし、三浦浩一は岡っ引きという役回りということもあり
ドラマの中で重要な役割を与えられていますが
彼が登場すると決め細やかな演技だけでなく
スタイルが決まっているのです。
武士階級と違って木綿の着物が力強いのです。

岡っ引きは武士ではありませんから
土間で中腰で応対しなければいけませんし
滅多なことでは座敷には上がれません。
そのような状況の中での身分を心得た演技が細かく、いいのです。
正座する姿勢がいい俳優は気持ちよいですね。

最近は、剣客商売では、三浦浩一演じる「四谷の弥七」の演技を見るようになりました。
上等なドラマには、見るたびに発見がありますね。