マークX(マークエックス)というのは、五藤光学がパーツを自由に組み合わせることができるシステム望遠鏡として1976年に販売を開始した製品です。
1990年代の望遠鏡総合カタログには見かけなくなったことから1990年代には製造販売が中止されたようです。
【1月25日22時:記事追加】
「星・空・夢」五藤光学研究所 1926-1996という社史によれば、1989年にマークXの製造中止と同時に五藤光学のアマチュア市場からの撤退となったことが160ページ目に記述がありました。
私が本格的にマークXを使い始めたのは、札幌市青少年科学館が1983年に購入した10台のマークXです。
長野県の原村で2013年に開催された星まつりでPRするため、科学館からお借りしたマークXを自宅前で2013年7月下旬に撮影。
口径8cmF12.5のセミアポクロマート鏡筒で、木製三脚ではなく組立てやすいよう設計されたアルミ三脚の特注品でした。
小型赤道儀の割には精度が良く耐寒性が良かったことからマニアの間では評判が高く、現時点では中古品でも高価で入手が難しい名機です。
その後、2016年8月に中学校の同級生KさんからマークX赤道儀を物々交換で入手。翌年の2017年には五藤テレスコープが新規開発した両軸モータードライブ装置を入手したものの、5年間ほど未使用状態でした。
ところで、これまで20年ほど使ってきたビクセン製GPD赤道儀は電気系統が時々不調気味です。今後はサブ機としてマークXも使おうと、入手後バラバラだった各パーツを初めて組み上げました。
鏡筒取り付け部にはアリ溝金具を取り付け、汎用性を高めています。
右下の取り外している部品は純正の三脚架頭ですが、純正の三脚は組立てに時間がかかるので、組立てが簡単なビクセン製三脚が使えるよう互換架頭へ交換済みです。
早速、使っていないアルミケースにマークXを格納し、厳冬期の遠征に備えます。
左:マークX赤道儀 右:GPD赤道儀(調子が悪かったコントローラーを1月下旬に修理済み)
なお、トヨタ自動車の「マークII」の後継車種として2004年に販売開始された「マークX」との商標登録がどのようになっているか、長年の疑問になっています。(笑)
1990年代の望遠鏡総合カタログには見かけなくなったことから1990年代には製造販売が中止されたようです。
【1月25日22時:記事追加】
「星・空・夢」五藤光学研究所 1926-1996という社史によれば、1989年にマークXの製造中止と同時に五藤光学のアマチュア市場からの撤退となったことが160ページ目に記述がありました。
私が本格的にマークXを使い始めたのは、札幌市青少年科学館が1983年に購入した10台のマークXです。
長野県の原村で2013年に開催された星まつりでPRするため、科学館からお借りしたマークXを自宅前で2013年7月下旬に撮影。
口径8cmF12.5のセミアポクロマート鏡筒で、木製三脚ではなく組立てやすいよう設計されたアルミ三脚の特注品でした。
小型赤道儀の割には精度が良く耐寒性が良かったことからマニアの間では評判が高く、現時点では中古品でも高価で入手が難しい名機です。
その後、2016年8月に中学校の同級生KさんからマークX赤道儀を物々交換で入手。翌年の2017年には五藤テレスコープが新規開発した両軸モータードライブ装置を入手したものの、5年間ほど未使用状態でした。
ところで、これまで20年ほど使ってきたビクセン製GPD赤道儀は電気系統が時々不調気味です。今後はサブ機としてマークXも使おうと、入手後バラバラだった各パーツを初めて組み上げました。
鏡筒取り付け部にはアリ溝金具を取り付け、汎用性を高めています。
右下の取り外している部品は純正の三脚架頭ですが、純正の三脚は組立てに時間がかかるので、組立てが簡単なビクセン製三脚が使えるよう互換架頭へ交換済みです。
早速、使っていないアルミケースにマークXを格納し、厳冬期の遠征に備えます。
左:マークX赤道儀 右:GPD赤道儀(調子が悪かったコントローラーを1月下旬に修理済み)
なお、トヨタ自動車の「マークII」の後継車種として2004年に販売開始された「マークX」との商標登録がどのようになっているか、長年の疑問になっています。(笑)
以前、後藤のK原氏に、マークIIなる赤道儀もあったとかお聞きしましたが、MX-IIのことだったかな?
そういえば、五藤光学にMKーIIという製品があったような気がします。
「星・空・夢」五藤光学研究所 1926-1996
160ページの記述です。
→ユーザだったらしい
八つが岳観測所にお邪魔した時だったかも・・