晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

横田尚之さん

2011年01月31日 23時41分56秒 | 友達の平和

昨年の大晦日、渋谷デニーズ店で
横田尚之さんは午前10:00-午後15:00まで
5時間にわたる独占取材に応じてくれた。

午前10:00の渋谷の町は人通りも少なく
大晦日で予約できなかったデニーズに
無事、入店することができた。

私は横田さんと大学2年生の時に知り合い
26年間の親交があり
彼のことを良く知っている友人の一人であり
これまでに聞いてきたことも総括して
彼が巻き込まれた事件の真実を書くこととする。

インターネット上で、事実に基づかない
横田さんに対する誹謗中傷が多く、彼の名誉挽回のために
私も重い腰を上げることにした。
横田さんから、ブログ投稿の了承をきちんと得ている。

1.瑞祥事件

横田尚之さんは中国で販売され、優れた精力増強効果を持つ
漢方薬を見出し、日本での独占販売権を取得し
株式会社瑞祥を設立した。

この漢方薬にはファイザー製薬バイアグラの成分である
シルデナフィルが含まれているため、日本では医薬品の分類となる。

横田さんは、この漢方薬を都瑞強生液と命名し
インターネット販売した。
そして一部の商品を日本国内で手渡ししたことにより
2001年に薬事法違反で書類送検された。

この時、彼が優秀な弁護士に恵まれていれば
逮捕されなかった可能性もあったかもしれない。

弁護士から素直に罪を認めなさいと言われたので
横田さんは素直に罪を認め、逮捕されてしまった。

この薬事法違反の判断は微妙なのである。
たとえば中国旅行に行く友人に漢方薬を買ってきてくれと言われ
中国で購入した薬をおみやげとして手渡ししたら
これも薬事法違反なのである。

横田さんが素直に罪を認めなければ、無罪になった可能性もある。

この事件で牙をむいたのがファイザー製薬である。
彼らが横田さんを薬事法違反に追い込もうとしたのである。

ファイザー製薬は更に中国で販売している漢方薬についても
特許訴訟を起こしたが、これはさすがに敗訴した。
中国4000年の歴史をあなどってはいけない。

インターネットでの漢方薬の販売は続けられ
日本の愛用者に支持されていた。

しかしながらテロによる輸入規制が強まり
本漢方薬が液状であったことから
個人輸入が困難になり
2009年頃、株式会社瑞祥の歴史は幕を閉じることになった。

2.千年の杜事件

横田尚之さんは2007年に
千年の杜代表取締役社長に就任した。

その後、千年の杜は2012年のソチ人工島建設の
入札権を取得することに成功した。

このプロジェクトは日本外交にも大きな意味を持つ。
日本とロシアは北方領土問題があるため
まだ平和条約が調印されていない。

このような日本の民間による事業により
ロシアとの友好な関係を気づく効果は絶大であった。

このような背景のもと
久間元防衛大臣も本プロジェクトの
支援をしてくれることを表明した。

また本プロジェクトでは
ソチの水上に人工島を建設するので
その経験を生かしてもらうため
関西国際空港を建設に携わった元副社長や
別の国会議員一人も加わった。

この計画が発表され
千年の杜の株価は25倍に上昇した。

横田さんはソチ人工島建設プロジェクトに尽力してきたが
社長を解任されてしまい、本プロジェクトも中断してしまった。

横田さんは社長解任後、脱税容疑で
東京地検特捜部による、あまりにもひどい取り調べを受け
罪を認めさせようと何度も東京地検に呼び出された。

東京地検特捜部は横田さん逮捕のシナリオを描いて
取り調べを行っていたことが分かった。
東京地検特捜部はそのシナリオに沿うように
捜査していたのである。

このような取り調べ手法が冤罪を
生む温床になっていると考えられる。

しかしながら横田さんは優秀な弁護士に出会い
罪がないものは罪がないとはっきり主張した。

彼は特捜部との取り調べに関する
決定的な録音テープを保持しており
今後、マスコミにも公に出る可能性はある。

東京地検特捜部の取り調べは終了し
現在、警察により、事件の捜査がまだ続けられている。

横田尚之さんには何の罪もないと思っているので
彼が無実になることを祈るだけである。

追記
決定的な録音テープに関するマスコミ報道がなされていた。
横田さんはまだ逮捕されていないので
実名は掲載されていない。
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20110113k0000m070133000c.html


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3 コメント

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あのひと検索スパイシー (晴彦日記)
2011-02-01 06:54:17
千年の杜の横田尚之社長、過去にバイアグラ販売で逮捕歴。
----------
2001年08月24日(金) 00時00分
無許可輸入の中国版バイアグラネット販売で関係者検挙(毎日新聞)
「中国版バイアグラ」と呼ばれる中国製男性強壮剤の無許可輸入販売事件で、愛知県警生活経済課と犬山署などは23日、東京都新宿区信濃町の輸入代行業「瑞祥」社長、横田尚之容疑者(37)=横浜市都筑区すみれが丘=を、薬事法違反(無許可販売など)の疑いで逮捕した。また取次業者の宇都宮市の輸入代行業者(48)ら3人を同法違反(未承認広告)の疑いで名古屋地検に書類送検した。
調べでは横田容疑者は医薬品の輸入販売の許可がないにもかかわらず、4月18日、中国・北京の製薬会社から「都瑞強生液」と呼ばれる男性強壮剤30本を輸入。また未承認医薬品の同商品について、インターネットのホームページ上で宣伝・販売し、昨年11月から今年5月にかけて、東京都内の会社員(49)ら6 人に216本を無許可販売した疑い。
また書類送検された3業者は、「瑞祥」傘下の注文取次業者として、インターネットで同商品を宣伝した疑い。
[愛知県警]
http://www.pref.aichi.jp/police/
(MainichiShimbun)
返信する
横田 尚之【よこた・なおゆき】 (起業家人物辞典)
2011-02-01 06:56:46
【肩書き】千年の杜社長【生年月日】昭和38年9月20日【年齢】43歳【出身地】東京都【学歴】昭和63年3月慶応義塾大学経済学部卒業【経歴】
昭和38年9月20日生
昭和63年3月慶応義塾大学経済学部卒業
昭和63年4月株式会社富士銀行(現株式会社みずほ銀行)入行
平成5年10月アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)入社
平成7年11月ソニー生命保険株式会社入社
平成12年4月株式会社ズイショウ設立代表取締役(現任)
平成18年12月株式会社千年の杜入社事業管理本部部長(現任)
平成18年12月MILLENNIUM INVESTMENT株式会社代表取締役社長(現任)
平成19年3月株式会社千年の杜代表取締役副社長
平成19年3月代表取締役社長
【備考】
平成19年3月28日就任
高橋誠社長は退任
返信する
コメントはこんなモンで (横田尚之)
2011-02-01 20:20:27
檜垣さんは友人で、檜垣さんのブログには意見は控えようと思います。

平成22年1月13日の毎日新聞にこんな記事が載りました。

>正義のためなら何をしてもいいのだろうか。
   中略
>そう感じたのは、東京地検特捜部の検事による取り調べを録音したデータを入手し、聞いてからだった。
   中略
>男性は検事から署名を求められた調書の内容が自分の供述と食い違う上、・・・・
   中略
>署名前に弁護士への相談を求めた。
   中略
> ぼかした言い回しだが、弁護士への相談や署名拒否は「ナンバーワンステージ」、つまり「逮捕」につながると暗に言っているとしか思えない。結局、男性は昨年夏まで約50回の取り調べを受けたが立件されず、「物証」も最後まで示されなかった。

>私はこの録音で初めて特捜検事の生の取り調べを聞いた。過去に容疑者らから取り調べへの苦情を何度か耳にしていたが、言い訳に過ぎないと受け流していた。だが、実際に聞くと疑問がわいた。

>そこで元特捜検事3人、弁護士3人、学者1人の計7人に録音内容の分析を依頼した。評価は割れた。元検事1人を含む5人は「問題だ」とし、検察側の見立てに合う調書を強引に取ったとされる郵便不正事件での取り調べとの類似点を指摘した。
   ・・・以後略・・・

本日、私が関与する東京地検特捜部の裁判がありました。
この中で、特捜部から提出された資料に、偽造ではないかと思われる資料が証拠とされて提出されました。
判断は裁判官に任されますが、裁判で偽造と主張される資料を堂々と出してきます。
これもまた現実です。

私は多くのマスコミの方とおつきあいがありますが、色々問題があります。
「晴彦日記」にコメントされた記事も事実も事実でない事も書いてあります。
肯定も否定もしませんが、何年か経つと、また直接会ってお話しすると、何が事実で、何が事実でないかがわかってもらえます。
世間の方はすぐには信じてもらえない事も多いですけど。。。
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