雨巻山登山（２）

２００６年１０月１４日（土）

　栃木県益子町の最高峰である雨巻山登山に再挑戦しました。朝のインシュリン注射は８単位に減らしました。先週断念した場所を楽々通過しました。急な坂道が長く続き、１時間程歩いた時、少し明るい開けた所に出ましたが、頂上ではありませんでした。心臓はバクバク、汗もダラダラ。登山ガイドブック栃木百名山には４５分と書いてあるのに、まだ到着しないのかとすわりこんでしまいました。

　１０分程休憩した後、再び登り始めました。２分足らず歩いた所に三登谷山山頂がありました。なんだこんなに近くまできていたのかとホッとし、急に元気が出てきました。雨巻山まで高低差は１００メートルです。５分程下った所に素晴らしい景色が広がっていました。自宅から車で３０分程のこんな近くに大自然と向き合える場所があり、感動しました。

　そこからは登りもきつくなく、無事雨巻山山頂にたどりつけました。昼のインシュリン注射も８単位に減らし、お弁当。今日は途中で登山を断念することもなく、ひと安心しました。しかしこの気のゆるみがとんでもない事態をまねいてしまいます。

　なんと帰りのコースを間違えてしまいました。なかなか駐車場にたどりつけないなと思っていたら、益子町栗生（くりゅう）という別の場所だったのです。車は通るけれども、バス停やコンビニはないし、タクシーは来ないし、どうなることかと思いました。延々歩いて何とか出発地点の大川戸に辿りつきました。登山で道を間違えたのは生まれて初めてですが、２度とこういうことがないように気をつけたいと思います。