山形県在住の板垣公一さんが5月19日17時27分(=世界時、日本では20日2時27分)に、おおぐま座のM101銀河近傍で発見した新天体は、超新星と確定判断され、SN2023ixf と命名されました。発見時の明るさは14.9等級とのこと。
どうやら少しずつ明るくなってきたようなので、少し大きめ望遠鏡だと眼視確認ができるかもしれません。
5月24日(水)の札幌は晴れ。光害が酷い自宅屋上では4等星が見えるか見えないほどの明るい夜空です。
M101のような星雲状天体は光害の影響を受けるので、望遠鏡を使ってもかなり淡くしか見えませんが、超新星のような恒星状の天体であれば、光害が酷い自宅屋上に設置した口径40cm反射だと13等級程度の天体はギリギリ見えるはず。
20時少し前に口径40cm反射望遠鏡をM101に向けました。薄明が終わっていないのと光害の影響でM101は全く見えません。
20時30分ごろ、100倍の視野内にとても淡いM101を確認。夜空が暗い郊外なら口径5cmの双眼鏡でも楽々見える対象なんですがねー。
詳細な星図を参考に超新星が見えるかどうか確かめてみると、あれ?、超新星こんなに明るいの?
中央の小さな淡いボーッとしたのがM101です。光害がない夜空では視直径が10分角ほどの大きな銀河として見ることができるのですが、光害の酷い自宅では夜空の明るさに埋もれてしまい、明るい中心部しか見えません。
矢印の先が超新星で、眼視だともう少し明るい感じでした。北を上にして掲載。
2023年5月24日20時54分、口径40cmF10反射、XW40mm接眼鏡、12mmF1.4レンズ装着のミラーレスカメラでコリメート撮影、露出4秒、感度ISO3200、合成焦点距離2400mm相当、ノーフィルター、M116-7398
多少明るくなったという情報から、口径40cm反射ではギリギリ見えるかどうかと予想していたのですが、予想外の明るさにビックリしてしまいました。比較星の同定ができなかったことから10等級ぐらいかなあと推測。
知人が光度測定した結果を後から聞くと11等級だったそうで、「超新星がこんなに明るい喜びバイアス」が働き、1等級も明るく見積もってしまいました。(笑)
この日の夜は「きりん座流星群」の突発出現があるかもしれないという予報があったことから、慌ただしく自宅屋上から撤収し、光害が少ない郊外へ遠征しました。
その様子は次回のブログで。
どうやら少しずつ明るくなってきたようなので、少し大きめ望遠鏡だと眼視確認ができるかもしれません。
5月24日(水)の札幌は晴れ。光害が酷い自宅屋上では4等星が見えるか見えないほどの明るい夜空です。
M101のような星雲状天体は光害の影響を受けるので、望遠鏡を使ってもかなり淡くしか見えませんが、超新星のような恒星状の天体であれば、光害が酷い自宅屋上に設置した口径40cm反射だと13等級程度の天体はギリギリ見えるはず。
20時少し前に口径40cm反射望遠鏡をM101に向けました。薄明が終わっていないのと光害の影響でM101は全く見えません。
20時30分ごろ、100倍の視野内にとても淡いM101を確認。夜空が暗い郊外なら口径5cmの双眼鏡でも楽々見える対象なんですがねー。
詳細な星図を参考に超新星が見えるかどうか確かめてみると、あれ?、超新星こんなに明るいの?
中央の小さな淡いボーッとしたのがM101です。光害がない夜空では視直径が10分角ほどの大きな銀河として見ることができるのですが、光害の酷い自宅では夜空の明るさに埋もれてしまい、明るい中心部しか見えません。
矢印の先が超新星で、眼視だともう少し明るい感じでした。北を上にして掲載。
2023年5月24日20時54分、口径40cmF10反射、XW40mm接眼鏡、12mmF1.4レンズ装着のミラーレスカメラでコリメート撮影、露出4秒、感度ISO3200、合成焦点距離2400mm相当、ノーフィルター、M116-7398
多少明るくなったという情報から、口径40cm反射ではギリギリ見えるかどうかと予想していたのですが、予想外の明るさにビックリしてしまいました。比較星の同定ができなかったことから10等級ぐらいかなあと推測。
知人が光度測定した結果を後から聞くと11等級だったそうで、「超新星がこんなに明るい喜びバイアス」が働き、1等級も明るく見積もってしまいました。(笑)
この日の夜は「きりん座流星群」の突発出現があるかもしれないという予報があったことから、慌ただしく自宅屋上から撤収し、光害が少ない郊外へ遠征しました。
その様子は次回のブログで。
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