千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

桜とフランス料理とワインと三味線

2010年03月30日 | アート・文化

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

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神奈川県で起業されてる方のお集まりの会が二宮であり、お友達の蓼加津柳さんと二人で余興のお仕事。

写真がてぶれでイマイチぼやけています。

フランス料理のお店で、ワインと見事な桜の生け花と、三味線を楽しむ会でした。

社長さんやられてるみなさん、すごいパワーのオーラをいただいた気がしました。


彼の寝顔 「春雨(明烏夢淡雪・浦里部屋)」より

2010年03月28日 | アート・文化

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

新内の中の1曲であります、通称「明烏」といわれています「明烏夢淡雪」は、花魁の「浦里」と、恋人「時次郎」の悲しい恋の物語です。

かごの鳥であります浦里さん。彼女につぎ込んで、お金に行き詰まり にっちもさっちも行かなくなった時次郎。浦里もまた、お金の無い時次郎と逢う事によって自らの借金を増やしていく(身上がりと言う)。どんずまりの二人が。。。でも、今日も逢わずにはいられない。

春雨の眠ればそよと起こされて~♪ から始まります「浦里部屋の段」

春雨の音のするような・・・しないような・・・静かな気配に、愛し合った後のまどろみの中から、ふたりは どちらからともなく目覚めます。浦里は床の中で、乱れた髪をなで上げながら、(きっと時次郎の顔をみつめて=私の想像ですが)

どうした縁でかの人に、逢うた初手から可愛さが~♪・・・・

 と、はじめて逢ったときから、なんでこんなに好きになっちゃったんだろう・・・としみじみ思います。

私は、明烏では、この冒頭の部分が一番好きです。とっても上品だけど、最大限に艶。

いつの間にか、トロトロ眠っちゃって、ふと気がついたら、あら、ねちゃってたんだ・・・今・・何時ぐらいかしら? ふと、横に寝ている男の顔を見て、「やーだかわいい~」なんて思っちゃったりして

でも、ふたりは、どんずまりの現実の中、心中することに決めてしまう。。。。。

こんど、春のおさらい会で(あと1ヶ月  ひえーー)語ります。

入門してから、一番語りたかった曲です。がんばりまーーす


スペースが無い時の着物のたたみ方

2010年03月27日 | インポート
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姉弟子に教えてもらったのですけど、楽屋裏などで、スペースの無い場所で着物をたたむ方法。
着物は、裾からたたむのがポイント
着物の上半身は、ぐちゃ!っとしていてもいいから、裾をまず、普通にたたむ。
そして、裾がたためたら、着物の下半身を折って、今度は上半身にトライ
裾がきちんとたためていれば、不思議に上半身もたためます。全部出来たら折りたたんでいた下半身を伸ばして、全体を、二つ折りか三つ折にしてたとう紙(着物を包んでいる紙)につつんでOK



本当にいいのか?選択的夫婦別制

2010年03月25日 | 国際・政治

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これは、仕事を持って、バリバリやって、独身の時の姓を名乗っていたい女性向のための案ですね。

今は、通称が通っているからそんなに不便は無いはずなのに・・・

これは、「お仕事のつごうで、貴方とは別姓にしたいの」って、夫に言ってかっこいいつもりの女性はいいけれど、

じゃ、そんな女性が、婚約者から「君とは、別の姓にしたいな。君の産む子供も、ボクの姓にしたくないよ」っていわれたらどうする?そんな人と結婚したいか?というこだ。

なんか、一昔前のクロワッサン症候群の生き残り?の女性議員が賛成してる?

私は、実の両親の元で育ったが、わけあって、中学~高校に変わるとき。わたしだけ、伯母の戸籍に入った。(名義だけ)

実質、家族の生活は以前と変わらなかったが、なんかひとりだけ、ちょっと疎外感を感じた。

子供に、両親と同じ姓を名乗らせるべきだとおもう。


「マダム・ケイの家」 一人で過ごす桜の祭典

2010年03月25日 | 本と雑誌

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もうすぐ桜の季節。この時期はいつもわくわくしてしまう。。。のは、日本人共通?

映画、博物館、ショッピング・・・等々・・たいていは一人で出かけるのは平気な私。

落語の帰りに、一人で中華屋さんに入り、ラーメンビールなども、してのけますのよ・・・わたくし・・・おほほほほ・・・(^0^)

でも、今まで桜を見に、一人で出かけたことは無いのです。それと、ラウンジで一人でお酒を飲んだことも。。。

何か、目的があって一人で出かけるのは平気だけど、たった一人で、人中で、無為な時間を優雅に過ごしてみせることができるだろうか?

「寂しそう・・・」「誰かを待っているの?」「わびしい」とか、けして思われずに、優雅で満ち足りた時間を。。。。

毎年、この時期に思い出すのは、水上洋子著「マダム・ケイの家」

(もう、ほぼ、絶版になっていますが、水上洋子の本は、女性が元気になれます。)

ある若い女性が彼氏に去られ、憔悴のうちに、去年彼氏と行った桜の見えるラウンジに入る。そこで出会った年配の女性。マダム・ケイ。一人でお酒を傾けながら、悠然と桜を眺めている。彼女の周りには優雅な時間が流れ・・・そして、主人公の若い女性は、マダム・ケイと出会うことにより、新しい人生が開けていった・・・・

今年は、一人で、桜を見に行こう。それも、あまり人に知られていない、秘密のスポットに。。。そう。。。もう、行くところは決まっています。。。そうして、ひとりで、優雅にお酒でも飲んでみましょうか?着物は、お気に入りの花模様。。。。


応挙の幽霊(おうきょのゆうれい)

2010年03月23日 | インポート

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3月20日(土)お友達の蓼加津柳さんのお誘いで国立小劇場に2010都民芸術フェスティバル参加公演「邦楽演奏会」を聴きに行ってきました。

新内は「応挙の幽霊(おうきょのゆうれい)」を聴きました。

浄瑠璃 鶴賀喜代寿さん 鶴賀喜代丸さん

本手 鶴賀喜代寿郎さん 上調子 鶴賀喜代志寿さん でした。

チャリもので、新作なので内容がすごくわかりやすく、お客さんに受けていました。

都民フェスティバルは、新内の通の人は少ないので、こういう題材を選ばれたのはすごくいいことだと思いました。


皆様、有難うございました☆

2010年03月16日 | インポート

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新内おもしろライブ「ちょっと江戸まで」の3回の公演のうち、お稽古場の祖師ヶ谷大蔵での公演が終わりました。

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スライドによる江戸風俗のまめ知識講座

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お客様と、一緒に楽しむライブは楽しくて・・・
お忙しいところをお越しくださったお客様有難うございました。
お手伝いしてくださった、お弟子さんの石山さん、お友達の近藤さん
有難うございました☆
次は、四谷荒木町です。