晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

池田清彦著 ほんとうのエネルギー問題

2009年01月19日 23時24分53秒 | 読書
池田清彦著 ほんとうのエネルギー問題を読みました。
石油の可採年数は40年、天然ガスが63年、石炭が147年
ウランが85年だそうです。

石油の可採年数は30年前から50年だと言われ続け
現在も減る気配はありません。
ペトロブラスのような会社が海底の深い所から
石油を掘り出す技術を可能にし
まだまだ見いだされていない油田もあるような気がします。
石油はあと100年位は大丈夫だと思います。

原子力発電に関しては悲観的すぎると思います。
日本では軽微な事故しか起こっていません。
原子力爆弾を広島と長崎に2発も落とされながらも
平和な国になった日本なので
多少の事故があってもそれほど
大したことにはならないと思います。

化石燃料が無くなっても
水力発電、風力発電、太陽光発電、地熱発電、バイオマス発電により
なんとかやっていけそうな気がしました。
太陽光発電、燃料電池、リチウム電池などが課題ですが
日本の得意とする分野なので頑張って欲しいです。

石油化学製品の原料としての石油代替物質に関しては
述べられていませんでしたが
バイオマス資源の有効利用にかかっていると思います。

本著は筆者の思い込みが強く、散文的な感じがします。
もう少し専門的な本にして欲しかったです。

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