千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

健康になりたい(5)ストレートネック

2014年02月01日 | 健康・病気

肩関節周囲炎の問題は、なんとか左肩の

動きは制約されるもののみなさんが言われるように

半年ぐらいで痛みは収まってきました。

それからが、本当の私の戦いでした。

肩甲骨から首にかけて24時間、肩こりの激しいのが

続くのです。整形外科では、レントゲンを撮って

ストレートネックだと言われました。

考えてみれば、もともと姿勢が悪い上に

今までの長いあいだPCを打ったり

三味線を引く仕草も・・・一番悪いのは、うつぶせに

寝転んで本を読むことです。私は寝る前に毎晩5分でも

それをやっていました。

整形外科は、私の感じるに、

骨を折ったりする人が行くところです。

年配者の肩こりなどあまり相手にしてくれません。

整形外科はシップや

注射をしても治らないので「いったい何がして欲しいの?」

って2軒の医者に言われました。

そんなの、素人がわかるわけないじゃん(;;)

うっすらとした痛みが24時間続くということは

人間から意欲を奪っていきます。

一番ひどい時は、お風呂に入るのも、寝返り打つのも

めんどう、食欲ゼロ、それでも、お仕事が待っています。

布団から這い出すように・・・「ど根性です」

髪を結って着物を着て、出かけてゆきました。

不思議なことに(ありがたいことに)

お弟子さんは増えてゆきます。

お弟子さんには病人顔も、不潔な印象を与えてはいけません。

お風呂に入って長い髪を洗うのが、ほんとうに辛いのです。

お弟子さんといると、なんとなく、気がまぎれますが、

一人になると、布団に倒れ込みたくなります。

それも、マイスリーで7時間くらい寝ているのにです。

自分のおお稽古をするのが

とても面倒で、しかたありませんでした。

お部屋のお掃除も、お弟子さんが見えるからそこだけ

必死の思いでやりました。何をやるのもど根性の毎日です。

メールもお仕事の無機質なメールならすぐにお返事ができます。

お友達からのメールが、とても嬉しいのですが、返事を書くのか

ものすごいエネルギーがいるのです。

「気晴らしに行こう」とか、誘ってくださるお友達に

感謝しつつも、とにかく、必要以外のことは寝ていたい。

それしかないのです。

気軽に旅行に出かけるお友達をみると、まるで

アスリートをみているような羨ましい気分でした。

世田谷教室から帰ると、11時すぎ、

お仕事のFAXやメールをチェックして、返事して入浴。

そして朝、8時には起床。休日は、ほとんどが自分の練習。

プロなのだから同然かもしれませんが、

3年間の私には全身の根性を集めた毎日でした。

そんなときに、頼みの綱のマイスリーが効かなくなりました。

もともとマイスリーは短時間の入眠剤ですので

3時間でカキンと目が覚めるようになってしまいました。

(続く)


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