誠文堂新光社が毎年発行している天文年鑑にはその年の天文情報が満載され、私には大切な情報源のひとつです。
ただ、稀に酷い間違いがあるので要注意なのですが、重星・連星を良く見る私にとって以前から些細な誤りが気になっていました。
それは、「連星」の一覧表にあるADS番号8954という星名の明らかな誤植です。
1994年版までは正しくβ932と表記されていましたが、1995年版からβ632と誤植され20年以上も誤植が続いていました。
他の文献などを見て私が天文年鑑の誤植に気がついたのは、2010年ごろです。
2010年ごろに発行元の誠文堂新光社天文ガイド編集部へ電子メールでお知らせしましたが、何の反応も訂正もなく現在に至っていました。
ところが、「連星」の執筆者が2016年から国立天文台のSさんに変わっていたことを2022年になってから知りました。
誤植ではないかという情報を本来であれば誠文堂新光社を通すべきでしょうが、過去の体験から期待できないと思い、非礼を顧みず私から直接Sさんに誤植ではないですかとの連絡を2022年2月に差し上げました。
Sさんからすぐに返信があり、2023年版から訂正する旨の丁寧な返信がありました。
左は私が初めて買った1967年版。120ページ250円。1967年以降、毎年継続購入し活用しています。
右は2022年11月に発行された2023年版天文年鑑。383ページ1200円+消費税10%。「連星」の193ページを見たところ、β932に直されていました。
些細なことですが、私にとっては毎年気になっていた誤植が直ってメデタシメデタシです。
なお、以前に誤植だと私が判断したことを2015年3月のブログ記事 【 おとめ座γ星ポリマ 】に書いてあります。
2015年10月のブログ記事 【 二重星β648 】に書いた2015年版のβ648という二重星データの誤りも、2016年版には正しいデータに直されています。
ただ、稀に酷い間違いがあるので要注意なのですが、重星・連星を良く見る私にとって以前から些細な誤りが気になっていました。
それは、「連星」の一覧表にあるADS番号8954という星名の明らかな誤植です。
1994年版までは正しくβ932と表記されていましたが、1995年版からβ632と誤植され20年以上も誤植が続いていました。
他の文献などを見て私が天文年鑑の誤植に気がついたのは、2010年ごろです。
2010年ごろに発行元の誠文堂新光社天文ガイド編集部へ電子メールでお知らせしましたが、何の反応も訂正もなく現在に至っていました。
ところが、「連星」の執筆者が2016年から国立天文台のSさんに変わっていたことを2022年になってから知りました。
誤植ではないかという情報を本来であれば誠文堂新光社を通すべきでしょうが、過去の体験から期待できないと思い、非礼を顧みず私から直接Sさんに誤植ではないですかとの連絡を2022年2月に差し上げました。
Sさんからすぐに返信があり、2023年版から訂正する旨の丁寧な返信がありました。
左は私が初めて買った1967年版。120ページ250円。1967年以降、毎年継続購入し活用しています。
右は2022年11月に発行された2023年版天文年鑑。383ページ1200円+消費税10%。「連星」の193ページを見たところ、β932に直されていました。
些細なことですが、私にとっては毎年気になっていた誤植が直ってメデタシメデタシです。
なお、以前に誤植だと私が判断したことを2015年3月のブログ記事 【 おとめ座γ星ポリマ 】に書いてあります。
2015年10月のブログ記事 【 二重星β648 】に書いた2015年版のβ648という二重星データの誤りも、2016年版には正しいデータに直されています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます