新篠津村で観望会

　天文指導員仲間の高瀬さんからの誘いで、新篠津村（しんしのつむら）に設置されている林さん所有の観測所へ行ってきました。

　林さんとは10数年前に双眼望遠鏡の愛好家としてお互いに知己の間柄でしたが、観測所には行ったことがありません。初めての訪問です。

　9月26日（金）の夜、札幌市中心部から北東へ直線で約30km離れた新篠津村に到着。村のコンビニで待ち合わせし、観測所に到着したのは21時過ぎでした。

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　スライディングルーフを開けてもらい、3人で記念撮影。
　左から林さん、高瀬さん、ひらいです。高瀬さんの頭の上には、ミザールとアルコルが光っています。露出15秒の間に少し動いてしまった私だけブレました。

　床材の腐食が進み、少し危険になっているので、建て替えも検討中だとか。

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　林さんが自作した15cmF8双眼望遠鏡で、すばるを見る高瀬さん。素晴らしい見え味に高瀬さんは様々な星雲星団を見続け、双眼望遠鏡をしばらく占有していました。
　撮影データは、露出15秒、絞りF1.6、感度ISO800。
　露出をかけたため空が明るく写っていますが、ペルセウス座からわし座までの天の川が見えるほどの空の暗さです。気温は4℃。少し寒いです。

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　自慢の双眼望遠鏡で天頂付近のアンドロメダ大星雲を見ている林さん。視野いっぱいに広がるM31、M32、NGC205が圧巻でした。露出15秒、絞りF1.6、感度ISO800。

　なお、最近の書籍には 「アンドロメダ大銀河」 という表現が使われていますが、私はあえて 「アンドロメダ大星雲」 と言わせていただきます。（確信犯です）

　網状星雲、NGC253、M77、オリオン大星雲、かに星雲などを見ているうちにあっという間に3時間経過。札幌の自宅に到着したのは深夜１時を回っていました。

　天体撮影と双眼望遠鏡で星空を楽しんでいる林さん、素晴らしい時間をありがとうございました。誘ってくれた高瀬さん、ありがとうございました。