Before Sunrise

中米パナマで戸惑いながらも前向きに歩こうとする、一人の女の生き様を綴ります。(大袈裟)

海の男来たる

2006-12-04 06:02:38 | 出逢った人々
土曜の午後、パナマ人のお友達「ルイス」が家に遊びに来ました。
彼はカタコトながら日本語が話せます。
平仮名なら読み書きもOK。



日本語は、彼の在籍する「船員養成学校」での必須科目とのこと。
(日本の私企業と、パナマとの共同運営学校のようで。)
さすがパナマ運河を擁するお国柄。
船乗りを目指す若者を、あちこちで見かけます。
(パンチョもそう。ま、彼は「船専属コックさん」志望ですが。)



やたらと勉強熱心なルイス。
私の発するつまらない日本語も欠かさずメモメモ。
やめてくれ・・・。
妙な関西弁覚えてしまうぞ・・・。



彼の持ってきた卒業文集の表紙。
(学校は2部制になっていて、彼は第1部を既に卒業)
「まぐろせん。」・・・。



これがルイスのページ。
4行目。
「わたしのかぞくは10にんで・・・」
うわー。さすがパナマ。ビッグファミリーですね・・。

6行目。
「せんもんはまぐろはえなわぎょぎょうです」
(専門はマグロ延縄漁業です)
・・・・。なんかスゴイことになってきたぞ。

7行目(後ろから4行目)。
「いまこいびといません。」
突然、話変わったな・・・。オイ。
でもさすがラテンの男。卒業文集にまで恋人の有無を表記とは。

とまあこんな具合に、加山雄三もびっくりの「海の男 ルイス」。
彼の漁業(まぐろ?)と語学に対する熱心さには、
ただただ頭が下がります。
自分はこんな風にスペイン語で熱い文章が書けるだろうか?
まだまだ怪しいもんです。
がんばらねば・・・。

それにしても、やはり私は典型的日本人。
この期に及んでなお「L」と「R]の発音をしつこく矯正されました・・・。
とほほ。