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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

自分を楽しめるのが、上等であるような気がします。

2008-04-26 17:07:55 | 日記
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自分が好きなことで暮らしていける
それを幸運と呼ぶのでしょうね。

自分が好きなことを発見するだけでも素敵なことなのに
その好きなことで人を喜ばすことができる。
それはそれで限りない幸せなのですね。

自分が簡単にできることなのに
周囲の人にとっては難しいことならば
ちょっとだけ誇らしく思えるだろうしね。

そして、周囲の人により喜びを与えることができるなら
その真ん中に自分がいるならば
明日が待てない日々だろう。

それでもときには金のない悲哀もあるだろう
未熟さゆへの苦労もあるだろう。
でも、そのどれもが自分の中に原因がるのだから
何をすべきか見えやすい

その愉しみが技術となり
習熟する喜びがあり
挑戦があるならば
限りなき幸せだろう。

そんな生き方もあることをいっぱい教えてくれた。
彼らの苦労は楽しさと糸でつながっている。

今日は、ちょっとだけその気にさせてくれた。
それとかれらの日々は自分のそれと比較することはないけれど
ずっと純度において、上等であるように思えたのです。

去年と同じような感想になりましたね。


野毛の大道芸の季節です。

2008-04-26 16:21:25 | 日記
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今年も野毛の大道芸がありました。
午後から天気が怪しいとのことで
午前中、見物しました。

年々、観客の目が肥えてきた
そして、楽しみ方を覚えてきた。
そんな楽しさに満ちていました。
このようなイベントも地域の文化に変質するのですね。
なにもザルツブルグだけではない。
例のごとく、そんなわけの分らないことを考えていました。
かっこつけなのか、本心隠しなのか分らないけれど
物足りないとき、いつも余分なことをくっつけて
顰蹙をかう・・・・・

アクロバット
風船芸
舞踏
けん玉
何でもありの大道芸です。
どの芸もだんだん本格的で装置が工夫されており
十分に楽しめるし、
復活している。
そんな感じが素晴らしい。
こんなとき「自分もできるかな」
「いや、無理だ」と
これも例のごとく
その気になって、本当にその気になる前に
止めてしまう。
「無理」
そして
「続かない」

このごろ、芸人も恵んでもらっているという雰囲気がないし
しかたなしにやっているという臭いがありませんね。
投げ銭も当然と言う感じです。
小銭をポケットに入れ
それ相応の芸に報酬を渡すという
混じりけのない気分が心地いい。
たいしたものだ。
芸人の内実など知らないでいい。

最近の観客は、パフォーマーの誘いに上手に乗るし
盛り上げる掛け声も小粋で、タイミングがいい。
小さな子だけでなく
おばさんもすっかり乗っている。
私は拍手の手を高くする程度にしか参加できない。
まあ、いいか・・・・・

そして、例のごとくカメラマンが溢れている。
なぜか、不気味な舞踏のパフォーマンスには
30人以上の素人カメラマンが群れていた。
絵になるのでしょうか?
そのカメラマンを撮るのも面白い

これでまた「来年も来てみよう」という気になりました。
今度は写真を撮っているのだに逃げないで
生身で反応しよう!



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27日も開催されます。
横浜線だと桜木町駅下車すぐ
イベント会場まではみなとみらいとは反対側徒歩5分

今日も雨模様です。

2008-04-26 07:45:05 | 日記

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いつブログを更新するのですか?
そんなメールが届きました。

アイデアはなかなか出てこないけれど
暇なら、そこそこある。
そんなことかな

朝5時ごろには起き出せば一つくらいは何か浮かびます。
毎日散歩をすれば、道端から、発見があります。
午後になって家に戻れば、ゆったりした気分であれば
暇つぶしの本開き(読書ではなく)で刺激を受けるし
毎晩、映画あるいはドラマを一本見れば、収穫もあります。

そのときどきに
メモするつもりでPCの前に座ると
あれこれ出てくるのです。
義務でもなく、仕事でもなく
目的があるわけでなく
例えが悪いのですが
トイレに入っているのと同じですね。
それですっきりです。

読み直しはしますが
あまり熱心ではありません。
トイレのことを思えば、お分かりだと思います。


剣客商売の謎

2008-04-26 07:20:54 | 日記

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剣客商売の主人公秋山小兵衛はどうのように収入を得ていたか
そんなことどうでもいいけど気になったのです。
しかし、同じようなことに疑問を持つ人がいて
いまはやりの「○○の謎」スタイルでとりあげていたのです。
ちゃんとした本が出ています。
寅さんのときにもいっぱい出ましたね。
母親はどうなっているか
会ったことがあるのか
トランクの中身は
寅屋の間取りは
そんなことを映画を見ながら楽しんでいる
そんな感じです。

剣客商売に出てくる登場人物については
DVDで関係図が収録されていますから
それを見れば分ります。

その収入ですが
道場を構え、そこで稽古をつけた謝礼をうけて生活費に充てていた時期もあります。
江戸でも有名な剣術使いだったようです。
ですから弟子も多く、そこそこの収入だったのでしょう。
でも、どうして仕官しなかったのでしょうかね。

その後、ある事件で知り合った商人から
大金を贈与されます。
その金を信頼できる金融業に依頼して
そのときどきに配当金を受けていた。
だから、鐘ヶ淵で悠々自適な生活ができてたようです。

ですから、息子の大治郎が全国へ武者修行に出かけることも可能だったのです。
また、武者修行から戻って道場を開くとき
小兵衛は資金を提供しています。
後は自分でやれと言います。
でも、弟子は一人しかいないのですから
当初は、質素な大根飯というような食事をしていたようです。
それでも、若い頃は小兵衛が仕送りをしていたのでしょう。
その後、道場をもつ旗本等のところに出かけ
師範をして収入を得ていたようです。

この小説のように
池波正太郎は、収入、そして食生活まで関心をもち
嘘なのに本当みたいにこだわっていたのです。
きっと、藤澤周平にしても、平岩弓枝にしても、その辺りのことには
相当こだわったのでしょうね。
藤澤周平は小説の舞台となる場所の
地図を作り、町名まで書いていたといいますから
池波正太郎も同じようにしていたのでしょうね。