千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

友達って、ありがたい(^^)

2010年10月31日 | うんちく・小ネタ

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

この年になって、今更だけど、友達って、ありがたい。つくづく思う。

今日は、久々に会った親友と、横浜で、ランチして、しゃべって、お茶して。。。。15年前くらいの思い出話から、今日のお互いの身の回りの話まで。。。。

もう、私たち、相当な大人だから(笑)右の道に行くか 左の道に行くかは、自分で決めるけれど、自分の世界だけに閉じこもってずっと考えていると、時々、この道でよかったのかな??って不安になることがある。

そういう時って、自分の中に外の風を送り込んでくれる友達の意見。

頑張って!って背中を押してもらえると、すごい元気になる。ありがとう(^^)


愛、愛、愛 ジュテームな1日 ♪

2010年10月31日 | アート・文化
富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/
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今日は、鎌倉芸術館で行われた、湘南・シャンソン・コレクションのステージにスタッフの一員としてお手伝いにいきました。
去年に引き続き2回目です。
私のお友達がシャンソンの先生をされていて、そのご主人が有名なシャンソンのピアニストの岩間南平先生とおっしゃる方なんです。
今日は岩間先生の教えておられる生徒さんのいわば「おさらい会」でした。
ちなみに、私は単にお手伝いだけで、シャンソンの「シャ」の字も知りません。。。。m(_  _)m
リハーサルから始まって、延々と生徒さんがたの、素敵な歌声を楽屋から、聴いておりました。
いやぁ~なんちゅうか、さすがフランスですよね。すべてが愛に満ちた曲ばかりです。
「愛してる」「愛してる」「行かないで!」「ずっと愛して」・・・
すごい表現がストレートですよね。
和物の私から見ると、やっぱ、お国柄って言うのかな、ちがうなーーーって思いました。
シャンソンの歴史を紐解くと(ネットで調べただけなんですが) もともとは、フランス革命のころ、日本で言えば、江戸時代「寛政」のころです。
そこで、シャンソンと新内を比べたのですが、どちらも、悲恋物が多いいのですね。
でも、「悲恋のあり方」が違うことを発見しました。
新内は、恋と言えば、まず、両思いが前提。
ところが、遊女の恋であったり、親の許さぬ恋であったりして、心中したりするお話が多いのです。
それに比べて、シャンソンの場合は、もともと、恋の国フランスですから、結ばれずに心中しなくてはいけない外的要因が無いのかもしれません。
悲恋と言えば、男に去られる女の悲しみを 主に表しているように見えます。内的崩壊でしょうか?
ちょっと現代の日本の演歌に似ています。
江戸時代の唄に(小唄でも、端唄でも)「男に新しい女が出来て去られて悲しい」唄があるかな???今度から注意して、見たいと思います。
都々逸も浮気の唄は多いのですが、そういう感じの唄はあまりみかけません??
でも、私個人としては、色んな曲があるかなで、そういう寂しい唄は、ちょっと苦手です。新しい女に鞍替えする男に、いくら「行かないでと」言ってみても、しょせん無駄。完全に無駄です。それより、しょうがないわね~あきらめましょう♪って唄って見たいです。(笑)
話がそれてしまいましたが、今日は、素敵な衣装と、素敵な歌声に酔った1日でした。

お稽古と、恋と、日和見感染

2010年10月29日 | うんちく・小ネタ
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ある、女性のお弟子さんが、何気なくおっしゃった。
「本当に、どうしても、それをやりたいと思ったら(お稽古事)距離なんて関係ないんですよね」って。
たいていのお弟子さんは、近くだから、日にちが都合が良いからと、おっしゃって来てくださるのだけど、どんなお稽古事でも、例外的に、どうしても、これがやりたい、または、その先生に習いたい。という事柄が発生した場合、多少無理しても(距離とか、金額とか)「条件」を飛び越えて、入門してしまうだろうな・・・・と、私も思った。
そのとき、会社に勤めていた時の友達の事を思い出した。
彼女は、長くお付き合いしていた彼に結婚を申し込まれたけれど、断り、別れた。
「何故?」「彼は、私にこの仕事をやめて、家業を手伝ってほしいといわれたけれど、私はこの仕事をやめる気がないの。」その家業も、聞けば、面白そうな仕事なのに、彼女はそう言って今の自分の仕事を選んだ。
ところが、その彼女が、舌の根も乾かぬうちに、別の彼と電撃結婚して、会社をとっととやめて、旦那さんの赴任先に付いて行った。専業主婦として!
「バランス」私は、そう思った。
圧倒的な恋心の前では、結婚するに当たっての彼女の「条件」などは、吹き飛んでしまったのだ。
一昨年、私は、体のその「バランス」が壊れて、1ヶ月入院した。
日和見感染。。。。誰でも持ってる弱い病原菌?ウイルス?普通ならば、圧倒的に強い体の抵抗力が押さえつけているのだけれど、疲労などで抵抗力が弱まったときに、それらのウイルスが暴れだす。
恋もそうかもしれない。。。誰しも自分の彼に対して、多少の不満を潜在させている。100%完璧な相手など少ないかもしれない。圧倒的な恋心があるうちはよい。ところが、理由は様々だけれど、彼に対する気持ちが低下してくると、潜在していた不満がムクムクと頭をもたげて来てしまい、破局へと向かってしまう。
師匠業を始めて、1年半。思いのほか、入門して下さるお弟子さんが増えて、嬉しくも有り、怖くもある。
今、それぞれ、お仕事や家事で忙しくても、頑張って来てくださるお弟子さん達の、モチベーションを如何に維持して、いつまでも末永く、お稽古に通ってもらうか。そこが問題だ。(^^)

お好み焼き「千房」

2010年10月26日 | うんちく・小ネタ

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今回の大阪は、お好み焼きの「千房」に行きました。

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いつも「風月」に行っているのですが、ちょっと変えてみました。

風月は、キャベツたっぷり感があるのですが、千房は、山芋が多いのか、ふあふあで、ちょっと小ぶり。あまりキャベツ感がありません。風月より上品感がありますが、私は、どちらとも好きです。

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千房焼きです。

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後のせ卵なんていうのがありました。一見ハンバーグステーキ

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ワンタンの皮にはさんだパリパリ餃子。これなんか作れそう!

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大阪では、定番なのだそうです。とんぺい焼き。細かい豚肉のオムレツみたいな感じ。


思い出☆ 名前をつけて保存する男、上書きする女

2010年10月24日 | うんちく・小ネタ

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前回の記事の続き。

おさらい会の後、新宿であった、高校の同期会(田舎の高校なので、関東支部)

こういう同期会で思うのは、話題。だいたい女性が多く集まると、子供の教育。親の介護、仕事の話。趣味の話。要するに現在の話。

男性が多くあつまると、思い出話。

今日は、男性が多かったので、もう、太古の昔の淡い恋の話をみんなでいきいきとして話している。部活の控え室から、他の部の女子の着替えがみえたとか。。。よくおぼえてるよねーーー(感心) つくづく男性はロマンティストだと思う。それに何かあると、歴代の彼女を並べて思い出したがる。

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女性は、確かに忘れているわけではないけど、そんな太古の昔の彼氏のことなどより、現在のことの方が、興味が大きい。今がすべてなのだ。

みんな楽しかったね。また明日からがんばろう☆


今日は社中のおさらい会

2010年10月24日 | アート・文化

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今日は、横浜 桜木町のにぎわい座で、師匠富士松延治太夫の社中おさらい会がありました。

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うちの社中の名取さんが着るおそろいの着物 柄は富士に松です。

楽屋風景

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師匠の三味線を調弦する三味線屋(横浜菊井屋)さん

拍子木を打つ兄弟弟子

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この、音がなんともいえません。

ちょんちょーーーんと打って、緞帳が開く。。。この緊張感がくせになりますね。

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最後に語られた、やじさん、きたさん「東海道中膝栗毛」

アドリブがとっても面白かったです。うちの師匠、姉弟子、本手は、富士松菊三郎師匠 上調子は鶴賀喜代寿郎師匠

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その姉弟子の新しい着物。あまりにも私好みなので写真をとらせていただきました☆

みなさん、お疲れ様でした。

そのあと、私は、今回のみ、打ち上げに行かずに、高校の同窓会へ・・・


年中APEC!

2010年10月22日 | まち歩き

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横浜は、師匠のお稽古場があり、お稽古に通うためにしょっしゅう歩いているけれど、11月にAPEC(アジア太平洋経済協力会議)があるため、「あ!あっちにも」「こっちにも!」すごーーーいポリ密度がめちゃくちゃ高い

他県からもいっぱい警察官。電車のホームにもたくさん。テロを警戒しているんでしょうね。

「おまわりさん、ご苦労様です!」m(_ _)m

こんなにおまわりさんがいると、なんだかすごーーい安心。(^^)

先日も、私がしょっちゅう歩いてるポルタ地下街で、心神喪失したのか、おかしな女が、突然子供に刃物をふるったり(新聞記事)、、、、電車のホームにいても、いつ、何も悪いことしていないのに、突き落とされるかもわからないこの ご時勢。

これだけ警官がいると、さすがのおかしな人でも、自暴自棄になって刃物をふるおうかな?って思っても、ちょっとやめておこう、って思うよね。

今日、京急に乗っていたら、向かいに座っている男性が、突然、ものすごい形相を(まるで、ふざけて百面相しているような)くりかえし、喉をかきむしっている。。。。

ひえーーーー、こえーーーよーーー。

きっと薬かなんかやってるよ、この人。。。

よく、防犯カメラとかの設置を増やすと、プライバシーがどうのこうのって言う人がいるけど、このご時勢で、罪も無く犯罪に巻き込まれる多くの人達の事を考えたら、そんなこと言ってる場合じゃないだろう?って思う。

私は、国家と言うものは、もちろん経済や福祉も大切だけど、まず、国防と、防犯。それがあってのうえでの諸々だと思う。雇用を増やすなら、まず、警官。

用がなくなって、天下りしたい国家公務員は、みんな、体を鍛えなおして警官になればよいのだ(笑)あまり役にたたない警官かもしれないけど、制服着て、うろうろしているだけで、相当、犯罪抑止になるとおもうなぁ。。。。(^^)


あさっては、おさらい会

2010年10月21日 | アート・文化
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あさっては、私の師匠の「富士松延治太夫社中の会」です。
横浜のにぎわい座であります。
明日は「籠釣瓶花街の酔醒」を語ります。
会の真ん中くらいに余興みたいな感じで、私が漫談風に
都々逸と、俗曲をやります。
あと1日。練習です。ひーーー!(汗)


端唄の会「柏葉会」(10月17日(日))

2010年10月18日 | アート・文化
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わたしの新内の姉弟子で「延寿三」さんとおっしゃる方は、端唄の「柏葉会」という一門の家元でもあります。いつも、仲良くしていただいて、いっしょに新内流しのおしごとにも行きます。
気風がよくて、明るくて、大好きな姉弟子です。お酒が大好きで酒豪で何回もご一緒にのみにも行きました。
最近では、わたしが、師匠業を始めたので、女師匠の先輩として、色んな事をアドバイスしてもらっています。
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会主さんなのでトリを唄われました(一番左)
紀伊の国 とかんちろりん
うちの師匠と兄弟子もゲストとして新内を
語りました。わたしは上調子。
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袴を師匠に着せてもらってる兄弟子
袴って着慣れてないと大変みたいですね。
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この日のわたしは、久しぶりに舞台用の
「富士松」の紋付
黒い着物は、引き締まります。
打ち上げにも参加させていただきました。
楽しく暖かい社中です。
たくさんのお弟子さんたちに囲まれて幸せそうな姉弟子。
姉弟子はわたしの目標です(^^)v

藤沢邦楽協会合同演奏会(10月11日・月祝)

2010年10月11日 | アート・文化

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今日は、藤沢市民会館少ホールで、神奈川県藤沢市の邦楽協会合同演奏会でした。

私は、今年、入会させていただいたばかりなので、藤沢市民会館に出演するのは初めてでした。

小唄、常磐津、琵琶、長唄、端唄、新内。長唄は子供達が勧進帳まで演奏したのでびっくりです。

私は、師匠業を開業して1年なので、お弟子さんとホールに出るのが難しく、私の師匠(富士松延治太夫)にお願いして、ふたりで、いつもの新内流しを披露させていただきました。

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緞帳を下ろして、照明を落としてちょっと夜の雰囲気にして、客席の間を練り歩きます。

お客さんに話しかけたり、お客さんから「おひねり」をいただいて交流を楽しむのが「流し」の醍醐味です。

私も、自分のライブでは、MCはよくしゃべりますが、私の場合、前もって考えていたことしかまだ話せません。師匠はお客さんの反応を見ながら、臨機応変にしゃべれるので、私も、場数を踏んで、慣れてゆこうと思いました。

藤沢市の邦楽の先生方、琵琶の会長さん「森中志水」先生はじめ、みなさん、新参者の私を暖かく迎えてくださって、感謝です。


沖縄芸能大会(10月10日(日))

2010年10月11日 | アート・文化
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川崎市の教育文化ホールで「沖縄芸能大会」がありました。
私のお弟子さんが三線の名手で、これに出演されると言う事で、私、はじめて TVじゃなくて生で沖縄の芸能を拝見しました。泡盛は大好きなのですが、沖縄の芸術に触れるということはなかったので感動しました。
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とにかく、出演者も、観客もすごい人数。(;;)うらやましい・・・「和もの」のほうもこれくらい人気があったらよいのに。。。
沖縄の曲も踊りもすごくゆったりしていて、(TVに良く出てくる曲と本物の古典物はちがうのですね)「日舞」や、三味線、お琴のリズムに似ていると思いました。



赤提灯バンド(10月9日)

2010年10月10日 | アート・文化

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私のCDを作ってくれた、船守さんがプロデュースする、赤提灯バンド

横浜緑区の青葉台 AU LAPIN AGILE というライブハウスで演奏がありました。

神戸のお友達の「りっぷ」さんがピアノとして参加するので、観に行きました。

とっても暖かいライブでした。

リハーサル風景。なんてかわいい笑顔(^^)

演奏するときは、みな輝いていますね。素敵なオリジナルでした。

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ジャンルはちがうけど、大好きなお友達。これからも、お互いがんばろうね☆


野毛の柳通り流し芸

2010年10月10日 | まち歩き
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横浜の野毛の柳通り流し芸がありました。私たちも、新内流しとして、参加しました。
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越中おわら節(高尾会)のみなさんです。(まだ準備中)私たちも、忙しく演奏していたので
なかなか他の出演者の方たちが撮れなくて残念です。
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柳通りの小さな居酒屋さんは、どこも満員でした。(^^)楽しかった。

明日は、(横浜)野毛の流し芸

2010年10月07日 | まち歩き



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明日は夕方6時くらいから、(横浜)野毛の柳通りで、恒例の「野毛の流し芸」があります。

これは、昼間の「野毛の大道芸」とともに有名な横浜の行事です。

私は、新内流しとして、師匠と姉弟子とともに、野毛の柳通りのお店を流して歩きます。

お客様と直接触れ合える、流しは大好きです。


明治、大正、昭和の着物

2010年10月06日 | うんちく・小ネタ

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私が、世田谷で、お稽古場として2階を利用させていただいている、着物千歳屋さん。

3代続いた、呉服屋さんです。100年祭が行われます。

http://chitoseya.com/index.htm

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歴史ある花嫁衣裳ですね。

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これは、多分大正時代の五つ紋の留袖です。

お手頃価格で、着物のことは、どんなことでもご存知です。色々な、相談に

乗ってもらえます。私は、最近、自分で洗って、クタクタにしてしまった博多帯を

樹脂加工で、再生させてもらっています。