ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ． ＦＩＳＨ ＴＡＮＫｅｒ´Ｓ ＯＮＬＹ２００９＠横浜ＢＬＩＴＺ（０９１１）Ⅱ

（ネタバレありです。でも。曲順とかばらばらです・・・。）


明かりが落ちて。
ライヴスタート。　いきなり。「ｍｅｍｅｎｔｏ　ｍｏｒｉ」

びっくりして。
一瞬。ひなの全部がＳＴＯＰ（）

ふわふわの、マラボー（？）みたいな、黒いのを。
首に巻いたあっちゃんは。この上なくｓｅｘｙに、カラダを揺らして歌う。

そのまま立て続けに。
「Ｌｅｓ～」と「スズメバチ」（だったかな。（ごめん。））


あっちゃんは、「ようこそ」と、「いつもありがとう」を多めに。


寿とヒデとアニイは、無言だけど。
全身から。プレイから。なんかいろんなこと伝わってくるようで。
ユータは、弾きながら。カラダを左右に大きく揺らして。可愛く笑うの。


オーディエンスは。
今夜も。「生きてるよ！」って眼をして、ステージを観て居たんだろうな。

ひなも。
ライトで眩しいステージを。焼きつけるように。観てた。


そして。鳥肌だったのが。「キラメキの中で・・・」
ステージの光が少し落ちて。妖しい空気が漂う中。

寿のギターが奏でたのは。「白鳥の湖」
耳に届いて。すぐにそれだと分かって。でも、どの曲につながるのかは分からなかった。

ドラム。ベース。だんだん重なってくるメロディ。
「白鳥の湖」が、歪んだ音になったとき。入ってきた旋律。

あ。キラメキ・・・。

圧巻で。鳥肌で。こうゆうことを。まるで涼しい顔をして。やってのける。
今井寿。　そして。　ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ。


そして唄の途中。
入り込んでくる「白鳥～」と。「キラメキ～」の音が絶妙に混ざって。
あっちゃんの艶めいた声と重なって。

あああ。
すごい。きっと。彼は天才なんだ、って。ひなは思う。

「疾風のブレードランナー」に「ボレロ」を混ぜたときも。
「見えないものを～」にやっぱりクラシック（小フーガ　ト短調かな？）
を。重ねたときも。ひなは。同じことを思った。

「ＭＡＣＨＩＮＥ」のアレンジを変えたときも。思った。


そしてそれに掴まれて。
離れられなくなってることにも。もうとっくに気づいてる。


そして「地下室のメロディ」
フロアの空気が、ぐわっと。もういっかい上がったのがわかった。
ひなの前にも。人がなだれ込んでくる。

「天使のリボルバー」
フロア中の手が。銃の形になって。撃つ。
あっちゃんも、撃つ。

「大丈夫　愛してる」の歌詞が。今日はやけに。胸に響いたのはなぜ？。


アンコール１曲目は。「極東より愛を込めて」
その日が。「９．１１」だったからかもしれない、って思う。

「愛を込め歌おう　アジアの果てで　汝の敵を愛することが君にできるか」

みんなで手を挙げて。
一緒に歌って。　突き上げるリズムがきもちいいの。


２度めのアンコールは。
「ＪＵＳＴ　ＯＮＥ　ＭＯＲＥ　ＫＩＳＳ」と「ＥＮＰＴＹ　ＧＩＲＬ」


初期の頃の２曲。

こうゆうの。２２年目の彼らは。

すっと。かっこよく。演っちゃうんだよね。眩しいくらいのライトを浴びて。


今の曲も。昔の曲も。
違和感も何もなく。フロアを熱狂させる彼等。最高だな、って思う。


あっちゃんは、「ＥＮＰＴＹ　ＧＩＲＬ」のラストで。

ステージの上のライトを持ち上げて。フロアのあちこちを照らしながら。

「もう終わりだよ？　また遊ぼう！」って。言った。

そして。
最後のメロディに差し掛かったとき。大きな声で。


「バックティック！！！！」って叫んだ。

「ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ！！」って。最後にじぶんのバンドの名前を。叫んだの。

なんか。いいよね。

このバンドのファンで居ること。　誇らしいの。


最後は。寿のギターに合わせて。
ジャンジャンジャンジャンジャーンって。長めにして終わり。


かっこよかった。
いっぱい、愛をもらったライヴだったよ。


「ありがとう」「これからもよろしく」は。ひなの台詞。だからね。


そして。かっこよすぎで。ひなは今日も完敗・・・（）


ひなも言ってもいい？？？　　「ＢＵＣＫ－ＴＩＣＫ！！！！」


まねしたぁ・・・・（）