ひからびろ 3.0

密かに輝くラクダとビロード、ロバ。お願いだから、ひからびてほしい。

〈人称のドラマ〉としての太宰治。

2011-12-27 | 文学
『吉本隆明[太宰治]を語る』で、 吉本隆明が言ってたことが、 最近ぼくが考えてた太宰の「私」問題を、 めちゃくちゃ上手く説明してくれてたから、 意訳して記録せずにはおれませんでした。 ***** 太宰治の作品は前期とか中期とか 後期とか戦後とか幾つかの時代に分けられて、 それぞれの時期で特徴も異なりますが、 これだけは、いつでも見え隠れしていて、 最後までつきまとっている特徴と考えられる。 . . . 本文を読む